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2008年01月18日

就職活動、今昔物語②

~就職活動の目的は?~


私たちの時代、就職活動における親からのアドバイスは、概ね「大きな会社が安心だ」「安定した会社を選びなさい」というものだったのではないだろうか。

企業と従業員の間に、「入社して、言われたことを真面目にこなせば、会社は最後まで面倒を見てくれる」という暗黙の了解があってこそのアドバイスだったのだろう。言い方を換えれば、「就職すること自体が、職業人生のゴールだ!」との認識に立ったアドバイスだったのかもしれない。当時の就職活動の目的は、明らかに『安定した会社に入社すること』だった。

時代は変わり、年功序列賃金・終身雇用慣行等を特徴とする『日本型雇用慣行』が崩壊したと言われて久しい。わかりやすく言えば、「会社は社員の年齢が上がったからといって給与を上げてくれるわけではないし、定年までの雇用の保証を約束してくれるわけでもない世の中になっている」ということだ。

未だに、『希望の企業の内定を得ること』を目的化する学生や保護者を数多く見かけるが、私自身は、現在の就職活動の目的は、『内定獲得』ではなく『職業人生のスタートラインに立つこと』だと思っている。

当内容は、新卒のかんづめ『保護者版 今どきのシューカツ』に掲出中です。


福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕にも掲出されました。


続く~

  

Posted by オルベア at 23:10Comments(0)キャリア教育

2008年01月18日

今どきのシューカツ、「福島県進出…?」

~就職活動、今昔物語①~


静岡新聞社の新卒のかんづめで書かせていただいてる『保護者版今どきのシューカツ!』のコラム就職活動、今昔物語が、福島民放社の就職ガイド〔ウィン〕(タフロイド版の冊子)に転載された(ちなみに僕は、福島に行ったことはありません)。

半年以上も前に書いたコラムだけど、読み直してみると「われながら、案外いいこと言ってるじゃん…!?(誰も誉めてくれないから自画自賛)」。

とはいえ、あと半年もすれば、この記事もWeb上から抹殺されちゃうって~ことで、今回から数回に分けて、書いた内容を備忘録としてUPしときましょ…!!


福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕


出だしはこんな感じ…

四半世紀以上も前に就職活動をして社会人となった私が、まさか大学でキャリア形成支援の授業を担当したり、多くの学生の就職相談にのる事になろうとは夢にも思わなかった。人生とは本当に不思議なものだ。

そんな私は、大学生の娘を持つひとりの親でもあり、先日、娘の大学の保護者懇談会に参加してみた。多くの保護者が、「自分の時代とは全く違う現代の就職活動に、どう対応すればいいのか?」不安な気持ちいっぱいなのをヒシヒシと感じた。

本日は、ひとりの親として「子供の就職活動に、どう関与すればいいものなのか?」、みなさんと一緒に考えてみたい。


以下、次回以降に続く~。


  

Posted by オルベア at 18:44Comments(0)キャリア教育