HOME

2008年09月09日

埋もれた「異能」発掘

~中卒または高卒のみに限定~


ユニークな製品やサービスを開発するには、他人と違う能力を持つ個性的な人材が必要だ。そんな「異能の人」をどう探すか。携帯電話向け情報配信大手のドワンゴはインターネット掲示板を使って埋もれた才能を発掘している。

「応募資格=中卒または高卒の方のみ。プログラム開発の能力がある方。日本語でなんとかコミュニケーションが取れる方。仕事内容=ソフトウェア開発またはサービス企画」-。今年4月、ネット掲示板の「2チャンネル」にこんな記事が掲載された。(中略)

「とんがった人材」はどこにいるのか。狙いを付けたのが、プログラマーなどネットに詳しい人々が多く集まるネット掲示板だ。

「普通の就職情報サイトを見ていないネット掲示板の“住人”が食いつくはず」という読みは的中。07年は春と秋の募集で合計6人を採用。今春の3次募集では過去最多の25人が応募し、7人を採用した。思惑通り「異能の人材」が集まった。(後略)

出所:9月8日 日本経済新聞

    -----------------------------------------------------------------------------

昨今、企業の採用活動では、ネット上の『就職サイト』への求人情報掲出は企業の採用活動の必要条件と言われている。

そんなこともあって、就活をおこなうほとんどの大学生等は『就職サイト』への登録をしている。

確かに『就職サイト』は便利ではあるが、私自身、『就職サイト』への過度の依存は、求職者・企業双方にとってのデメリットになると考えている。理由は、『就職サイト』には、学生が見たい全ての情報(企業)が網羅されているわけではないから…。

採用にさほどコストのかけられない企業は、『就職サイト』に情報を掲出出来ないし、学生は、『就職サイト』に掲載された企業の中からしか、ターゲットとなる企業を決めざるを得ない様な状況が起こっている(と言われている)。まぁ、実際には、別な方法で採用を決める企業・学生もたくさんいるわけだが…。

少なくとも多くの企業と学生が、『就職サイト』を使うことが、昨今の就活のベンチマークだと刷り込まれている中、それ以外の採用方法の模索がされないままあきらめの境地に至ってしまう現実がすごく気になる。


ということで、企業の採用活動、「工夫の仕方により、まだまだいろんな方法が考えられるヨ!」という記事の紹介でした。

埋もれた「異能」発掘


同じカテゴリー(新聞記事)の記事画像
若年女性の流出問題を考える
“納得”するまで、就活をがんばる?!
ファミマ、ユニー統合交渉
損保ジャパン日本興亜、仏再保険に1100億円出資
非正規から正社員、4~6月100万人
「転職検討」20代男性51%
同じカテゴリー(新聞記事)の記事
 若年女性の流出問題を考える (2016-08-14 13:52)
 “納得”するまで、就活をがんばる?! (2015-09-11 17:31)
 ファミマ、ユニー統合交渉 (2015-03-07 08:09)
 損保ジャパン日本興亜、仏再保険に1100億円出資 (2015-03-06 20:24)
 非正規から正社員、4~6月100万人 (2014-09-09 19:30)
 「転職検討」20代男性51% (2014-08-19 19:30)

Posted by オルベア at 19:00│Comments(0)新聞記事
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
埋もれた「異能」発掘
    コメント(0)