2007年06月23日
技術者派遣4社 経常増益
~製造業向け6社の今期 採用コストで明暗~
製造業向け技術者派遣6社の今期業績は、4社が経常増益となる見通しだ。主要顧客である自動車、電機、機械メーカーの増産を背景に需要拡大が続く。一方、最大手のメイテックなど2社は採用関連コストが膨らみ減益となる。各社とも技術者はフル稼働の状況が続いており、いかに多くの人材を確保できるかが明暗を分けそうだ。(中略)
各社が主力とする設計・開発分野の技術者は理工系学生の減少や団塊の世代の退職で人手不足が深刻だ。厚生労働省によると、機械・電機技術者の4月の有効求人倍率(パートを含む常用雇用ベース)は4.13倍と全職種平均の0.95倍を大きく上回る。
出所:6月22日 日本経済新聞
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顧客がいるのに、人がいな~い。人材会社にとっては、「オーダーがあっても人が充てられない」という、なんとも歯がゆい(というより死活問題?)状況が続いているようだ。
90年代前半から、つい数年前まで、多くの製造業がリストラしていた現状を知る僕としては、なんとも複雑な心境だ。
そもそも、人材ビジネスって労働市場の中での需給の調整弁的な役割をしているわけだから、たいへんなのは当たり前なんだけど…。
各人材会社とも、求人募集の工夫や採用担当者の増員など、知恵を絞って人集めをするんだろうけれど、根本的な問題は技術者の絶対数不足なんだよね~。だって、有効求人倍率4.13倍なんでしょ…。
かつては、『技術立国日本』なんて言われていた日本も、学生の理科離れが進んでる。目先のコトだけでなく、国をあげて今後の方向性を考えていかなくちゃならない時期が来ているのかもしれません。
製造業向け技術者派遣6社の今期業績は、4社が経常増益となる見通しだ。主要顧客である自動車、電機、機械メーカーの増産を背景に需要拡大が続く。一方、最大手のメイテックなど2社は採用関連コストが膨らみ減益となる。各社とも技術者はフル稼働の状況が続いており、いかに多くの人材を確保できるかが明暗を分けそうだ。(中略)
各社が主力とする設計・開発分野の技術者は理工系学生の減少や団塊の世代の退職で人手不足が深刻だ。厚生労働省によると、機械・電機技術者の4月の有効求人倍率(パートを含む常用雇用ベース)は4.13倍と全職種平均の0.95倍を大きく上回る。
出所:6月22日 日本経済新聞
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顧客がいるのに、人がいな~い。人材会社にとっては、「オーダーがあっても人が充てられない」という、なんとも歯がゆい(というより死活問題?)状況が続いているようだ。
90年代前半から、つい数年前まで、多くの製造業がリストラしていた現状を知る僕としては、なんとも複雑な心境だ。
そもそも、人材ビジネスって労働市場の中での需給の調整弁的な役割をしているわけだから、たいへんなのは当たり前なんだけど…。
各人材会社とも、求人募集の工夫や採用担当者の増員など、知恵を絞って人集めをするんだろうけれど、根本的な問題は技術者の絶対数不足なんだよね~。だって、有効求人倍率4.13倍なんでしょ…。
かつては、『技術立国日本』なんて言われていた日本も、学生の理科離れが進んでる。目先のコトだけでなく、国をあげて今後の方向性を考えていかなくちゃならない時期が来ているのかもしれません。
