2007年01月02日
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来
お正月、買いだめしていた書籍の内の1冊を読んでみた。
昨今、話題の七五三転職(中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が3年以内に離職)の原因は、「若者のわがままにあるのではなく、年功序列制度の弊害による閉塞感によるものだ」という内容。
労働市場の現場でシゴトをしている僕の現場感覚と照らし合わせてみても、書いてることは概ね納得できるかな…。
ただ、以前読んだ『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』もそうだったけど、城氏の書籍ってすっごくネガティブ。著者自身が、年功序列の呪縛から逃れられず、もがいている様にさえ思えちゃう。
現実を知った上で、どんな行動を起こすのかは、読者ひとりひとりが考えればいいことだけど、この本読んでも力は湧いてこないかも…
「世の中を変えていくのは、若者のパワーだ」と信じて疑わない僕としては、「もう少し前向きな提案が欲しい!」と思った一冊でした。
昨今、話題の七五三転職(中卒の7割、高卒の5割、大卒の3割が3年以内に離職)の原因は、「若者のわがままにあるのではなく、年功序列制度の弊害による閉塞感によるものだ」という内容。
労働市場の現場でシゴトをしている僕の現場感覚と照らし合わせてみても、書いてることは概ね納得できるかな…。
ただ、以前読んだ『内側から見た富士通「成果主義」の崩壊』もそうだったけど、城氏の書籍ってすっごくネガティブ。著者自身が、年功序列の呪縛から逃れられず、もがいている様にさえ思えちゃう。
現実を知った上で、どんな行動を起こすのかは、読者ひとりひとりが考えればいいことだけど、この本読んでも力は湧いてこないかも…
「世の中を変えていくのは、若者のパワーだ」と信じて疑わない僕としては、「もう少し前向きな提案が欲しい!」と思った一冊でした。
