2007年05月26日
地方国立大、経済効果は400億-700億円
~文科省、成果主義対抗へ試算~
国立大の運営費交付金を研究実績に応じて傾斜配分する“競争原理”導入を財務省が検討する中、文部科学省は24日、地方の中堅国立大4校が地元経済に与える影響を初めて検証し「年間400億円-700億円近くの経済効果と最大9,000人の雇用を生み出している」との試算結果をまとめた。
経済効果はプロ野球楽天イーグルスの最大約7倍となる計算。傾斜配分されれば、旧帝大に有利で、静岡大、浜松医大など多くの地方大学は減額が濃厚だが、文科省は成果主義導入の再考を促したい考えだ。(中略)
文科省は「将来の研究や教育の成果も加えれば地域への貢献度は計り知れない。交付金を25%減額すれば大学は機能停止し、50%なら即破綻する」と財務省方針に反発を強めている。
出所:5月25日 静岡新聞 朝刊
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僕の母校の経済効果なども出てたんで、興味深く見させていただいた。僕の意見は、「文科省がんばれ~!」だ。
国立大の運営費交付金の傾斜配分は、ここ何年か話題になっていたことだけど、前からすっごく違和感を感じていた。大学の設置目的が『直接的な経済効果を生むこと』であれば、研究実績に応じた傾斜配分っていうのも納得できるけど…。
学生時代、勉強しなかった僕が言うんじゃ、説得力も無いけれど、この年になって「大学って、教養を身につけに行くところなんだ」と、つくづく思う。で、教養のある日本人が増えることによって、安倍総理のおっしゃるところの『美しい日本(何のことかよくわかりませんが…?)』の基盤が出来るんじゃないかと…。
競争するのは悪いことじゃないけれど、組織の目的にあった『目標設定&評価』をしないと、民間企業でうまく運用できていない『成果主義』みたいになっちゃうよ。
ということで、がんばれ文科省!
国立大の運営費交付金を研究実績に応じて傾斜配分する“競争原理”導入を財務省が検討する中、文部科学省は24日、地方の中堅国立大4校が地元経済に与える影響を初めて検証し「年間400億円-700億円近くの経済効果と最大9,000人の雇用を生み出している」との試算結果をまとめた。
経済効果はプロ野球楽天イーグルスの最大約7倍となる計算。傾斜配分されれば、旧帝大に有利で、静岡大、浜松医大など多くの地方大学は減額が濃厚だが、文科省は成果主義導入の再考を促したい考えだ。(中略)
文科省は「将来の研究や教育の成果も加えれば地域への貢献度は計り知れない。交付金を25%減額すれば大学は機能停止し、50%なら即破綻する」と財務省方針に反発を強めている。
出所:5月25日 静岡新聞 朝刊
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僕の母校の経済効果なども出てたんで、興味深く見させていただいた。僕の意見は、「文科省がんばれ~!」だ。
国立大の運営費交付金の傾斜配分は、ここ何年か話題になっていたことだけど、前からすっごく違和感を感じていた。大学の設置目的が『直接的な経済効果を生むこと』であれば、研究実績に応じた傾斜配分っていうのも納得できるけど…。
学生時代、勉強しなかった僕が言うんじゃ、説得力も無いけれど、この年になって「大学って、教養を身につけに行くところなんだ」と、つくづく思う。で、教養のある日本人が増えることによって、安倍総理のおっしゃるところの『美しい日本(何のことかよくわかりませんが…?)』の基盤が出来るんじゃないかと…。
競争するのは悪いことじゃないけれど、組織の目的にあった『目標設定&評価』をしないと、民間企業でうまく運用できていない『成果主義』みたいになっちゃうよ。
ということで、がんばれ文科省!
