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2008年04月28日

フリーター11万人削減

~10年までに170万人に~


厚生労働省は22日、経済成長に弾みをつける戦略として検討している「新雇用戦略」の原案を自民党に示した。今後3年間を雇用対策の重点期間に設定。企業の試験的な雇用の拡大などで2010年までにフリーターの数をいまより11万人少ない170万人に減らすといった削減目標を掲げた。(中略)

具体策としては、企業がフリーターなどを試しに雇い入れて採用につなげる「トライアル雇用制度」を拡充する。現在は35歳未満を雇い入れた際に助成金を支給しているが、対象を30代後半まで広げる。企業内などでの職業訓練の成果を公的に証明する「ジョブカード制度」も、高齢者向けに広げて利用者を増やす。

地域に根ざした就職支援をするため、都道府県と国が協力して仕事を紹介する「ふるさとハローワーク(仮称)」を各地で立ち上げる計画も掲げた。

出所:4月23日 日本経済新聞

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なるほど、厚生労働省のフリーター削減戦略に関する記事ですね。非正規雇用は、社会問題になっていることも含み、反対する人は少ないだろう。僕も賛成!?

で、僕は、フリーター増加の原因は「1.フリーター個人の意識の問題」「2.労働市場の問題」と大きく2つに分かれると思ってるんだけど…。

今回の戦略で「1.個人の意識」の問題に関しては、前進しているように感じるけれど、「2.労働市場の問題」に関しては…。目的の趣旨から言えば、「削減された11万人を正規社員にする」ということだよね。

フリーターやパートは、現代日本の産業構造の中にしっかり組み込まれた『仕組み』だから、若者の職業意識の向上だけでは、目標達成は出来ないハズ…。

目標設定したからには、是非とも目標達成の具体的なシナリオを描いてくれることを期待したいモノです。

フリーター11万人削減


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Posted by オルベア at 12:45│Comments(0)新聞記事
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