HOME

2007年02月22日

う~ん、遅い…!?

対話力・マナー・協調性…
「社会人の力」大学で


若者が社会で仕事をする上で必要になる対話力や協調性などの「社会人基礎力」を身に付けさせる授業を各大学に導入する構想を経済産業省が打ち出した。企業と大学がカリキュラムを開発し、経産省がこれを資金面で支援する。企業の新卒採用は増加傾向にあるが、会社生活に対応できず、就職後すぐにやめてしまう若者も多い。これがフリーターやニートの数の高止まりにもつながっているとみて、教育面での対策に乗り出す。

カリキュラムの開発は2007年度からスタート。企業へのインターンシップや課題解決型の授業など、社会人基礎力の育成に力を入れている大学をモデル校として5-10校募り、経産省が開発費を援助する。

カリキュラム開発に協力する企業はそこで学んだ学生を実際に採用し、働きぶりを確認することで、授業への評価や改善案などを大学に伝える。
こうした取り組みを繰り返すことで授業内容を充実。全国の大学で活用できるようにする。(後略)

出所:2月21日 日本経済新聞 夕刊

    ---------------------------------------------------------------------------

う~ん、確かに就職後、すぐに辞めちゃう若者が多いのは事実だし、学校と企業が協力して若者の社会人基礎力を育成しようということには賛成…

けど、カリキュラム開発に協力した企業が、「働きぶりを確認してフィードバックする」っていうけど、この計画、全国の大学で活用できるようになるまで何年かかるんだろう?「これじゃ、おそい!」って思うのは、僕だけかな~?

それに、何で画一的なカリキュラムを作らなきゃならないんだろう?社会や企業から大学に対し「こんな教育じゃダメ!ちゃんと考えてくれ!」っていうメッセージを出すだけじゃダメなのかな?


若者には社会人基礎力が大切だと思うけど、大学には自己革新能力が必要なんじゃない…!?  

Posted by オルベア at 08:27Comments(2)新聞記事