2009年04月21日
無趣味のすすめ
村上龍 著
村上龍の小説は読まないけれど、氏の考え方は好きで、この手の新刊が出るとついつい買ってしまう。で、特に「そうだよな~」と思った箇所を、書き残しておこう。
■理想的なビジネスパートナー
一人でも充分やっていける人同士が信頼とビジョンを共有することで、初めて理想的なビジネスパートナーとしての一歩を踏み出すことが出来る。
■どんな本を読めばいいでしょうか、と他人に聞くような人は最初から可能性がない
読書が重要なのではない。自分は今どんな情報に飢えているのか、それがわかれば目標は8割方達成されたも同然だろう。
■ダメなリーダーに共通する特徴
ダメなリーダーは、訓辞や演説において主語と述語がはっきりせず修飾語を多用する。最近だと、「命がけで」「しっかりと」「きちんと」「粛々と」などが流行っているようだ。どう変えるのか、優先順位はどうなっているのか、結果が出なければどう責任をとるのか、そういった具体的なことを言わないリーダーは信頼できない。
■決定権と責任を持つポストを与えられて喜んでいる人を信用してはいけない
優秀で、現状の困難さをわかっている人ほど、責任と決定権を与えられたときには、憂鬱になるはずだから。
■何かを得ることができるのは、挑戦する価値があることに全力で取り組んだ場合だけ
たいていの人は、挑戦する価値のある機会に遭遇できない。何に挑戦すればいいのかもわからない。挑戦できる何かと出会うための条件は「飢え」だ。
てな感じで、結構楽しめたのですが、1時間程度で読めちゃう本に1,200円は…。
まぁ、いいことたくさん書いてあったんで良しとしよう!!

村上龍の小説は読まないけれど、氏の考え方は好きで、この手の新刊が出るとついつい買ってしまう。で、特に「そうだよな~」と思った箇所を、書き残しておこう。
■理想的なビジネスパートナー
一人でも充分やっていける人同士が信頼とビジョンを共有することで、初めて理想的なビジネスパートナーとしての一歩を踏み出すことが出来る。
■どんな本を読めばいいでしょうか、と他人に聞くような人は最初から可能性がない
読書が重要なのではない。自分は今どんな情報に飢えているのか、それがわかれば目標は8割方達成されたも同然だろう。
■ダメなリーダーに共通する特徴
ダメなリーダーは、訓辞や演説において主語と述語がはっきりせず修飾語を多用する。最近だと、「命がけで」「しっかりと」「きちんと」「粛々と」などが流行っているようだ。どう変えるのか、優先順位はどうなっているのか、結果が出なければどう責任をとるのか、そういった具体的なことを言わないリーダーは信頼できない。
■決定権と責任を持つポストを与えられて喜んでいる人を信用してはいけない
優秀で、現状の困難さをわかっている人ほど、責任と決定権を与えられたときには、憂鬱になるはずだから。
■何かを得ることができるのは、挑戦する価値があることに全力で取り組んだ場合だけ
たいていの人は、挑戦する価値のある機会に遭遇できない。何に挑戦すればいいのかもわからない。挑戦できる何かと出会うための条件は「飢え」だ。
てな感じで、結構楽しめたのですが、1時間程度で読めちゃう本に1,200円は…。
まぁ、いいことたくさん書いてあったんで良しとしよう!!

Posted by オルベア at 21:00│Comments(2)
│書評
この記事へのコメント
先日はありがとうございました。
村上龍の本、オルペアさんのコメントだけで、読んだ気になりました。
なんか、当たり前すぎてつまらないですね。(ゴメンなさい。)
でも、現実は?
それに、「無趣味のすすめ」って、
■の部分とどうリンクするんでしょう?
村上龍の本、オルペアさんのコメントだけで、読んだ気になりました。
なんか、当たり前すぎてつまらないですね。(ゴメンなさい。)
でも、現実は?
それに、「無趣味のすすめ」って、
■の部分とどうリンクするんでしょう?
Posted by kittsan
at 2009年04月26日 09:56

kittsanさん
コメント、ありがとうございます。また、先日はこちらこそ、ありがとうございました。
村上龍の本、「当たり前」のコトばかりですが、多くの日本人人は、この「当たり前」に関する共通認識が無いのも事実…。だから、「この手の本のマーケットが成立するんだろうな~」と思います。
ちなみに、この本、月刊ゲーテのエッセーをまとめたモノで、「無趣味のすすめ」は一番目のエッセー。■の中にはリンクする文書はありません…(汗
コメント、ありがとうございます。また、先日はこちらこそ、ありがとうございました。
村上龍の本、「当たり前」のコトばかりですが、多くの日本人人は、この「当たり前」に関する共通認識が無いのも事実…。だから、「この手の本のマーケットが成立するんだろうな~」と思います。
ちなみに、この本、月刊ゲーテのエッセーをまとめたモノで、「無趣味のすすめ」は一番目のエッセー。■の中にはリンクする文書はありません…(汗
Posted by オルベア
at 2009年04月27日 07:59
