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2007年08月10日

女性課長わすか3.6%

~厚生労働省調査 企業「人材いない」~


企業の管理職に占める女性の割合は3年前にくらべ微増しているものの、課長級で3.6%、部長級では2.0%にとどまっていることが9日、厚生労働省の調査で分かった。

女性管理職の少ない企業に理由を聞くと「知識や判断力がある女性がいない」が最多だった。(後略)

出所:8月10日 静岡新聞 朝刊

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管理職になることが目的じゃない、なんて人も結構いるんだろうけど…。何故、女性の管理職って少ないいんだろう?

新卒の採用試験までは『女性の方が圧倒的に優秀だ』と言われているのに…。

それと「知識や判断力がある女性が少ない」から、という企業の女性管理職を登用しない理由も気になる。本人の原因なのか?社員教育を怠ってきたつけなのか?はたまた企業風土の問題なのか?

「いやいや、大手企業中心に企業の女性登用の動きは進んでる」なんて声も聞こえてきそう。問題は企業の体制じゃなく、家庭の中の夫婦の役割分担の問題なのかも…


理由はともかく、世の中には男と女しかいないのに、女性管理職が3.6%って少々アンバランスな気がするのは、僕だけじゃないですよネ!?

女性課長わすか3.6%


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Posted by オルベア at 08:39│Comments(6)新聞記事
この記事へのコメント
私は、企業風土のように思います。
以前の会社は大手ではありませんが、女性管理職中心の文化でしたので
あまり多いですとか、少ないですとか感じた事はありませんでした。
取引先からも、法的に女性に不向きの職種(重量物の取扱等)を除いては、
「今まで男性がやっていたから」という回答で男性の管理職者を
探す事が多いです。
逆に、女性にしか出来ない職種(化粧品やアパレルの販売など)や文化も
あるかと思います。
その中で男性が管理職につく事は難しい事のように思います。
いづれにしましても現在の日本社会においては、男女不問で管理職の魅力がなくなり管理職につきたがらない人が増えているのはもっと困った事ですね。
Posted by Jericho Yoshi at 2007年08月11日 16:10
Jericho Yoshiさん

以前の会社、目一杯大手ですよ!(笑)
まぁ、規模はさておき、人材系の会社は男女の区別が無い(むしろ女性の方が勢いがある)ので、この手の記事には違和感すら感じますよね。

リーダーの資質は、性別で測られるもんじゃないでしょうし…

「欲しい管理職がいない」「管理職にはなりたくない」等、労使双方のミスマッチはここにも現れてきているようです。
Posted by オルベア at 2007年08月14日 09:57
以前1部上場の企業に勤めていました。女性は結婚してやめるから 今以上の業務(同期男性の同等業務)は任せられないという上司のK課長を6~7年説得し続けました。しかし私の根気負け。転属願いが認められ14年間設計からIT部門へ移動しました。

清水の舞台から飛び降りるつもりでの移動でしたが、運良く前の職場がある工場のIT担当となり K課長(既にK部長に昇格していた)と ちょっと対等に業務の話ができる事になりました。

2000年問題対応後、自己都合で退職。2年半無職後、今の自動社部品の会社に就職。230人ほどの規模ですが、課長職を1年9ヶ月過ぎました。

今の会社に入社した時、女性という理由で募集時の賃金より1万円基本給を減らされました。

私が課長になる時も会社始まって依頼の昇格だと言われ広告塔の役割も期待されていましす。係長時代の残業時間を下回ることなく、時間外業務は、月に100時間超えることもよくある。それでも 担当業務が増えてくる。役付の女性は、他にいません。

こんな経験の中で思う事は、
女性差別は、どこにでもある。それは女、男から問わずです。
そんな中で大まかに2種類の人に分かれている様に思える。

①自分で業務を計画し実行しようとする人
②やりたくない業務を他人に振る人。

①は、私生活がなくなるが自己満足がある。②は、知恵があり私生活が充実する。

私は、①も②も魅力がある。でも、賃金で言うなら、①は、しことを男性の5倍がんばって、男性と同等に成れるかもしないが超える事は、難しいと思えるので②を選択したい。

課長のフォローは、副部長や部長が行うしかないと思うが器量のない上司ならあきらめるしかない。

そんな状況を係長以下の賢い社員達は、課長になりたがらないと言うのも納得できる気がします。

ちなみに今設計業務もしていますが、親会社や取引会社で設計屋(CADオペレータではない)で女性を見たことは残念ながらないです。

読んでいただいてありがとうございます。長くなりすいません。
Posted by Karen at 2007年09月29日 21:41
Karenさん

コメント、ありがとうございます。
男性だけでなく女性からも差別があるとのコメント、その通りだと思います。

そんな中、僕は2種類じゃなく、もう一種類つけ加えたいと思います。

③その人がリーダーになることにより、組織全体の生産性が上がり、社内外で認められる。結果、評価基準は成果の有無で区別されるようになる。

これからは、そんな会社が伸びていくんじゃないでしょうか?


また、遊びにいらしてくださいネ。
Posted by オルベア at 2007年09月30日 10:49
オルペアさん

③の「評価基準は成果の有無で区別されるようになる」は、得に素敵だと思います。

現実には、我社に③は存在していません。私は、ポリテクセンター出身ですが、後輩達には我社を推薦していません。オルペアさんのおしゃる様に我社に将来がないと思っているからです。

日々の業務に追われていたためか忘れていました。この事を思い出しました。ありがとうございます。

将来、我社に倒産の危機がきたとしたら、そこでやっと親会社からの「テコイレ」が入り切り売りなりしてそれなりに済んで行くと思います。

それでも、後悔しないように ここで私が出来ることをがんばってみようと決めたことを思い出しました。

気持ちが少し楽になりました。本当にありがとうございます。


それから、かなり本題からそれてしまってすいません。

「世の中には男と女しかいないのに、女性管理職が3.6%って少々アンバランス」と思っている人が少ないのでは ないでしょうか?

3.6%が問題と思っていない。ただ現実を受け入れるだけで問題意識がないのではないでしょうか?

家庭においても、冠婚葬祭でも、夫婦においても 学校においても 地域生活においても 我を通すのは、エネルギーを消費します。ひとつひとつ説明・説得は仕切れないのはないでしょうか?

ただ全てあきらめるのではなく、私は、出来ことからやってみることにしています。

ですから、今回の様な問題提起をしていただいたことは、非常にうれしいです。

またまた、長くなりました。最後まで読んでいただいてありがとうございます。
Posted by Karen at 2007年09月30日 14:29
Karenさん

コメント、ありがとうございます。

③への賛同、ありがとうございます。こんな世の中ですが、僕は、個人の『自律』と周囲との『協調』が大事だと思ってます。この『協調』ってやつが特に難しいようですが…

また、遊びにいらしてください。
Posted by オルベア at 2007年10月01日 08:12
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