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2011年07月26日

7月末「内々定」4割どまり

~震災で採用擦ずれ込み~


来春入社の新卒採用で、主要企業54社のうち事実上の内定となる「内々定」を出し終えたか、7月末までに出し終えるのは計約4割であることが日本経済新聞の「採用活動に関する緊急調査」で分かった。東日本大震災で多くの企業が選考時期を遅らせたことが響いた。一般的には10月に正式内定を出すが、8月や9月に内々定を出す企業も計3割程度ある。採用活動はなお続きそうだ。(中略)

リクルートワークス研究員の徳永英子研究員は「例年だと大手企業の多くが7月には内々定を出し終えて採用活動にメドを付ける。だが今年は準大手・中堅も含め8月以降も選考を続ける企業が目立つ」と指摘する。

採用計画数に対する内々定者の比率(採用計画充足率)が90%程度、100%程度、100%超の企業は計41社。このうち8月以降も内々定を出す企業が15社あった。

出所:7月24日 日本経済新聞

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ここ何年か、就活は早期化と長期化が進んでいるけれど、今年は、震災の影響で、例年以上に長期化が進んでいるようだ。

しかも、昨今の就活サイト中心の就活は、「上手い鉄砲を数撃たなくちゃ当たらない!」ということで、長期化しているだけでなく、「一次選考が通った~!」「お祈りメールが届いた…」と、気分の浮き沈みはジェットコースターの様。

う~ん、昨今の就活の仕組み、やっぱり大きな問題を抱えていると思う。正直、僕が同じ立場だったら「テンション保ち続けられるだろうか…」と考えてしまう。

とはいえ、まだ内定を獲得できていない学生には、現在のルールの中で頑張ってもらうしかないのが現実。

彼ら・彼女らには、「もうひとがんばりして~!!」とエールを送りたい。

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Posted by オルベア at 22:29│Comments(0)新聞記事
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