2009年06月01日
自分の仕事を作る
西村佳哲 著
著者の西村佳哲氏が、モノ作り(所謂、クリエイティブ)の現場を訪れ、『働くことの意味』を考えるという本。
『1.働き方がちがうから結果もちがう』『他人事の仕事と「自分の仕事」』『「ワークデザイン」の発見』の3つの章に分かれている。1章と2章は、こだわりを持って働く人たちをフォーカスしているし、それぞれの人の仕事観も参考になるのだが…。
個人的には、西村氏自身が考える『働くことの意味』を綴った、『3「ワーク・デザイン」の発見』が好きかな…?!「書籍全体のまとまり」という観点から言うとちょっと唐突な感じがするけれど…。
氏もかつては、会社に籍を置いていたこともあるようで、「会社にいる時は、よく会社のグチを口にする上司や中堅社員の姿を見かけた。そうした人ほど、いつまでも会社を辞めようとしない。グチをつぶやく心の裏側には、会社への期待感がある。しかし、いったい何を期待しているのだろう。そもそも期待すべき対象は自分自身であって、会社ではないのでは?」なんてコトが書いてある。
そんな記載を見て、「意味のある仕事」と「意味の無い仕事」があるのではなく、働き手が「働くことの意味を見いだせるか否か?」なんだよね~、などと思わせてくれる本でした。

著者の西村佳哲氏が、モノ作り(所謂、クリエイティブ)の現場を訪れ、『働くことの意味』を考えるという本。
『1.働き方がちがうから結果もちがう』『他人事の仕事と「自分の仕事」』『「ワークデザイン」の発見』の3つの章に分かれている。1章と2章は、こだわりを持って働く人たちをフォーカスしているし、それぞれの人の仕事観も参考になるのだが…。
個人的には、西村氏自身が考える『働くことの意味』を綴った、『3「ワーク・デザイン」の発見』が好きかな…?!「書籍全体のまとまり」という観点から言うとちょっと唐突な感じがするけれど…。
氏もかつては、会社に籍を置いていたこともあるようで、「会社にいる時は、よく会社のグチを口にする上司や中堅社員の姿を見かけた。そうした人ほど、いつまでも会社を辞めようとしない。グチをつぶやく心の裏側には、会社への期待感がある。しかし、いったい何を期待しているのだろう。そもそも期待すべき対象は自分自身であって、会社ではないのでは?」なんてコトが書いてある。
そんな記載を見て、「意味のある仕事」と「意味の無い仕事」があるのではなく、働き手が「働くことの意味を見いだせるか否か?」なんだよね~、などと思わせてくれる本でした。

Posted by オルベア at 21:00│Comments(0)
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