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2014年04月28日

起業希望者が半減

〜中小企業白書〜


政府は25日、2014年版の中小企業白書を閣議決定した。起業を希望する人が12年は約84万人で、1997年(約167万人)から半減したと指摘。「起業大国」の実現には、事業を始めた当初に税制優遇を受けられる制度の導入に加え、起業家の体験談を小学生の段階から聞く機会を設けるなど教育面の対策も必要だと指摘した。(中略)

開業率が低い理由を起業に関心がある人に聞いた調査では「生活が不安定になる」「失敗した際の安全網が整備されていない」などと生活面の不安を指摘する回答が多かった。(中略)

また、起業はリスクが高い印象が強いが、自宅で少ない費用により事業を始める場合も多いと説明。起業後の収入を安定させるため、本業を続けながら新事業を副業として手がける方法も選択肢として示した。

出所:2014年4月26日 静岡新聞 朝刊

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1997年との比較で半減か〜?!まぁ当時、バブル経済がはじけて以降「たった一度の人生、会社に依存するんじゃなく自分らしい生き方をするんだ!」なんていって起業するサラリーマンも多かったし…

まぁ、起業を推進するんだったら、小学生の頃から起業家の話を聞くのは効果があるかもしれないね。

そんな中、起業に関心がある人の「生活が不安定になる」「安全網の整備が必要なのでは…」という回答もよくわかる。私も会社をはじめて1〜2年は結構しんどかった。だからというわけじゃないけれど、本気で起業したい人は応援したいと思うものの、起業を勧めることはしないな〜。だって、覚悟が必要だし、たいへんだから…

とはいえ、サラリーマンを続けたとしてもリスクがないわけじゃない。一番怖いのは、変化を臨まない姿勢が最も高リスクだということを認識していないこと。


もし、政府が起業を推進するのであれば、先ずは、制度設計をする人自身が起業してみるっていうのはどうだろう?政策は、実体をよく知る人が作成するのが一番!?「最も起業に縁遠い人が、政策を作成している」なんていうことにならないためにも…、ネ!?


起業希望者が半減





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Posted by オルベア at 20:00│Comments(0)新聞記事
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