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2007年11月17日

就職内定 上昇続く

~都市と地方の格差縮小~


来春卒業予定の大学生の就職内定率は10月1日時点で69.2%で、前年同月を1.1ポイント上回ることが13日、厚生労働省と文部科学省の調査で分かった。

高校生の内定率は9月末時点で、1.3ポイントアップの49.7%だった。大学生の内定率は4年連続、高校生は5年連続の上昇となった。

厚労省若年者雇用対策室は、「景気回復や団塊の世代の大量退職の影響で、企業の採用意欲は引き続き高い状況が続いている」と分析している。(後略)

出所:11月14日 日本経済新聞

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まぁ、結構なコトではあるけれど、何となくスッキリしない。

というのも、最近、知り合いの大学生から「就職した友人が、職場があわず一年足らずで辞めてしまった。」「社会人になることに期待が持てない」等という話をよく聞くから!?実際、七五三転職の傾向にも変化は見られないようだし…

個人的には、メディアが就職内定率の上昇をクローズアップすることにより、若年者雇用の課題が曖昧&うやむやになることを危惧しちゃう。

就職内定率は、低いより高い方がいいに決まってはいるけれど、「内定だけ出りゃいいってもんじゃないでしょ…」という問題意識は持っていたいものです!?


  

Posted by オルベア at 20:39Comments(3)新聞記事