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2008年03月27日

今年の新入社員「カーリング型」

~生産性本部が命名 配慮や指導必要~


自立意識が乏しく、周囲の配慮や指導が必要な「カーリング型」-。社会経済生産性本部は26日、売り手市場だった今年春の新入社員の特徴を分析し、こう「命名」した。

カーリングはトリノ冬季五輪で日本女子チームが活躍し、有名になった氷上の競技。「就職氷河期」だった数年上の会社の先輩とは異なり今年の新入社員は「氷の上を滑走する石のごとくスムーズに就職できた」と同本部は説明する。

せっかく採用した社員なので、企業は「育成の方向を決め、そっと背中を押し、ブラシでこすりつつ、働きやすい環境づくりに腐心」。しかし、新入社員の方は会社や仕事への執着が薄く「少しでもこするのをやめると、減速したり、止まったりしかねない」。1人前に育てるには時間がかかりそうだという。

出所:3月27日 静岡新聞 朝刊

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なるほど、今年の新入社員は「カーリング型」なのか~?昭和48年度からはじまった社会経済生産性本部による新入社員タイプ。昨年の新入社員はたしか「ディトレーダー型」とか言われていたっけ…。

当事者の新入社員たちからは、「十把一絡げにするな~!」というクレームが聞こえてきそうだが、部外者の私にとっては、時代々々の世相を反映した新入社員タイプの命名は興味深い。

記事にもあるけれど、せっかく採用した社員なので「育成の方向を決め、働きやすい環境づくりに腐心」して欲しいモノです。

尚、社員を「大切にすること」と「甘やかすこと」は、全く違うのは言うまでもありませんので悪しからず!?


  

Posted by オルベア at 13:17Comments(0)新聞記事