2008年08月24日
優れた人材獲得が最高の買収
~武田薬品 長谷川社長~
「欧米流の企業の買収手法が正解とは限らない」。武田薬品工業の長谷川閑史社長は21日に大阪市の本社で開いた記者懇親会でこう語った。「欧米の製薬会社は買収直後に経営陣の入れ替えや人員削減をして企業価値を高めるが、そのやり方で研究開発力は維持できない」と断言する。
同社が今年5月に米バイオベンチャーを約88億ドルで買収した際には「最高経営責任者の残留を交渉の最重要事項として最初に確認した」。買収企業に役員を派遣する考えも当面ないという。「自社より優れた人材を得ることが最高の買収だ」と語り、米国での開発を成功させて買収の妥当性を世間に示す考えだ。
出所:8月22日 日本経済新聞
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う~ん、目先の「株価の時価総額」より「人材を活かすことが大切」っていう記事ですね。まったく同感です。
以前、吸収合併の際の社員のキャリア研修&カウンセリングをやったことがありますが、それは悲惨なモノでした。買収された側の社員のモチベーションが下がるのはもちろんのこと、買収した側の社員との確執が生まれ、組織の体をなさなくなり、会社としての求心力もなくなっちゃう…
目先の帳尻をあわせるんで、表面上は有益な買収や合併ってことになるわけですが…。これじゃ、会社は成長していけません。
武田薬品工業には、頑張っていただいて、是非とも長谷川社長の正当性を証明していただきたいですね。

「欧米流の企業の買収手法が正解とは限らない」。武田薬品工業の長谷川閑史社長は21日に大阪市の本社で開いた記者懇親会でこう語った。「欧米の製薬会社は買収直後に経営陣の入れ替えや人員削減をして企業価値を高めるが、そのやり方で研究開発力は維持できない」と断言する。
同社が今年5月に米バイオベンチャーを約88億ドルで買収した際には「最高経営責任者の残留を交渉の最重要事項として最初に確認した」。買収企業に役員を派遣する考えも当面ないという。「自社より優れた人材を得ることが最高の買収だ」と語り、米国での開発を成功させて買収の妥当性を世間に示す考えだ。
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Posted by オルベア at 12:30│Comments(0)
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