2007年03月01日
確定拠出年金 転職者の6割放棄
確定拠出年金を転職先に持ち運ばず、運用を放棄している人の数が、転職者全体の6割にあたる74,600人いることが分かった。厚生労働省の外郭団体の国民年金基金連合会が1月末時点で調べた。雇用の流動化に合わせて年金も持ち運びしやすい仕組みをつくったが、手続きが必要で、十分活用されていないことが浮き彫りになった。(中略)
厚生労働省は転職者が自動的に年金を移せるよう転職者の積立金を専門に運用するファンドを作ることなど新たな制度の検討に入った。
出所:3月1日 日本経済新聞
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へ~、こりゃ(打開策も言葉の意味も…)難しい問題だ。ということで、まずは、かつての主流だった“確定給付年金”と“確定拠出年金”の説明をいたしましょ。
“確定給付年金”とは、ことばのとおり「企業が加入者に将来払う年金給付額を“確定(約束)”させておく年金」。経済が成長し続けている時代はこれでよかったんだけど…
で、出てきたのが“確定拠出年金”だ。こちらは、「加入者本人や企業が“毎月きまった額を拠出”、積立金を加入者の意思で運用する制度」。運用成績によって将来受け取れる年金額が変わるけど、それも『自己責任』っていうわけだ。
まぁ、簡単に言えば、「自分の年金には、自分で責任持ちましょう!」ってことなんだけど、加入者にはそのことがうまく伝わっていないらしい。会社を辞めた時、ちゃんと持ち運びしないと損しちゃうらしいし、キッチリ勉強しないとネ!?
日本人の自立には、まだまだ時間がかかるのかもネ!?
厚生労働省は転職者が自動的に年金を移せるよう転職者の積立金を専門に運用するファンドを作ることなど新たな制度の検討に入った。
出所:3月1日 日本経済新聞
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へ~、こりゃ(打開策も言葉の意味も…)難しい問題だ。ということで、まずは、かつての主流だった“確定給付年金”と“確定拠出年金”の説明をいたしましょ。
“確定給付年金”とは、ことばのとおり「企業が加入者に将来払う年金給付額を“確定(約束)”させておく年金」。経済が成長し続けている時代はこれでよかったんだけど…
で、出てきたのが“確定拠出年金”だ。こちらは、「加入者本人や企業が“毎月きまった額を拠出”、積立金を加入者の意思で運用する制度」。運用成績によって将来受け取れる年金額が変わるけど、それも『自己責任』っていうわけだ。
まぁ、簡単に言えば、「自分の年金には、自分で責任持ちましょう!」ってことなんだけど、加入者にはそのことがうまく伝わっていないらしい。会社を辞めた時、ちゃんと持ち運びしないと損しちゃうらしいし、キッチリ勉強しないとネ!?
日本人の自立には、まだまだ時間がかかるのかもネ!?