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2007年07月04日

フリーター3年連続減

~青少年白書 若者離職率は高水準~

高市早苗内閣府特命担当相(青少年育成担当)は29日の閣議で、2007年版「青少年の現状と対策」(青少年白書)を報告した。定職に就かないフリーターの数は04年から3年連続で減少したものの、大卒就職者の1/3以上が3年以内に最初の職場を離れるなど、若年層でなお離職率が高いことが分かった。このため、白書は働くことの意味を考える「キャリア教育」の重要性を訴えている。(中略)

白書は「若者がせっかく職を得ても、自ら抱いたイメージと現実が異なるなどの理由で、数年で辞めてしまう事態が生じている」と指摘。青少年が自分の個性や適性に合った職業を見つけられるよう、職場体験などのキャリア教育の推進が必要だとしている。

出所:6月29日 静岡新聞

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経済環境の好転の影響だろうか?フリーターが3年連続で減少しているとのこと、結構なことである。とはいえ、大卒就職者の離職率には歯止めがかかっておらず、記事ではそのことに憂慮している。

で、僕も概ね1/3以上の若者が3年以内に離職しちゃうことは心配だし、「離職しないで済めばいいのにな~」とは思うんだけど…

この手の話って、『離職するのは悪いこと!』『若者は根気がない!』ということをベースに語られるのが、僕は気に入らない(まぁ、少なからず根気が無いだけの若者もいるんだろうけれど…)。前向きな転職だったら3年以内に辞めることだってけっして悪くないし…

就職支援セミナーの講師なんかやってると、「そんなひどい会社じゃ、辞めざるを得ないよな~」なんて若い求職者に同情しちゃうケース、少なくないから…!?
会社自体にも浮き沈みがあるんだし、入ってみたら「こりゃとても定年(?)まで働く気になれない」って会社もあるわけで…。


若者へのキャリア教育と並行して「企業の実態調査の必要性もあるんじゃない?!」と思うのは僕だけだろうか?

フリーター3年連続減


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Posted by オルベア at 06:47│Comments(0)新聞記事
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