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2008年08月23日

ナタリー・デュトレイト

~「健常者と戦う」夢 目標に~


北京五輪で初めて採用された水泳のオープンウオーター。女子10Kmの「水泳のマラソン」をナタリー・デュトレイトは両腕のかきと右足のキックだけで泳ぎ切った。

ケープタウン生まれの24歳は、兄の影響で水泳を始めた。16歳で2000年シドニー五輪出場を狙うほどの実力者だったが、01年2月に悲劇に見舞われた。練習後にスクーターで学校に向かう途中、自動車にはねられれたのだ。数日後、左足のひざ下を切断。普通ならここで、五輪への道は途絶える。(中略)

デュトレイトが心に刻む言葉がある。「悲劇とは、ゴールにたどり着けないことではない。たどり着こうとするゴールを持たないことだ」

デュトレイトには明確なゴールがある。ゴールを定めて生きてきた。これはこれからも変わらない。だから、悲劇のヒロインではない。(後略)

出所:8月21日 日本経済新聞

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う~ん、しびれますね。ナタリー・デュトレイト、スゴイの一言です。

最初に考えたのは、「僕が同じ立場に立ったらどうしただろう?」ということ。将来を嘱望されていた自分にどうしようもない悲劇が訪れたとしたら…。う~ん、まったくイメージできませんでした。普通だったら、絶望感でいっぱいになり一歩も前に進めなくなっちゃうでしょうね。

そんな中、デュトレイトが心に刻んでいるという「悲劇とは、ゴールにたどり着けないことではない。たどり着こうとするゴールを持たないことだ」という言葉、僕も心に刻んでおこうと思います。

デュトレイトが、この言葉にたどり着くまでには、いろんな悲しみや迷いがあっただろうことを想像すると、ホントに重たい言葉だと思います。


いろいろあるから人生なんですよね。ゴールへにたどり着くことが目的なんじゃない。ゴールにたどり着くための努力のプロセス自体が大切なんだと感じさせてくれた記事でした。

ナタリー・デュトレイト


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Posted by オルベア at 22:15│Comments(0)日記
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