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2007年03月03日

無いものねだり?

人手不足感が拡大
~2月の労働経済動向 92年以来の高水準~

厚生労働省が2日発表した2月の労働経済動向調査(年4回実施)によると、正社員を中心とする常用労働力が「不足」と答えた企業の割合から、「過剰」と答えた企業の割合を差し引いた過不足判断指数(DI)は、前回の昨年11月調査と比べて6ポイント増の29と、1992年5月以来の高水準となった。(後略)

出所:3月3日 静岡新聞 朝刊

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常用労働力が「不足」して、企業の採用意欲が高まっているってことは、求職者にとっては吉報だ。

ただ、僕のところに相談に見える求職者のみなさんの状況と照らし合わせてみると、企業の採用意欲が高まっているようにも思えないのは何故なんだろう?ちなみに、僕が接している求職者のみなさんは、職業意識が低かったり、寄らば大樹のイメージで職に就こうと思ってるわけじゃないんだけど…

ってなことを考えると、企業が求める正社員(この言い方は好きではありませんが…)って、もしかしたら、今の世の中に存在しないのかもしれない。

企業は、具体的にどんな人材にどんな役割を演じてもらうのかを考えると共に、「入社後に育てる」ってスタンスも持っていてもいいのかも…。


でないと、単なる『無いものねだり』になってしまう。
  

Posted by オルベア at 10:01Comments(0)新聞記事