2012年03月18日
シニア就業支援相談会にて
先週水曜日は、シルバー人材センター連合会さんのご依頼で、シニア就業支援相談会でカウンセラーを勤めさせていただいた。
最近は、学生のサポートが多いのだけど、僕のカウンセリングのルーツは1990年代中盤の中高年の再就職支援なのです。で、今回は、約3時間半の間に55歳~64歳の男女9名のお話しを聴かせていただいた。
シニアの相談の特徴は、働く目的が『お金』『社会貢献』『自己実現』『健康のため』等、千差万別であり、且つ本人がそれに気づいていないケースが多いということ。気づいていないというのは、ご本人は「『お金』のために働かなくちゃ…」と言うんだけど、よくよく話を聴いてみると、社会との繋がりを途切れさせたくないことが主目的だったりするということ。
私自身、昨今の雇用環境は、若者にとって厳しいモノになっているので、「『社会貢献』が働く目的なんだったら、雇用の場は若者に譲ってあげたら…」なんて言ってしまうこともあるのだけれど…。
ただ、厳しい現実に直面しているシニアも少なくないのも事実。今回も、「リストラされた後、起業したがうまくいかず契約社員で働いていたが、その会社も契約が切れてしまった」「セカンドキャリア支援制度に応募し、退職時期が迫っているが、次の仕事のメドが立っていない」等々、難しいご相談を受けました。
僕に出来ることは、課題を明確化することのお手伝いまで。具体的な解決策はご自身で考え・努力していただくしかないけれど、「どうしてよいかわからず落ち込んでいたけれど、少し元気が出ました!」とのコメントをもらい、少しは役に立てたかな…、と。
働くことは生きること。今更ながらですが、相談を受ける際は、「世代で一括りにするのではなく、ひとり一人の相談者としっかり向き合うことが大切だ!」と痛感しています。
最近は、学生のサポートが多いのだけど、僕のカウンセリングのルーツは1990年代中盤の中高年の再就職支援なのです。で、今回は、約3時間半の間に55歳~64歳の男女9名のお話しを聴かせていただいた。
シニアの相談の特徴は、働く目的が『お金』『社会貢献』『自己実現』『健康のため』等、千差万別であり、且つ本人がそれに気づいていないケースが多いということ。気づいていないというのは、ご本人は「『お金』のために働かなくちゃ…」と言うんだけど、よくよく話を聴いてみると、社会との繋がりを途切れさせたくないことが主目的だったりするということ。
私自身、昨今の雇用環境は、若者にとって厳しいモノになっているので、「『社会貢献』が働く目的なんだったら、雇用の場は若者に譲ってあげたら…」なんて言ってしまうこともあるのだけれど…。
ただ、厳しい現実に直面しているシニアも少なくないのも事実。今回も、「リストラされた後、起業したがうまくいかず契約社員で働いていたが、その会社も契約が切れてしまった」「セカンドキャリア支援制度に応募し、退職時期が迫っているが、次の仕事のメドが立っていない」等々、難しいご相談を受けました。
僕に出来ることは、課題を明確化することのお手伝いまで。具体的な解決策はご自身で考え・努力していただくしかないけれど、「どうしてよいかわからず落ち込んでいたけれど、少し元気が出ました!」とのコメントをもらい、少しは役に立てたかな…、と。
働くことは生きること。今更ながらですが、相談を受ける際は、「世代で一括りにするのではなく、ひとり一人の相談者としっかり向き合うことが大切だ!」と痛感しています。
キャリアについて考える意味 Vol.5
キャリアについて考える意味 Vol.4
キャリアについて考える意味 Vol.3
キャリアについて考える意味 Vol.2
キャリアについて考える意味 Vol.1
江副浩正
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Posted by オルベア at 23:15│Comments(0)
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