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2007年07月31日

イメージできない?!

ニッポンの教育
~評価で伸ばす~


10年間で月額10万円近い給与格差も-。“横並び”が基本だった国立大学教員給与に、民間では常識の「評価」の波が押し寄せている。岡山大学は今年度から、教員一人ひとりの貢献度を5段階評価し、昇給やボーナスに反映させる人事制度を始めた。

評価項目は、教育、研究、管理・運営の3領域(医歯学系は診療も)。学部や学科ごとに項目を定め点数を割り振る。経済学部の場合、英語の研究書を書くと15点、1章だけ分担執筆は3点、論文ゼロだと6点減点、入試委員長は5点、講義の履修者が200人を超せば2点など、30項目以上が並ぶ。「抵抗もあったが、税金と授業料で大学が成り立っている以上、評価は当然」。千葉喬三学長は言い切る。(後略)

出所:7月28日 日本経済新聞

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う~ん、「教員を評価するのは当然!」っていうこと自体を否定するつもりはないけれど、「何をどう評価するのか?」イメージがまったく湧いてこない?!

官民問わず、人事評価制度は広がりを見せているけれど、評価の先に何があるのかが問題だ。

評価制度を導入する場合、最初に考えなくちゃならないのは『あるべき姿』。今回であれば、「大学の先生はどうあるべきか?」について、『大学を経営する側』『教員』『享受者である学生』の共通認識が持てるということ。

とはいえ、大学とは『教養を身につける場』『多様性を認識する場』と認識している僕としては、教員に対する評価基準が「研究書15点、入試委員5点…」と画一的になっちゃってること自体に違和感が…。


人事評価制度、確かに「出来る限りの計数化を…」とは言うけれど、根拠の無い数値化は、現場の混乱を招くだけなんじゃないだろうか?
イメージできない?!


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Posted by オルベア at 13:26│Comments(0)新聞記事
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