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2010年02月28日

『YEC若者シンポジウム2010』に行ってきました

本日は、静岡の若者の社会参画活性化を考える『YEC若者シンポジウム2010』に行ってきました。

プログラムは、第1部:放送大学教 宮本みち子先生の基調講演、第2部:静岡県立大学 津富先生のコーディネートによるパネルディスカッション、第3部:「静岡の若者の「社会参画を活性化するために」をテーマとしたワークショップの3部構成。ということで、忘れないように順を追って備忘録を…

第1部は、『若者の「参画」が社会を変える』という演題での宮本みち子先生による基調講演。経済・社会環境変化により、多くの先進国で青少年や若者が夢を持てなくなっているのは共通の課題ではあるが、特に問題なのは、日本については課題に対しての認識が浅く、且つ遅れていることを指摘。スウェーデンやイギリスでの青年政策の具体的な事例をご説明いただきました。

先生の講演で、特に印象に残っているキーワードは2つ。第1は、ノンフォーマルエデュケーションの重要性。第2は、シニアデモクラシーを変えていかなくては継続性のある社会は作れないというコメント。う~ん、2つとも胸にズシンと響きました。

『YEC若者シンポジウム2010』に行ってきました
※宮本みち子先生、講演の図。


第2部は、パネルディスカッション。パネリストは、宮本みち子さん(放送大学)、藤井基貴さん(静岡大学)、久米昭洋さん(静岡県教育委員会)、高校生の望月さんと矢部さん、県大生の若林君の計6名+コーディネーターの津富先生。時間が短かったのが残念だけど、特に2人の高校生がしっかりしていたのが印象的だったし、心強かったですね。

矢部さんが、「今日、社会参画に関するシンポジウムがある」と高校の先生に説明したところ、「シンポジウムには興味を示さず、内申書に付けておくよ」と言われてがっかりしたと話してくれたことに、思わず「う~ん」と唸っちゃいました。

『YEC若者シンポジウム2010』に行ってきました
※パネルディスカッションは、こんな感じ。もう少し、時間があれば…


第3部のグループワークでは、「どんな社会にしたい?」をテーマに、高校生から中高年メンバーが7人程度のグループになり、意見をぶつけ合いました。大学生からは「周囲の出来事に興味を持たない友人が多い」とのコメントが…

ちなみに私自身は、「老若男女、誰もが自分の足で立っていると実感できるような社会にしたい!」と思っています。

『YEC若者シンポジウム2010』に行ってきました
※グループワーク後、発表。

あっという間の4時間でしたが、ほんとに有意義なシンポジウムでした。YECのみなさん、お疲れ様でした&ありがとう!!


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Posted by オルベア at 20:56│Comments(0)日記
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