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2007年01月14日

安定望みサラリーマン…?

子供の数が減る中で、親は自分の子供にどんな職業に就いて欲しいと願っているんだろう。30~49歳の子供をもつ既婚男女に聞いたところ、62%が「サラリーマン(公務員を含む)」と回答。「自営業(専門職を含む)」という回答は38%だった。(後略)

出所:1月14日 日本経済新聞

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う~ん、親が「子供の人生が安定したものになることを願う気持ち」はよ~くわかるけど、サラリーマンって本当に安定してるんだろうか?

バブル崩壊後、リストラされたサラリーマンの再就職のサポートをしてきた僕としては、何ともすっきりしないアンケート結果だ。有効求人倍率も上がってきているし、一時的に売り手市場になってきているようには見えるけれど、この状態がズ~っと続く保証なんて、どこにも無いのにな~。

今だって、新聞見れば、「大学生の就職率がUPしてる」って記事の一方で、同じ紙面に「どっかの大手企業が●千人のリストラ…!」って出てるでしょ。それに大手企業の人事制度見れば、「50歳になったら出向…」「早期退職制度があったり」とかが常識な訳で…。

まぁ、だからって僕は「自営業が安定している」なんて言うつもりも無いけれど…。要は、そもそも「その場に所属していれば、ノーリスクで確実なリターンを得られるような安住の地は無い」ってこと!

ただし、安住の地はないけれど、安定した生き方は出来る。これから先、起こる可能性があるいろんな事態を想定し、シュミレーションする習慣を身につけること。「次は、何が起こるかな~」なんてイメージを膨らめてやるわけだ。それさえ出来れば、安定した生き方が出来るはず!?


変化の激しい時代には、受け身でいること自体がリスクなのかもしれない?一度っきりの人生、せっかくだから自分の思うとおりに生きてみるっていうのもいいんじゃない…?!

  

Posted by オルベア at 16:08Comments(2)新聞記事