2011年08月14日
コトラーのマーケティング3.0
~ソーシャル・メディア時代の新法則~
3.0シリーズ第2弾です!な~んてシリーズがあるわけでは無いのですが…。最近、コンピュータのVerみたいなタイトルが流行なのかな?最近読んだ、ダニエルピンクの本のタイトルも『モチベーション3.0』だった。
で、タイトルから想像できるように、マーケティングの進化の歴史を3段階に分け、それぞれの段階の特徴を解説すると共に、「3.0の時代には、企業は何をすべきか!」を提言している。
1.0の時代とは、産業革命後の工業化時代を指し、工場から生み出される製品をすべての潜在的購買者に売り込むことを目的としたマーケティングの時代。
2.0の時代は、情報技術が発達した現代を指す。消費者は類似の製品を比較する十分な情報を持っているため、マーケターは市場をセグメント化し、特定の標的市場に向けて他社より優れた製品を開発・販売しなくてはならない。
そして3.0の時代。顧客を受動的なターゲットとしてとらえる伝統的なマーケティング発想では、機能面での満足を充足できても精神面での満足を充足することが難しくなっており、マーケティングにもイノベーションが求められる段階が訪れていると説いている。
具体的な内容は、「グローバル化した今日の社会において企業が貢献するためには、人間の志や精神面にも目を向ける必要がある」等、所謂、マーケティング論の枠を大きく超え、企業理念や企業の存在意義を問うような提案が書かれてる。
ということで、タイトルだけ見るとマーケティングの専門書っぽく写るけど、マーケティングの専門家ではない私の様な人間にとっても、読みやすい本でした。

3.0シリーズ第2弾です!な~んてシリーズがあるわけでは無いのですが…。最近、コンピュータのVerみたいなタイトルが流行なのかな?最近読んだ、ダニエルピンクの本のタイトルも『モチベーション3.0』だった。
で、タイトルから想像できるように、マーケティングの進化の歴史を3段階に分け、それぞれの段階の特徴を解説すると共に、「3.0の時代には、企業は何をすべきか!」を提言している。
1.0の時代とは、産業革命後の工業化時代を指し、工場から生み出される製品をすべての潜在的購買者に売り込むことを目的としたマーケティングの時代。
2.0の時代は、情報技術が発達した現代を指す。消費者は類似の製品を比較する十分な情報を持っているため、マーケターは市場をセグメント化し、特定の標的市場に向けて他社より優れた製品を開発・販売しなくてはならない。
そして3.0の時代。顧客を受動的なターゲットとしてとらえる伝統的なマーケティング発想では、機能面での満足を充足できても精神面での満足を充足することが難しくなっており、マーケティングにもイノベーションが求められる段階が訪れていると説いている。
具体的な内容は、「グローバル化した今日の社会において企業が貢献するためには、人間の志や精神面にも目を向ける必要がある」等、所謂、マーケティング論の枠を大きく超え、企業理念や企業の存在意義を問うような提案が書かれてる。
ということで、タイトルだけ見るとマーケティングの専門書っぽく写るけど、マーケティングの専門家ではない私の様な人間にとっても、読みやすい本でした。

Posted by オルベア at 17:35│Comments(0)
│書評