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2010年01月09日

子どもの権利条約と子どもの参加

~若者の社会参加の活性化にむけて~

『若者エンパワメント委員会(YEC)』※が主催する講演会&ワークショップに参加しました。

第1部は、荒牧重人先生の講演。『子どもの権利条約と子どもの参加』という演題でお話をしてくださいました。背景にあるのは、子どもたちの自己肯定感の低下…。ということで、特に心に残った部分を自分のコトバで残しておこうと思います。

■「社会において大人と子どもは対等な関係でない」ことを認識することが大切
確かに…。子どもの参加を促す際「この場は、対等な関係なんだから遠慮するな!」なんて言った時点で、子どもたちはその場に壁を作ってしまうかもしれないな~

■大人がレールを敷いちゃだめ
大人たちが落とし所をイメージしちゃうこと自体が、大人による子どもの取り込みだし、その時点で、子どもは「自分はあてにされてない…」って思っちゃう

■参加への支援について
子どもの力を確信し、信頼し、あてにすることが大切。参加後に「ダメなことに気づく子ども」を評価しがちだけど、「反省会」なんかいらない。「何が出来るようになったのか?」が大切

荒牧先生の、ひとつひとつの話に、思わず「うん、うん」と頷いてしまいました。


第2部は、YECメンバーのファシリティトによるワークショップ。「静岡の若者が自立心を持つためにやれることは何か?」ということを学生と社会人の混成チームで考えた。コチラに関しても有意義、且つ楽しい時間を過ごすことが出来ました。


2月28日には、別な企画もあるようなので興味を持った方は参加してみては如何でしょ?

静岡の若者
社会参画活性化を考える
公開シンポジウム


【日時】2010年2月28日(土)13:00~17:00
【場所】もくせい会館
【内容】①基調講演:宮本みち子氏(放送大学)
②シンポジウム:宮本みち子・両角達平(YEC)・静岡県教育委員会、他
③ワークショップ:静岡の若者の社会参画活性化をするために
【参加費用】無料
【定員】100名
【申込先】yec.infomation@gmail.com
【参加方法】件名に「YECシンポジウム」と記載し、名前・所属を明記して上記アドレスまでメール

※『若者エンパワメント委員会(YEC)』:2009年静岡県立大学の学生と教員が静岡の若者の社会参加の活性化をするための「場」や「しくみ」を創り出すことを目的として設立された団体。


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Posted by オルベア at 23:19│Comments(2)日記
この記事へのコメント
杉山さん

先日はお忙しい中、わざわざお越しいただきありがとうございました。

杉山さんのように人材育成を実際に行っているかたに来ていただけたことは有意義だったと思っています。

>■「社会において大人と子どもは対等な関係でない」ことを認識することが大切

僕もこれには共感しました。「平等に話そう!」なんて言っても、フラットな場は決して形成されません。しかしフラットな場は大切です。ではどのようにそれを実現するか。それが「ファシリテーション」だったんですね。
子どものレールを進ませること、子どもの参加を支援すること。これら3つすべてに関連するのが「ファシリテーション力」であり、改めてファシリテーションの重要性に気づけた一日となりました。

シンポジウムの告知もありがとうございます。

これからも何かとお世話になると思いますが、その際はぜひともよろしくお願いいたします。
Posted by 両角達平(YEC) at 2010年01月11日 19:55
タッペイ君

有意義なお話が聴けて感謝しています。ワークショップも楽しかったしね。

出来れば次回も参加したいと思っています。

こちらこそ、これからもよろしくね!
Posted by オルベア at 2010年01月11日 20:28
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子どもの権利条約と子どもの参加
    コメント(2)