2015年11月14日
フリーランスの生き方
~静岡県立大学“キャリア概論”にて~
10月末のとある水曜日、静岡県立大学のキャリア概論という授業で、“フリーランスの生き方”をテーマにお話をさせていただいた。
私が、フリーランスという働き方を選んで起業したのが2002年。その2年後の2004年に同大学の津富先生にお声掛けいただいたのがはじまりで、以来10年にわたりこのような機会をいただいている。呼んでいただいたことに感謝すると共に、「(今回のテーマでもある)フリーランスという働き方で、よく続けてこられたな~」などと、物思いに耽ったりして…(遠い目
で、今回の授業なのだが、フリーランスという働き方を選んだ人を出来るだけたくさん紹介することを心がけた。というのも、「就職するなら、絶対、正社員じゃなきゃイヤ!」と言っている学生に「正社員以外の選択肢は?フリーランスって知っている?」と質問すると、「わかりませ~ん?」と答えるケースがほとんど。いろいろな選択肢があることを知る中で「やっぱり、正社員!」だったら解かるけど、何の根拠もなく「絶対、正社員!」と考えている学生(親も含む)に「何かの気づきが与えられたらいいな~」と考えたワケ。
紹介するフリーランサーについて、最初は「“学生たちと比較的年齢が近い若手”や“話題性のある人”もアリかな~?!」とも思ったのだが、いろいろ考えて“現在の仕事で、ちゃんと食べている人(?)”にアンケートを通して、フリーランスになったキッカケや現在の気持ち等をお聴きすることにした。
今回お声がけした6名は、みなさん私の友人・知人なので“現在の仕事”は、知っていたが、フリーランスになったキッカケは“会社の倒産により、やむを得ず…”“会社に自分の居場所がなくなったと感じて…”“自分のやり方で仕事をしたいと独立”など様々、且つ素晴らしいコメントを寄せてくれた。
この内容であれば、学生たちが「こんな働き方(選択肢)もあるんだ!」と認識してくれるだろうと、満を持して授業に臨んだ。
終了後の学生達のレポートを読むと「人生は一度きりであること、人間には寿命があること、更には会社にも寿命があることを知りました。フリーランスは、全てが自分に返るというのがとても納得できました」「“安定”は自分自身で創るもの、他力本願の“安定”は存在しない。たいへんでも自分の選んだ仕事をすることで、生きていることを実感したい!」「一度就いた仕事は一生続けて行かなければならないと思っていたが、一度しかない人生なのだからその時“やりたい”と思ったことを選べばいいんだと前向きな気持ちになれた!」「フリーランスの方々の話を聞いて多くの人が“やりがい”という言葉を使っていました。仕事をする上で収入はとても大切なものだけど、それ以上に“やりがい”は自分の人生にとっても大切なものだと感じました」等、我が意を得たりのコメントもあったのだが…。
その一方で、「フリーランスで成功しているみなさんは、好きな事を仕事にしていて楽しそう。選択肢の一つに加えようと思った」「無理して企業に雇われ続けなければならないわけじゃない事が分かったので、気が楽になった」などのコメントも多かった。う〜ん、雇われる働き方以外の選択肢があることまでは、伝わっている様なのだけど…。
今回紹介したみなさんは、私も含み成功者なんかじゃないし、好んでフリーランスを選んだ人ばかりでもない。とはいえ、今は“もがき続けて生きること”を楽しめている人達。だからこそ、フリーランサーのみなさんからのアンケートでは「もし、時間を遡って同じ岐路に立ったら、きっと同様の決断をするだろう」などというコメントをいただけたのだと思う。学生達との間に、齟齬を感じた理由は“最低限、食べていかなくてはならない”という前提条件が共有出来ていなかったからなんだろう。
そんな中、私が今後、学生に“フリーランスの生き方”を伝える際のヒントになると思えた学生の感想が…
“フリーランス”というのは、最初「ひとりひとりが社長のようだな」と思いました
よく考えたら“フリーランス”は、自分で自分の人生をマネジメントしているのだから、自分が人生におけるコンダクターであり社長であるのだと感じました
この感想を読んで、「フリーランスだから、自分の人生のコンダクターなの?」という素朴な疑問が沸いた。フリーランスだろうとサラリーマンだろうと、自分の人生のコンダクターは自分自身だよね!
ということで、「今後も“働くこと”について、学生達に問題提起を続けていこう!」と決意を新たにした次第です。
To continue

10月末のとある水曜日、静岡県立大学のキャリア概論という授業で、“フリーランスの生き方”をテーマにお話をさせていただいた。
私が、フリーランスという働き方を選んで起業したのが2002年。その2年後の2004年に同大学の津富先生にお声掛けいただいたのがはじまりで、以来10年にわたりこのような機会をいただいている。呼んでいただいたことに感謝すると共に、「(今回のテーマでもある)フリーランスという働き方で、よく続けてこられたな~」などと、物思いに耽ったりして…(遠い目
で、今回の授業なのだが、フリーランスという働き方を選んだ人を出来るだけたくさん紹介することを心がけた。というのも、「就職するなら、絶対、正社員じゃなきゃイヤ!」と言っている学生に「正社員以外の選択肢は?フリーランスって知っている?」と質問すると、「わかりませ~ん?」と答えるケースがほとんど。いろいろな選択肢があることを知る中で「やっぱり、正社員!」だったら解かるけど、何の根拠もなく「絶対、正社員!」と考えている学生(親も含む)に「何かの気づきが与えられたらいいな~」と考えたワケ。
紹介するフリーランサーについて、最初は「“学生たちと比較的年齢が近い若手”や“話題性のある人”もアリかな~?!」とも思ったのだが、いろいろ考えて“現在の仕事で、ちゃんと食べている人(?)”にアンケートを通して、フリーランスになったキッカケや現在の気持ち等をお聴きすることにした。
今回お声がけした6名は、みなさん私の友人・知人なので“現在の仕事”は、知っていたが、フリーランスになったキッカケは“会社の倒産により、やむを得ず…”“会社に自分の居場所がなくなったと感じて…”“自分のやり方で仕事をしたいと独立”など様々、且つ素晴らしいコメントを寄せてくれた。
この内容であれば、学生たちが「こんな働き方(選択肢)もあるんだ!」と認識してくれるだろうと、満を持して授業に臨んだ。
終了後の学生達のレポートを読むと「人生は一度きりであること、人間には寿命があること、更には会社にも寿命があることを知りました。フリーランスは、全てが自分に返るというのがとても納得できました」「“安定”は自分自身で創るもの、他力本願の“安定”は存在しない。たいへんでも自分の選んだ仕事をすることで、生きていることを実感したい!」「一度就いた仕事は一生続けて行かなければならないと思っていたが、一度しかない人生なのだからその時“やりたい”と思ったことを選べばいいんだと前向きな気持ちになれた!」「フリーランスの方々の話を聞いて多くの人が“やりがい”という言葉を使っていました。仕事をする上で収入はとても大切なものだけど、それ以上に“やりがい”は自分の人生にとっても大切なものだと感じました」等、我が意を得たりのコメントもあったのだが…。
その一方で、「フリーランスで成功しているみなさんは、好きな事を仕事にしていて楽しそう。選択肢の一つに加えようと思った」「無理して企業に雇われ続けなければならないわけじゃない事が分かったので、気が楽になった」などのコメントも多かった。う〜ん、雇われる働き方以外の選択肢があることまでは、伝わっている様なのだけど…。
今回紹介したみなさんは、私も含み成功者なんかじゃないし、好んでフリーランスを選んだ人ばかりでもない。とはいえ、今は“もがき続けて生きること”を楽しめている人達。だからこそ、フリーランサーのみなさんからのアンケートでは「もし、時間を遡って同じ岐路に立ったら、きっと同様の決断をするだろう」などというコメントをいただけたのだと思う。学生達との間に、齟齬を感じた理由は“最低限、食べていかなくてはならない”という前提条件が共有出来ていなかったからなんだろう。
そんな中、私が今後、学生に“フリーランスの生き方”を伝える際のヒントになると思えた学生の感想が…
“フリーランス”というのは、最初「ひとりひとりが社長のようだな」と思いました
よく考えたら“フリーランス”は、自分で自分の人生をマネジメントしているのだから、自分が人生におけるコンダクターであり社長であるのだと感じました
この感想を読んで、「フリーランスだから、自分の人生のコンダクターなの?」という素朴な疑問が沸いた。フリーランスだろうとサラリーマンだろうと、自分の人生のコンダクターは自分自身だよね!
ということで、「今後も“働くこと”について、学生達に問題提起を続けていこう!」と決意を新たにした次第です。
To continue

キャリアについて考える意味 Vol.5
キャリアについて考える意味 Vol.4
キャリアについて考える意味 Vol.3
キャリアについて考える意味 Vol.2
キャリアについて考える意味 Vol.1
キャリア開発論、終了!!
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キャリアについて考える意味 Vol.3
キャリアについて考える意味 Vol.2
キャリアについて考える意味 Vol.1
キャリア開発論、終了!!