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2007年04月22日

「内々定出した」7割

~来春の新卒採用~


来春入社の新卒採用で主要企業の7割が事実上の「内定」となる「内々定」をすでに出していることが日本経済新聞社の「採用活動に関する緊急アンケート」で分かった。

調査に応じた43社のうち28社が「内々定を一部出した」、2社が「ほとんど出した」と回答。4割の企業が5月末までに内々定を出し終える予定だ。

人材不足を背景に採用活動が短期決戦になっている様子が浮き彫りになった。(後略)

出所:4月22日 日本経済新聞社 朝刊

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そうそう。お世話になってる何社かの社長さんからは、「今年は、●人内定出したよ」とか「内定出しても、来てくれるって言質がとれないんじゃ…」とかいう話を聞くな~。

学生からは「面接の前までに、会社の中身をもっと知りたい」と相談を受けたり、「内定出たけど、就活はまだ続ける…」って学生がほとんどだし…。

経営者、学生、当事者のみなさんにとっては、今しばらくは、気の休まらない日が続くんでしょう。お気持ち、お察しします。

とはいえ、企業にとっては「将来を託す社員を獲得する」、学生にとっては「職業人生のスタートをどんなかたちで切るのかを決定する」という大切な時期だから…。お互いじっくり理解を深めあった上での決断として欲しいモノです。


もひとつ言えば、『入社』よりも、『入社後』の方がズ~っと大切だということも忘れないで欲しい。企業には『人財育成』の視点を忘れないで欲しいし、学生には『有意義な職業人生を歩んで欲しい』って思います。

  

Posted by オルベア at 07:50Comments(2)新聞記事