2007年02月17日
素直に喜べない…?!
就職内定率
高卒9年ぶり80%超す
県内は86.6%
今春卒業予定で就職を希望する高校生の就職内定率(2006年12月末現在)は前年同月比3.6ポイント増の81.5%で、1997年の同時期以来9年ぶりに80%を超えたことが16日、文部科学省の調査で分かった。静岡県は1.3ポイント増の86.6%だった。
内定率の上昇は4年連続。増加率も高い伸びが続いており、同省は「景気回復の加え、団塊世代の大量退職に備えた人材確保で、企業の採用意欲が強まっている」(児童生徒課)とみている。(後略)
出所:2月17日 静岡新聞
-----------------------------------------------------------------------------
1997年の同時期以来9年ぶりに高校生の就職内定率が80%を超えたって…!?
就職したい高校生が、就職できる環境に変化してきたってことについては喜んでいいんだろうけど、僕は両手を挙げては喜べない。というより、こういう見出しがコトの本質を見誤らせちゃうんじゃないだろうか?
実は、記事の最後の方に、児童生徒課のコメントとして、「就職率が上がったのは、少子化の中、大学などへの進学希望者が増え、相対的に高卒の有効求人倍率が上がったことも好調の要因…」とも書いてある。
文部科学省が、今回の『就職率のUP』と『進学希望者の増加』をどんな認識を持って見ているのかは書いてないけれど。
みなさんは、静岡県の高校生のうち就職希望者が22.7%(普通高校:10%、実業高校:50%)しかいないことを知っている?で、何の目的意識も持たないまま大学や専門学校に進学した学生たちが、結果、就職できないでいる現状を…。
ホントだったら、中学・高校時代に労働市場の全体像を見せなきゃならないんだと思う(見せ方の工夫は大前提だけどネ…)。
メディアからの情報の表面だけをさらうんじゃなく、何が起こっているのか?何が問題なのかを考えることが大切なんじゃない!?

記事とは何の関係もありませんが、先日、青山のホンダ本社ビルで撮ったジェンソン・バトンのヘルメットとウェアの写真です(何のこっちゃ…)。
高卒9年ぶり80%超す
県内は86.6%
今春卒業予定で就職を希望する高校生の就職内定率(2006年12月末現在)は前年同月比3.6ポイント増の81.5%で、1997年の同時期以来9年ぶりに80%を超えたことが16日、文部科学省の調査で分かった。静岡県は1.3ポイント増の86.6%だった。
内定率の上昇は4年連続。増加率も高い伸びが続いており、同省は「景気回復の加え、団塊世代の大量退職に備えた人材確保で、企業の採用意欲が強まっている」(児童生徒課)とみている。(後略)
出所:2月17日 静岡新聞
-----------------------------------------------------------------------------
1997年の同時期以来9年ぶりに高校生の就職内定率が80%を超えたって…!?
就職したい高校生が、就職できる環境に変化してきたってことについては喜んでいいんだろうけど、僕は両手を挙げては喜べない。というより、こういう見出しがコトの本質を見誤らせちゃうんじゃないだろうか?
実は、記事の最後の方に、児童生徒課のコメントとして、「就職率が上がったのは、少子化の中、大学などへの進学希望者が増え、相対的に高卒の有効求人倍率が上がったことも好調の要因…」とも書いてある。
文部科学省が、今回の『就職率のUP』と『進学希望者の増加』をどんな認識を持って見ているのかは書いてないけれど。
みなさんは、静岡県の高校生のうち就職希望者が22.7%(普通高校:10%、実業高校:50%)しかいないことを知っている?で、何の目的意識も持たないまま大学や専門学校に進学した学生たちが、結果、就職できないでいる現状を…。
ホントだったら、中学・高校時代に労働市場の全体像を見せなきゃならないんだと思う(見せ方の工夫は大前提だけどネ…)。
メディアからの情報の表面だけをさらうんじゃなく、何が起こっているのか?何が問題なのかを考えることが大切なんじゃない!?

記事とは何の関係もありませんが、先日、青山のホンダ本社ビルで撮ったジェンソン・バトンのヘルメットとウェアの写真です(何のこっちゃ…)。
キャリアについて考える意味 Vol.5
キャリアについて考える意味 Vol.4
キャリアについて考える意味 Vol.3
キャリアについて考える意味 Vol.2
キャリアについて考える意味 Vol.1
キャリア開発論、終了!!
キャリアについて考える意味 Vol.4
キャリアについて考える意味 Vol.3
キャリアについて考える意味 Vol.2
キャリアについて考える意味 Vol.1
キャリア開発論、終了!!
Posted by オルベア at 11:49│Comments(2)
│キャリア教育
この記事へのコメント
オルベアさん こんにちは。
親が自分の子供に対して、
自分がどんな仕事をしているのか。
なぜ、しているのか。
どんなふうにしているのか。
知らせていくところから、始めるべきだと思っています。
働く事の価値とか意義を踏まえて、自分のライフスタイルを組み立てられる知識を与えていくことが親の使命じゃないかな。
そこが一番基本ですよね。
その上で、学校や社会が後押ししていけたらいいのにと思いました。
親が自分の子供に対して、
自分がどんな仕事をしているのか。
なぜ、しているのか。
どんなふうにしているのか。
知らせていくところから、始めるべきだと思っています。
働く事の価値とか意義を踏まえて、自分のライフスタイルを組み立てられる知識を与えていくことが親の使命じゃないかな。
そこが一番基本ですよね。
その上で、学校や社会が後押ししていけたらいいのにと思いました。
Posted by ほんだ at 2007年02月17日 13:53
ほんださん、こんにちは。
そう、「まずは親から…」ですよね。
「シゴトつまんな~い」、なんて愚痴っている親に、現在の教育を批判する資格なんてありませんよネ!?
そう、「まずは親から…」ですよね。
「シゴトつまんな~い」、なんて愚痴っている親に、現在の教育を批判する資格なんてありませんよネ!?
Posted by オルベア at 2007年02月17日 14:23