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2012年02月01日

高校生就職内定率85%

~12月末、前年比6.9ポイント上回る~


静岡労働局が30日発表した今春卒予定の県内高校生求人・求職状況によると、2011年12月末時点の就職内定率は85.0%と前年同月を6.9ポイント上回った。未内定者は957人と前年同期を78人下回っている。(中略)

静岡労働局は未内定者にハローワークへの登録を勧め、常駐する学卒ジョブサポーターが、個人の希望に合わせた求人開拓や情報提供を行っていく。

また、3月に県内4カ所で就職面接会を実施し、年度内の就職を後押しする。

出所:1月31日 静岡新聞

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高校生の就職内定率がUPしているという記事に、少しだけホッとします。もちろん学生の努力もあるんだろうけど、「各高校の進路指導の先生の頑張りが大きいよな~」と思います。

そんな中、「内定率アップのために必要な要素って何だろう?」と考えているのだが…。

昨年末から1月末にかけて、静岡県中部地区の高校の就職・進路状況を収集する機会があった。で…

最初に情報収集できた数校については、「就職希望者でまだ決まっていないのは数名」との答え。「あれ~、労働局のデータや報道されている状況とちょっと違うんじゃ…?」という疑問がわいてきた。

で、情報収集できた最後の一校、「まだ、60%くらいしか決まっておらず、かなり苦戦している」との話。で、なんとなく女子学生の就職が厳しい様で…。

ということで、あらためて『高校 求人・求職・就職の状況』(静岡労働局・平成23年12月末)で内定率を見てみると、男子学生89.2%に対し女子学生79.7%と10ポイント近く差があるじゃないですか…。

あくまで(高校の進路指導の先生の話や、女子大生との会話を通しての)仮説ですが、女子学生の場合、親が未だに「いい会社(?)に就職できないんだったら、あせって就職しなくてもいいんじゃない!?」とアドバイスしているんじゃないかと推察したんだけど、どうなんでしょう?

ということで、現時点での私の考える『内定率アップのために必要な要素』は、『本人の意識』『学校の先生の熱意』に加えて、『親の影響』(実は、これが一番大きい?)をあげたいと思います。

もうひとつ気になるのは、『就職率』だけじゃなく、就職後の『職場定着』の問題。こちらに関しても思うところはあるのですが…。

本日は、ここまで。

高校生就職内定率85%



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Posted by オルベア at 22:25│Comments(0)新聞記事
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