2009年07月26日
「企業内失業」600万人
~経済白書 一段の雇用調整も~
林芳正経済財政担当相は24日の閣議に2009年度の年次財政報告(経済財政白書)を提出した。金融危機による景気の急激な悪化を受け、余剰人員となっている「企業内失業者」が1980年以降で最悪の最大607万人に上ると推計。生産が早期に回復しなければ一段の大規模な雇用調整につながる恐れがあるとした。
非正規社員の増加似よる賃金格差が続いていることも指摘。過去10年間で雇用者のうち年収300万円未満の層だけが増加し、全体の過半数に達したことを明らかにした。白書は、失業や非正規雇用に対する安全網の充実が必要としている。
実際の生産に見合う以上に企業が雇用を抱えている「雇用保蔵(企業内失業)」の規模を推計。08年1~3月期では最大38万人(うち製造業は最大6万人)だったのに対し、09年1~3月期は最大607万人(同369万人)まで急増した。
出所:7月24日 静岡新聞
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「え~、企業内失業が607万人だって~」。林芳正経済財政担当相は「技術を持つ人材を手放さない姿勢を評価する」と言っているようだけど、経営者だって無い袖は振れないわけで…。
このままでは、「大量失業の可能性大」じゃないですか。このコトを自分の問題として感じている人の多くが、非正規労働者であることを想像すると胸が痛くなってしまいます。
現在の労働市場が、産業構造変化に追いついていない現状を考えると、個人的には、同一労働同一賃金という原則を打ち出し、痛みを分かち合うしか無い様に思いつつ…。
平成14年7月に厚生労働省が発表した報告書(以下、要約)を想い出してしまいました。
経済社会環境が急激に変化、予測のつかない不透明な時代に…
-1回限りの人生を、他人任せにし、大過なく過ごせる状況ではなくなってきた
-変化にどう対応すべきか、各人自らが答えを出す時代
国は、何年も前から「自分のコトは自分で面倒見ろ!」って考えていたんだろうな…。

林芳正経済財政担当相は24日の閣議に2009年度の年次財政報告(経済財政白書)を提出した。金融危機による景気の急激な悪化を受け、余剰人員となっている「企業内失業者」が1980年以降で最悪の最大607万人に上ると推計。生産が早期に回復しなければ一段の大規模な雇用調整につながる恐れがあるとした。
非正規社員の増加似よる賃金格差が続いていることも指摘。過去10年間で雇用者のうち年収300万円未満の層だけが増加し、全体の過半数に達したことを明らかにした。白書は、失業や非正規雇用に対する安全網の充実が必要としている。
実際の生産に見合う以上に企業が雇用を抱えている「雇用保蔵(企業内失業)」の規模を推計。08年1~3月期では最大38万人(うち製造業は最大6万人)だったのに対し、09年1~3月期は最大607万人(同369万人)まで急増した。
出所:7月24日 静岡新聞
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「え~、企業内失業が607万人だって~」。林芳正経済財政担当相は「技術を持つ人材を手放さない姿勢を評価する」と言っているようだけど、経営者だって無い袖は振れないわけで…。
このままでは、「大量失業の可能性大」じゃないですか。このコトを自分の問題として感じている人の多くが、非正規労働者であることを想像すると胸が痛くなってしまいます。
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Posted by オルベア at 21:00│Comments(0)
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