2014年05月29日
「ブラック企業」取り締まり強化
〜労働時間規制緩和へ準備〜

出所:2014年5月27日 静岡新聞 朝刊
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「政府が過重労働や賃金不払いなど労働環境が劣悪な『ブラック企業』の具体的な取り締まり方針を年内にも策定する」という記事だ。で、策定の背景には労働時間規制を一定の条件に合う労働者に限って撤廃する『ホワイトカラー・エグゼンプション』の導入に向けた環境整備があるということなのだが…。
そもそも、『ブラック企業』取り締まりと『ホワイトカラー・エグゼンプション』導入の環境整備をいっしょくたに語ることの意味がわからない。
現在、想定している労働時間規制緩和の対象者は、「年収が一定額以上で仕事の成果が計り易い金融機関の為替ディーラーやコンサルタントといった一部のホワイトカラー」。で、ここでいう一定額とは、民間議員の意見では年収1,000万円以上、厚労省はさらに年収が高い人を想定していて、且つ管理職じゃないサラリーマン。
ボクの周りには、対象者に該当しそうな人はいないので、確証を持って言える訳ではないけれど…。そんなスーパーサラリーマン(?)が「経営者や上司に酷使されている場面」をイメージするのは難しいなぁ〜。
まぁ、この労働時間規制緩和がキッカケとなって対象範囲が拡大していく可能性だってあるので、「『ブラック企業』が労働時間規制緩和を悪用し合法的に社員を酷使!?」なんてコトも皆無とは言わないけれど…、その際の危惧は「制度策定の趣旨自体」ではなく「趣旨から逸脱した運用」だと思う…。
ということで、やっぱり『ブラック企業』取り締まりと『ホワイトカラー・エグゼンプション』導入の環境整備を同じ土俵の上で論じることの意味がわからない。
劣悪な労働環境の会社に意欲あふれる人材は集まらないし、真っ当な企業経営者にとって『働きがいのある職場づくり』が企業経営成功の必要条件であることは、自明の理だ!?

出所:2014年5月27日 静岡新聞 朝刊
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「政府が過重労働や賃金不払いなど労働環境が劣悪な『ブラック企業』の具体的な取り締まり方針を年内にも策定する」という記事だ。で、策定の背景には労働時間規制を一定の条件に合う労働者に限って撤廃する『ホワイトカラー・エグゼンプション』の導入に向けた環境整備があるということなのだが…。
そもそも、『ブラック企業』取り締まりと『ホワイトカラー・エグゼンプション』導入の環境整備をいっしょくたに語ることの意味がわからない。
現在、想定している労働時間規制緩和の対象者は、「年収が一定額以上で仕事の成果が計り易い金融機関の為替ディーラーやコンサルタントといった一部のホワイトカラー」。で、ここでいう一定額とは、民間議員の意見では年収1,000万円以上、厚労省はさらに年収が高い人を想定していて、且つ管理職じゃないサラリーマン。
ボクの周りには、対象者に該当しそうな人はいないので、確証を持って言える訳ではないけれど…。そんなスーパーサラリーマン(?)が「経営者や上司に酷使されている場面」をイメージするのは難しいなぁ〜。
まぁ、この労働時間規制緩和がキッカケとなって対象範囲が拡大していく可能性だってあるので、「『ブラック企業』が労働時間規制緩和を悪用し合法的に社員を酷使!?」なんてコトも皆無とは言わないけれど…、その際の危惧は「制度策定の趣旨自体」ではなく「趣旨から逸脱した運用」だと思う…。
ということで、やっぱり『ブラック企業』取り締まりと『ホワイトカラー・エグゼンプション』導入の環境整備を同じ土俵の上で論じることの意味がわからない。
劣悪な労働環境の会社に意欲あふれる人材は集まらないし、真っ当な企業経営者にとって『働きがいのある職場づくり』が企業経営成功の必要条件であることは、自明の理だ!?
2014年05月14日
労働時間規制除外
~働く者の立場が心配だ~

出所:2014年5月8日 静岡新聞 朝刊
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政府の産業競争力会議が、残業代の支払いなど労働時間規制の適用を除外する「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入を検討していることに対し警鐘を鳴らす記事だ。
この記事に限らず、誰かの主張に耳を傾ける際に注意しなくてはならないと思うのは「論点は何か?」を明確にすること。そんな観点でこの記事を読むと「政府がルールを作ること」と「労働時間規制除外自体(個人が長時間働くこと)」の2つの是非を混同して論じている様な気がするのだが…。
で、ひとつ目の論点「政府がルールを作ること」。労働市場を野放図な状態にしないためには、政府主導でルールづくりをしなくちゃならない場面も出てくるのだろうけれど…。私は、今回の「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入も含み「政府がルールを作る」のではなく極力労働市場の原理に任せて欲しいと思っている。
もうひとつの論点「労働時間規制除外自体(個人が長時間働くこと)」について。記事ではエジソンを例に「発明王エジソンはワーカーホリック(仕事中毒)であり、彼のような創造的な仕事に専念できた人は例外」ということを前提に論を進めている。「好きな仕事であっても長時間労働が続けばやがて苦痛に変わる」と決めつけてしまうことに違和感がある。
たまたまかもしれないけれど、私の周りには仕事が大好きな人は少なくないし、へそ曲がりな私なんかは、「好きでやっているのにいらんお世話だ!ワーカーホリックの何処が悪い!?」なんて思っちゃう。
もしかしたら「経営者やフリーランスとサラリーマンは違う!」とか、中には「仕事したくないからサラリーマンやっているんだ!」なんて反論する人もいるかもしれない。でも、好むと好まざるにかかわらず、サラリーマンがフリーランスになるコトだって、その逆だってある訳で…。
記事では、労働時間規制の適用を除外することにより、「誰もが名ばかりの『ホワイトカラー』となって、見返りのない長時間労働を強いられる『残業残酷物語』の悪夢がよぎる」と結んでいるけれど、これにも違和感を感じちゃう。
真っ当な経営者であれば、社員が『長時間会社に居ること』を期待するんじゃなく、『高付加価値の仕事をしてくれること』を期待していると信じたいし、そうあって欲しいと強く願う!!

出所:2014年5月8日 静岡新聞 朝刊
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政府の産業競争力会議が、残業代の支払いなど労働時間規制の適用を除外する「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入を検討していることに対し警鐘を鳴らす記事だ。
この記事に限らず、誰かの主張に耳を傾ける際に注意しなくてはならないと思うのは「論点は何か?」を明確にすること。そんな観点でこの記事を読むと「政府がルールを作ること」と「労働時間規制除外自体(個人が長時間働くこと)」の2つの是非を混同して論じている様な気がするのだが…。
で、ひとつ目の論点「政府がルールを作ること」。労働市場を野放図な状態にしないためには、政府主導でルールづくりをしなくちゃならない場面も出てくるのだろうけれど…。私は、今回の「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入も含み「政府がルールを作る」のではなく極力労働市場の原理に任せて欲しいと思っている。
もうひとつの論点「労働時間規制除外自体(個人が長時間働くこと)」について。記事ではエジソンを例に「発明王エジソンはワーカーホリック(仕事中毒)であり、彼のような創造的な仕事に専念できた人は例外」ということを前提に論を進めている。「好きな仕事であっても長時間労働が続けばやがて苦痛に変わる」と決めつけてしまうことに違和感がある。
たまたまかもしれないけれど、私の周りには仕事が大好きな人は少なくないし、へそ曲がりな私なんかは、「好きでやっているのにいらんお世話だ!ワーカーホリックの何処が悪い!?」なんて思っちゃう。
もしかしたら「経営者やフリーランスとサラリーマンは違う!」とか、中には「仕事したくないからサラリーマンやっているんだ!」なんて反論する人もいるかもしれない。でも、好むと好まざるにかかわらず、サラリーマンがフリーランスになるコトだって、その逆だってある訳で…。
記事では、労働時間規制の適用を除外することにより、「誰もが名ばかりの『ホワイトカラー』となって、見返りのない長時間労働を強いられる『残業残酷物語』の悪夢がよぎる」と結んでいるけれど、これにも違和感を感じちゃう。
真っ当な経営者であれば、社員が『長時間会社に居ること』を期待するんじゃなく、『高付加価値の仕事をしてくれること』を期待していると信じたいし、そうあって欲しいと強く願う!!
2012年12月09日
『自己分析・エントリーシート対策講座』終了
~人事担当者の目線で考えてみよう!?~
例年、ご依頼いただく静岡県内大学での『自己分析・エントリーシート対策講座』が終了した。
当該講座、『第1部:自己分析~自己PR編』と『第2部:志望動機編』を、11月中旬~昨日まで概ね6回×2部に分けて実施(私は、概ね半分を担当)した。比較的、回数が多くなってしまうのは、キャリア支援室の職員の「出来るだけ少人数で受講させたい」という職員の思いから…(これでも1回、30~40名の受講になってしまう。学生たち、職員のみなさんの思い、気付かないかもな~)。
私自身、講師であると同時に現役の人事担当者でもあり、「単にエントリーシート作成のHow toを教えるのは、むしろマイナス?!」との強い思いから、実際の採用活動の中で感じる「学生のエントリーシートや面接での受け答え」に対する『違和感』を織り交ぜて話すことを意識した。
とはいえ、多くの人事担当者が学生に感じる『違和感』や『物足りなさ』の責任は、学生だけにあるとも思えない。私も含み、就活支援ビジネスを業としている多くの講師や業者の画一的なアドバイスや、親・学校などの的外れな支援(?)が、学生たちの不安を煽ったり、仕事に就くコトの本質を見誤らせる大きな原因だとも思っている。
ということで、講座の中ではワークで作成した文書をモチーフに、「あなたが経営者だったら、コレ読んでどう思う?」と、繰り返し・繰り返し問いかけた。
終了後のアンケートには、「人事担当者の視点で考えることが大切だとわかった」「正解は無いコトがわかった」「自分らしいシートを書けばいいんだと思った」等のコメントが並んでいたので、私の伝えたかったコトはわかってもらえたかな…。
自分らしいシートを書くには、自分を知ることはもちろん、相手(企業)のことも知らなくちゃ書けないので、決して楽ではないと思うけけれど…。
みんな、頑張れ~!!
例年、ご依頼いただく静岡県内大学での『自己分析・エントリーシート対策講座』が終了した。
当該講座、『第1部:自己分析~自己PR編』と『第2部:志望動機編』を、11月中旬~昨日まで概ね6回×2部に分けて実施(私は、概ね半分を担当)した。比較的、回数が多くなってしまうのは、キャリア支援室の職員の「出来るだけ少人数で受講させたい」という職員の思いから…(これでも1回、30~40名の受講になってしまう。学生たち、職員のみなさんの思い、気付かないかもな~)。
私自身、講師であると同時に現役の人事担当者でもあり、「単にエントリーシート作成のHow toを教えるのは、むしろマイナス?!」との強い思いから、実際の採用活動の中で感じる「学生のエントリーシートや面接での受け答え」に対する『違和感』を織り交ぜて話すことを意識した。
とはいえ、多くの人事担当者が学生に感じる『違和感』や『物足りなさ』の責任は、学生だけにあるとも思えない。私も含み、就活支援ビジネスを業としている多くの講師や業者の画一的なアドバイスや、親・学校などの的外れな支援(?)が、学生たちの不安を煽ったり、仕事に就くコトの本質を見誤らせる大きな原因だとも思っている。
ということで、講座の中ではワークで作成した文書をモチーフに、「あなたが経営者だったら、コレ読んでどう思う?」と、繰り返し・繰り返し問いかけた。
終了後のアンケートには、「人事担当者の視点で考えることが大切だとわかった」「正解は無いコトがわかった」「自分らしいシートを書けばいいんだと思った」等のコメントが並んでいたので、私の伝えたかったコトはわかってもらえたかな…。
自分らしいシートを書くには、自分を知ることはもちろん、相手(企業)のことも知らなくちゃ書けないので、決して楽ではないと思うけけれど…。
みんな、頑張れ~!!
2012年12月04日
『新入社員ステップアップセミナー』、終了しました!
~平成23年度人材確保・定着支援事業~
11月中旬~県内4ケ所で実施(主催:静岡県中小企業団体中央会)させていただいた『新入社員ステップアップセミナー』、昨日、無事終了しました。
当該セミナー、入社~概ね3年目までの若手社員を対象に、『キャリアデザイン策定を通して自律型社員を育成し、早期離職防止と職場定着をはかるコト』を目的に実施することになったもの。
私自身、「職場定着は『目的』ではなく、当事者である社員が主体的に職を選択した上での『結果』である」というこだわりがあり、セミナーのタイトルも『ステップアップ』という言葉を使わせていただいた(ステップアップという言葉のニュアンスが妥当かは微妙ですが…)。
セミナーは、二部構成。第一部は「昨今の労働市場の実体を知る」。となりの芝生が青く見えちゃう若者同士の情報共有から、「辛いのは、僕だけじゃなさそうだ…」「全てが自分のイメージどおりに進む仕事なんて無いのかも…」等を感じ取ってもらうと共に、「他人任せの人生ってどう思う?」という問いかけをさせていただいた。
第二部は、一部を踏まえて「どんな職業人になりたい?」と題し、現状の仕事に対する姿勢を客観視してもらうと共に、3年後のキャリアビジョンを描いてもらった。
セミナー開始直後のワークでは「今すぐにでも辞めたい」と言っていた参加者から、「辞めることばかり考えるんじゃなく、先ずは何をやりたいのかを考えたい」というコメントがもらえたことにホッ…。また、キャリアビジョンシートに「新たに入社する後輩から頼られる先輩になりたい」「お客さんに笑顔と満足を提供できる人間になりたい」等の記述をしてくれる参加者がいたりということで、コチラも嬉しい気分にさせてもらえるセミナーになったかな…。
アンケートの記述にも、「同世代の人達のいろいろな考え方を知ることが出来て有益だった」「目先の事だけを考えるのではなく、将来どうなっていたいかを考えたい」等のコメントも多かったですネ!
特に中小企業では、同期の若手社員が少ない。辞めないための施策を打つよりも、先ずは「客観的な情報を提供すること」。その上で、(社内の上司ではなく)部外者から当事者としてどう考えるのかを問いかけることの大切さを再認識した4日間でした。

11月中旬~県内4ケ所で実施(主催:静岡県中小企業団体中央会)させていただいた『新入社員ステップアップセミナー』、昨日、無事終了しました。
当該セミナー、入社~概ね3年目までの若手社員を対象に、『キャリアデザイン策定を通して自律型社員を育成し、早期離職防止と職場定着をはかるコト』を目的に実施することになったもの。
私自身、「職場定着は『目的』ではなく、当事者である社員が主体的に職を選択した上での『結果』である」というこだわりがあり、セミナーのタイトルも『ステップアップ』という言葉を使わせていただいた(ステップアップという言葉のニュアンスが妥当かは微妙ですが…)。
セミナーは、二部構成。第一部は「昨今の労働市場の実体を知る」。となりの芝生が青く見えちゃう若者同士の情報共有から、「辛いのは、僕だけじゃなさそうだ…」「全てが自分のイメージどおりに進む仕事なんて無いのかも…」等を感じ取ってもらうと共に、「他人任せの人生ってどう思う?」という問いかけをさせていただいた。
第二部は、一部を踏まえて「どんな職業人になりたい?」と題し、現状の仕事に対する姿勢を客観視してもらうと共に、3年後のキャリアビジョンを描いてもらった。
セミナー開始直後のワークでは「今すぐにでも辞めたい」と言っていた参加者から、「辞めることばかり考えるんじゃなく、先ずは何をやりたいのかを考えたい」というコメントがもらえたことにホッ…。また、キャリアビジョンシートに「新たに入社する後輩から頼られる先輩になりたい」「お客さんに笑顔と満足を提供できる人間になりたい」等の記述をしてくれる参加者がいたりということで、コチラも嬉しい気分にさせてもらえるセミナーになったかな…。
アンケートの記述にも、「同世代の人達のいろいろな考え方を知ることが出来て有益だった」「目先の事だけを考えるのではなく、将来どうなっていたいかを考えたい」等のコメントも多かったですネ!
特に中小企業では、同期の若手社員が少ない。辞めないための施策を打つよりも、先ずは「客観的な情報を提供すること」。その上で、(社内の上司ではなく)部外者から当事者としてどう考えるのかを問いかけることの大切さを再認識した4日間でした。
2012年11月27日
『中小企業のための人材確保支援セミナー』終了!?
~アンケート結果に一喜一憂の巻?~
平成20年に発行した『中小企業における人材確保のポイント』を経年変化に合わせて一部改訂。昨日、当該冊子をテキストとして使った『中小企業のための人材確保支援セミナー』を実施しました。
セミナーは、第Ⅰ部『昨今の労働市場と若者の就労意識』、第Ⅱ部『中小企業における人材確保のポイント』の二部構成。
第Ⅰ部では、若者の就労意識に関する各種データと、私が大学講師や企業の採用担当として接している若者達から感じ取っている実体を対比して、私の感じる若者の就労意識について説明(私のスタンス:多くの若者は的確な情報を得られていないだけ。採用後の育成が必要不可欠である)させていただきました。
第Ⅱ部では、第Ⅰ部の前提をベースに「会社は採用活動に際し、『先ずは、どんな人材を欲しているのか?』『自分たちの会社はどんな魅力がある会社なのか?』を整理する必要がある」等々、冊子をテキストに人材確保のポイントを説明しました。
いつもの事ながら、修了後は、「あそこはこんな風に話した方がよかったかな~」「もっと、別な切り口もあったんじゃないか…」等、自己嫌悪に陥ります…(苦笑
そんな中、今、アンケートを集計しているのですが、「学生のリアルな考えが聞けて良かったし、学校側の受入体制が企業に対してオープンなのがわかった」「採用がルーチン化して“作業”になっていた。あらためて見直しが必要だと感じた」等、高評価のコメントをたくさんいただけたのが嬉しいですネ!?
また、「セミナーを受けて取り組んでみたいことは?」の問いにも、「自社の求める人材像を明確にしたい」「自社の魅力を整理してみる」「大学・高校等への訪問をやってみたい」「職場定着策を検討したい」等、今後、具体的なアクションを起こしてくれそうなアンケート結果が、チョッピリうれしい気分にさせてくれます。
まぁ、アンケート結果に一喜一憂してしまうのも、私の薄っぺらさの成す技なのでしょうが…。
それはさておき、企業と学生の間で、双方の認識のギャップを知る私の様な人間が『現在の労働市場の歪んだ現状』を伝える事で、雇用のミスマッチを少しでも減らすことが出来れば本望です!!

※手に持っているのは、iPad miniではありません…(笑
平成20年に発行した『中小企業における人材確保のポイント』を経年変化に合わせて一部改訂。昨日、当該冊子をテキストとして使った『中小企業のための人材確保支援セミナー』を実施しました。
セミナーは、第Ⅰ部『昨今の労働市場と若者の就労意識』、第Ⅱ部『中小企業における人材確保のポイント』の二部構成。
第Ⅰ部では、若者の就労意識に関する各種データと、私が大学講師や企業の採用担当として接している若者達から感じ取っている実体を対比して、私の感じる若者の就労意識について説明(私のスタンス:多くの若者は的確な情報を得られていないだけ。採用後の育成が必要不可欠である)させていただきました。
第Ⅱ部では、第Ⅰ部の前提をベースに「会社は採用活動に際し、『先ずは、どんな人材を欲しているのか?』『自分たちの会社はどんな魅力がある会社なのか?』を整理する必要がある」等々、冊子をテキストに人材確保のポイントを説明しました。
いつもの事ながら、修了後は、「あそこはこんな風に話した方がよかったかな~」「もっと、別な切り口もあったんじゃないか…」等、自己嫌悪に陥ります…(苦笑
そんな中、今、アンケートを集計しているのですが、「学生のリアルな考えが聞けて良かったし、学校側の受入体制が企業に対してオープンなのがわかった」「採用がルーチン化して“作業”になっていた。あらためて見直しが必要だと感じた」等、高評価のコメントをたくさんいただけたのが嬉しいですネ!?
また、「セミナーを受けて取り組んでみたいことは?」の問いにも、「自社の求める人材像を明確にしたい」「自社の魅力を整理してみる」「大学・高校等への訪問をやってみたい」「職場定着策を検討したい」等、今後、具体的なアクションを起こしてくれそうなアンケート結果が、チョッピリうれしい気分にさせてくれます。
まぁ、アンケート結果に一喜一憂してしまうのも、私の薄っぺらさの成す技なのでしょうが…。
それはさておき、企業と学生の間で、双方の認識のギャップを知る私の様な人間が『現在の労働市場の歪んだ現状』を伝える事で、雇用のミスマッチを少しでも減らすことが出来れば本望です!!

※手に持っているのは、iPad miniではありません…(笑
2012年10月27日
あなたに聴いてみたいこと 下
唐突ですが、質問です。「あなたの人生の『目標』は何ですか?」
「え、突然そんなこと言われても…?」と、戸惑ってしまうみなさんも少なくないかもしれません。かくいう私もサラリーマン時代、多くの新規事業に果敢(?)にチャレンジし、充実した職業人生を歩んできたつもりでしたが、それが「会社から与えられた『目標』であったこと」に気づくまでに、かなりの時間を要しました。
私たち(「私」に変えます…(苦笑 )は、自分で自分の『目標』を設定するというコトに不慣れで、誰かに与えられた『目標』を自分で決めた『目標』であるかのごとく考えるコトが多い様に感じます。
『目標』が無ければ、人はどういった努力をしたらいいのかわからないし、ものごとの優先順位もつけられません。作家の村上龍氏は、著書『無趣味のすすめ』の中で、「『目標』というものは、『持たなければならない』とわざわざ啓蒙するものではなく、人生のあらゆる局面における『前提』である」と言っています。
ということで、再度、同じ質問です。「あなたの人生の『目標』は何ですか?」
※当コラムは、選考委員を務めさせていただいている就職支援財団の財団通信Vol.141(2012.10.9発行)に掲載された内容を一部修正したものです。
「あなたに聴いてみたいこと 上」 「あなたに聴いてみたいこと 中」
「え、突然そんなこと言われても…?」と、戸惑ってしまうみなさんも少なくないかもしれません。かくいう私もサラリーマン時代、多くの新規事業に果敢(?)にチャレンジし、充実した職業人生を歩んできたつもりでしたが、それが「会社から与えられた『目標』であったこと」に気づくまでに、かなりの時間を要しました。
私たち(「私」に変えます…(苦笑 )は、自分で自分の『目標』を設定するというコトに不慣れで、誰かに与えられた『目標』を自分で決めた『目標』であるかのごとく考えるコトが多い様に感じます。
『目標』が無ければ、人はどういった努力をしたらいいのかわからないし、ものごとの優先順位もつけられません。作家の村上龍氏は、著書『無趣味のすすめ』の中で、「『目標』というものは、『持たなければならない』とわざわざ啓蒙するものではなく、人生のあらゆる局面における『前提』である」と言っています。
ということで、再度、同じ質問です。「あなたの人生の『目標』は何ですか?」
※当コラムは、選考委員を務めさせていただいている就職支援財団の財団通信Vol.141(2012.10.9発行)に掲載された内容を一部修正したものです。
「あなたに聴いてみたいこと 上」 「あなたに聴いてみたいこと 中」
2012年10月20日
あなたに聴いてみたいこと 中
唐突ですが、質問です。「あなたは起業して独立したいと思いますか?」
2012年度の日本生産性本部の新入社員を対象とした調査によると、「将来へのキャリアプランを考える上では、社内で出世するより、自分で起業して独立したい」とする回答が12.5%で過去最低となりました。2003年が31.5%なので、10年で19ポイント減少したことになります。
確かに起業は大きなリスクを伴うし、私は学生から相談を受けたら「(応援したい気持ちをぐっと抑えて)やめた方がいいんじゃない?!」とアドバイスしています。僕のアドバイスに「そうですね、確かにリスクあるし…」なんて素直にうなづく学生には、事業を継続するコトなんか出来ないと思うから…。
「じゃ~、雇われる生き方にはリスクが無いのか?」。変化が激しい現代社会、企業の倒産やM&A、拠点の統廃合や人員削減によるリストラ等、受け身でいてもリスクは向こうからやってきます。
ということで、2つ目の質問です。「あなたは会社とどんな『付き合い方』をしていきますか?」
※当コラムは、選考委員を務めさせていただいている就職支援財団の財団通信Vol.140(2012.10.1発行)に掲載された内容を一部修正したものです。
2012年度の日本生産性本部の新入社員を対象とした調査によると、「将来へのキャリアプランを考える上では、社内で出世するより、自分で起業して独立したい」とする回答が12.5%で過去最低となりました。2003年が31.5%なので、10年で19ポイント減少したことになります。
確かに起業は大きなリスクを伴うし、私は学生から相談を受けたら「(応援したい気持ちをぐっと抑えて)やめた方がいいんじゃない?!」とアドバイスしています。僕のアドバイスに「そうですね、確かにリスクあるし…」なんて素直にうなづく学生には、事業を継続するコトなんか出来ないと思うから…。
「じゃ~、雇われる生き方にはリスクが無いのか?」。変化が激しい現代社会、企業の倒産やM&A、拠点の統廃合や人員削減によるリストラ等、受け身でいてもリスクは向こうからやってきます。
ということで、2つ目の質問です。「あなたは会社とどんな『付き合い方』をしていきますか?」
※当コラムは、選考委員を務めさせていただいている就職支援財団の財団通信Vol.140(2012.10.1発行)に掲載された内容を一部修正したものです。
2012年10月13日
あなたに聴いてみたいこと 上
唐突ですが、質問です。「あなたは新卒で入社した会社に一生勤めますか?」
2012年度の日本生産性本部の新入社員を対象とした調査によると、「今の会社に一生勤める」とする回答が60.1%で過去最高となりました。2000年が20.5%なので、10年ちょっとで約4割上昇したことになります。
会社を辞めるコトを推奨するつもりなんてないけれど、経済・社会環境が変化する中、予期せぬ出来事によって失業や転職を余儀なくされる可能性は少なくないし、若年者の早期退職が社会問題になっているという現実もあるわけだし…!?
そんなことを考えていたら、このアンケートに答えた新入社員が「会社に勤める目的は何なんだろう?」という疑問が頭をもたげてきました。
ということで、2つ目の質問です。「あなたの働く目的は何ですか?」
※当ブログは、選考委員を務めさせていただいている就職支援財団の財団通信Vol.139(9月14日発行)に掲出された内容を一部修正してUPしました。
2012年度の日本生産性本部の新入社員を対象とした調査によると、「今の会社に一生勤める」とする回答が60.1%で過去最高となりました。2000年が20.5%なので、10年ちょっとで約4割上昇したことになります。
会社を辞めるコトを推奨するつもりなんてないけれど、経済・社会環境が変化する中、予期せぬ出来事によって失業や転職を余儀なくされる可能性は少なくないし、若年者の早期退職が社会問題になっているという現実もあるわけだし…!?
そんなことを考えていたら、このアンケートに答えた新入社員が「会社に勤める目的は何なんだろう?」という疑問が頭をもたげてきました。
ということで、2つ目の質問です。「あなたの働く目的は何ですか?」
※当ブログは、選考委員を務めさせていただいている就職支援財団の財団通信Vol.139(9月14日発行)に掲出された内容を一部修正してUPしました。
2012年03月18日
シニア就業支援相談会にて
先週水曜日は、シルバー人材センター連合会さんのご依頼で、シニア就業支援相談会でカウンセラーを勤めさせていただいた。
最近は、学生のサポートが多いのだけど、僕のカウンセリングのルーツは1990年代中盤の中高年の再就職支援なのです。で、今回は、約3時間半の間に55歳~64歳の男女9名のお話しを聴かせていただいた。
シニアの相談の特徴は、働く目的が『お金』『社会貢献』『自己実現』『健康のため』等、千差万別であり、且つ本人がそれに気づいていないケースが多いということ。気づいていないというのは、ご本人は「『お金』のために働かなくちゃ…」と言うんだけど、よくよく話を聴いてみると、社会との繋がりを途切れさせたくないことが主目的だったりするということ。
私自身、昨今の雇用環境は、若者にとって厳しいモノになっているので、「『社会貢献』が働く目的なんだったら、雇用の場は若者に譲ってあげたら…」なんて言ってしまうこともあるのだけれど…。
ただ、厳しい現実に直面しているシニアも少なくないのも事実。今回も、「リストラされた後、起業したがうまくいかず契約社員で働いていたが、その会社も契約が切れてしまった」「セカンドキャリア支援制度に応募し、退職時期が迫っているが、次の仕事のメドが立っていない」等々、難しいご相談を受けました。
僕に出来ることは、課題を明確化することのお手伝いまで。具体的な解決策はご自身で考え・努力していただくしかないけれど、「どうしてよいかわからず落ち込んでいたけれど、少し元気が出ました!」とのコメントをもらい、少しは役に立てたかな…、と。
働くことは生きること。今更ながらですが、相談を受ける際は、「世代で一括りにするのではなく、ひとり一人の相談者としっかり向き合うことが大切だ!」と痛感しています。
最近は、学生のサポートが多いのだけど、僕のカウンセリングのルーツは1990年代中盤の中高年の再就職支援なのです。で、今回は、約3時間半の間に55歳~64歳の男女9名のお話しを聴かせていただいた。
シニアの相談の特徴は、働く目的が『お金』『社会貢献』『自己実現』『健康のため』等、千差万別であり、且つ本人がそれに気づいていないケースが多いということ。気づいていないというのは、ご本人は「『お金』のために働かなくちゃ…」と言うんだけど、よくよく話を聴いてみると、社会との繋がりを途切れさせたくないことが主目的だったりするということ。
私自身、昨今の雇用環境は、若者にとって厳しいモノになっているので、「『社会貢献』が働く目的なんだったら、雇用の場は若者に譲ってあげたら…」なんて言ってしまうこともあるのだけれど…。
ただ、厳しい現実に直面しているシニアも少なくないのも事実。今回も、「リストラされた後、起業したがうまくいかず契約社員で働いていたが、その会社も契約が切れてしまった」「セカンドキャリア支援制度に応募し、退職時期が迫っているが、次の仕事のメドが立っていない」等々、難しいご相談を受けました。
僕に出来ることは、課題を明確化することのお手伝いまで。具体的な解決策はご自身で考え・努力していただくしかないけれど、「どうしてよいかわからず落ち込んでいたけれど、少し元気が出ました!」とのコメントをもらい、少しは役に立てたかな…、と。
働くことは生きること。今更ながらですが、相談を受ける際は、「世代で一括りにするのではなく、ひとり一人の相談者としっかり向き合うことが大切だ!」と痛感しています。
2012年02月22日
今日で10周年
~2022年2月22日は、何をやっているんだろう…?~
2012年2月22日、会社をはじめて10年を迎えることが出来ました。総務省の事業所・企業統計調査によれば、企業の設立10年後の生存率は約25%、個人事業主の生存率は約10%なんだそうで…
また、起業の際に描いたビジネスモデルどおりではないけれど、設立時に立てた「“企業と個人のWin-Win”をサポートする」という設立趣意どおりの仕事が出来ているのは、すっごく幸せなコトだと思っています。
こうやって、運よくやってこられたのも、助けてくださるみなさん、そして家族の支えがあってのことだと思います。本当に、「心より感謝!感謝!」です。
そんな中、最近、僕の人生、概ね10年周期で大きな転機を迎えていることに気づきました。ということで、ちょっぴりセンチに振り返ってみようかと…。
1982年1月(30years ago)
大学卒業後、最初に就職した会社をたった9ヶ月で辞めたのがこの時期。実は、正月に昔のアルバムをぺらぺらめくっていて、日付の入った写真を見て気づきました。

※1982年1月19日、伊勢神宮にて。アウトロー…?
1991年9月(20years ago)
社会人になって三つ目の会社(アルバイトタイムス)の取締役になったのがこの時期です。当時は「取締役とは何か?」よく解っていなかった様に思いますが、今にして思えば、大きな節目だったんだと思います。
アルバイトタイムスでは、求人情報誌の営業から始まって、企画・新情報誌の創刊、流通事業の立ち上げ、人材ビジネスの拡大等々、現在の仕事のベースになる経験をたくさん積ませてもらいました。
2002年2月(10years ago)
キャリア・クリエイトを設立した年ですね。前職で、アウトプレイスメント(再就職支援)事業を手がけ、上場企業のサラリーマンが「自分の職業人生は何だったんだ!」と肩を落とす姿を見て、「大手の企業に所属しているから安心なんて世の中じゃなくなる。自分たちの子供の世代に、【自律】の大切さを伝えなきゃ!」と思ったことを昨日ことの様に覚えています。そして、今でもそのことを強く思っています。
2012年2月(現在)
現在、僕は自分の会社としずおかオンラインの取締役という二足の草鞋を履いて仕事をしています。「自分の経験を切り売りする様なコンサルタントにはなりたくない」と考えている僕にとっては、自分も体を張って仕事をする現在のスタイルは、「悪くない!」と思っています。
現時点で、10年の節目になる出来事が起こっているかはわかりませんが、スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチにあるように、『点と点の繋がりは後から気づくモノ』なのでしょう。
2022年2月22日(10years after)
自分で言うのも変ですが、今回、今までの30年間を振り返ってみて、「誰かに指図される生き方をしたくない!自分で決める!」というスタンスは、まったく変わっていないことにチョッピリ安心しました。
10年後の今日、僕は何をやっているんだろう?2222年2月22日までは生きられないだろうけど、2022年2月22日までなら…。
とりあえず、今年よりももっとたくさん「2」が並ぶのは楽しみですね。
表現の方法は変わるかもしれませんが、「“企業と個人のWin-Win”をサポートする」というスタンスだけは変えずにやっていくつもりです。
2012年2月22日、会社をはじめて10年を迎えることが出来ました。総務省の事業所・企業統計調査によれば、企業の設立10年後の生存率は約25%、個人事業主の生存率は約10%なんだそうで…
また、起業の際に描いたビジネスモデルどおりではないけれど、設立時に立てた「“企業と個人のWin-Win”をサポートする」という設立趣意どおりの仕事が出来ているのは、すっごく幸せなコトだと思っています。
こうやって、運よくやってこられたのも、助けてくださるみなさん、そして家族の支えがあってのことだと思います。本当に、「心より感謝!感謝!」です。
そんな中、最近、僕の人生、概ね10年周期で大きな転機を迎えていることに気づきました。ということで、ちょっぴりセンチに振り返ってみようかと…。
1982年1月(30years ago)
大学卒業後、最初に就職した会社をたった9ヶ月で辞めたのがこの時期。実は、正月に昔のアルバムをぺらぺらめくっていて、日付の入った写真を見て気づきました。

※1982年1月19日、伊勢神宮にて。アウトロー…?
1991年9月(20years ago)
社会人になって三つ目の会社(アルバイトタイムス)の取締役になったのがこの時期です。当時は「取締役とは何か?」よく解っていなかった様に思いますが、今にして思えば、大きな節目だったんだと思います。
アルバイトタイムスでは、求人情報誌の営業から始まって、企画・新情報誌の創刊、流通事業の立ち上げ、人材ビジネスの拡大等々、現在の仕事のベースになる経験をたくさん積ませてもらいました。
2002年2月(10years ago)
キャリア・クリエイトを設立した年ですね。前職で、アウトプレイスメント(再就職支援)事業を手がけ、上場企業のサラリーマンが「自分の職業人生は何だったんだ!」と肩を落とす姿を見て、「大手の企業に所属しているから安心なんて世の中じゃなくなる。自分たちの子供の世代に、【自律】の大切さを伝えなきゃ!」と思ったことを昨日ことの様に覚えています。そして、今でもそのことを強く思っています。
2012年2月(現在)
現在、僕は自分の会社としずおかオンラインの取締役という二足の草鞋を履いて仕事をしています。「自分の経験を切り売りする様なコンサルタントにはなりたくない」と考えている僕にとっては、自分も体を張って仕事をする現在のスタイルは、「悪くない!」と思っています。
現時点で、10年の節目になる出来事が起こっているかはわかりませんが、スティーブ・ジョブズの伝説のスピーチにあるように、『点と点の繋がりは後から気づくモノ』なのでしょう。
2022年2月22日(10years after)
自分で言うのも変ですが、今回、今までの30年間を振り返ってみて、「誰かに指図される生き方をしたくない!自分で決める!」というスタンスは、まったく変わっていないことにチョッピリ安心しました。
10年後の今日、僕は何をやっているんだろう?2222年2月22日までは生きられないだろうけど、2022年2月22日までなら…。
とりあえず、今年よりももっとたくさん「2」が並ぶのは楽しみですね。
表現の方法は変わるかもしれませんが、「“企業と個人のWin-Win”をサポートする」というスタンスだけは変えずにやっていくつもりです。
2011年12月31日
大晦日にひとこと
秋口から、いそがしさを言い訳にあまり更新できていないBlog。「せめて、大晦日くらいは…」ということでのつぶやきです。
昨日、自宅の大掃除を終え(結局、事務所は手つかず…汗)、本日は、机にむかって仕事をしておりました。というのも、来年年初からの予定が詰まっているモノの「三箇日はグダーッとしてしまうだろうし、せめて下ごしらえくらいはしておかないと、たいへんなコトになるだろう」と…。
それはさておき、振り返ると、この10年程の間で日本人の意識がどんどん内向・依存の傾向が強くなっている様に感じます。
例えば、日本生産性本部の新入社員の意識調査によれば、「新入社員で入社した会社に一生勤めたい」と回答する社員は、2000年の20.5%から2010年の57.4%(今はもっと高い?!)に急上昇。自身の実体験で言えば、大学で講師をはじめた頃は、学生に「フリーターになっちゃいけない!」なんて言っていた記憶があるのですが、最近の学生は何も言わなくても「安定した正社員に!」と異口同音にコメントする、等々…。これ、若者だけじゃなく、中高年のみなさんのご相談にのる際も強く感じます。
昔、「寄らば大樹の陰」なんてコトバをよく耳にしましたが、会社は、大樹なんかじゃない。特にこれからの時代は…。
会社に所属するすべてのメンバーが、みんなで力を出し合い協力していくことが必要条件なんだという【あたり前】を再認識する必要があると思います。
ということで、あと数時間を残し、ブツブツぼやいてしまいました。ただし、ぼやきはココまで!
一年間、本当にお世話になりました。来年は、もっともっとよい年にしていきましょう!!
昨日、自宅の大掃除を終え(結局、事務所は手つかず…汗)、本日は、机にむかって仕事をしておりました。というのも、来年年初からの予定が詰まっているモノの「三箇日はグダーッとしてしまうだろうし、せめて下ごしらえくらいはしておかないと、たいへんなコトになるだろう」と…。
それはさておき、振り返ると、この10年程の間で日本人の意識がどんどん内向・依存の傾向が強くなっている様に感じます。
例えば、日本生産性本部の新入社員の意識調査によれば、「新入社員で入社した会社に一生勤めたい」と回答する社員は、2000年の20.5%から2010年の57.4%(今はもっと高い?!)に急上昇。自身の実体験で言えば、大学で講師をはじめた頃は、学生に「フリーターになっちゃいけない!」なんて言っていた記憶があるのですが、最近の学生は何も言わなくても「安定した正社員に!」と異口同音にコメントする、等々…。これ、若者だけじゃなく、中高年のみなさんのご相談にのる際も強く感じます。
昔、「寄らば大樹の陰」なんてコトバをよく耳にしましたが、会社は、大樹なんかじゃない。特にこれからの時代は…。
会社に所属するすべてのメンバーが、みんなで力を出し合い協力していくことが必要条件なんだという【あたり前】を再認識する必要があると思います。
ということで、あと数時間を残し、ブツブツぼやいてしまいました。ただし、ぼやきはココまで!
一年間、本当にお世話になりました。来年は、もっともっとよい年にしていきましょう!!
2011年08月25日
キャリアデザイン研修
昨日・一昨日の2日間、石川県職員のキャリアデザイン研修の講師として石川県庁に行ってきました。
今回の研修は、行財政改革大網2011に盛り込まれた人材育成ビジョンの一環として企画されたもので、石川県としてはじめての本格的なキャリアデザイン研修だとのこと。先ずは、第一回の講師としてご依頼いただいたことに【心から感謝!】です。
今回の受講者は、採用10年目の職員約40名。開始時、はじめての研修で、職員の皆さんが疑心暗鬼なのが手に取るようにわかる。終了時には、「受講してよかった!」と思ってもらえる様に頑張ろうと心に誓ってスタート…(笑
講座の内容は、『自身のキャリアを真剣に考えることの必要性』についての講義からはじまり、自己理解を深めるワークやグループで環境変化に対しての対応策を練ることを通して、【環境変化に対応できる自律型職員への意識変革を図る】というもの。
時間の経過と共に、当初は、険しい表情だった職員のみなさんも、少しずつ打ち解け、且つ真剣に議論をしてくれる感じが…。
終了時には、「最初は、どんな研修なのか疑心暗鬼だったが、来てよかった!」等の声も聞くことができ、「なんとか第一回講師としての責任は果たせたかな~」と思う。
---------- 私がいつも研修で伝えたいと思っていること ------------------
官民問わず、多くの職業人は、与えられた仕事は一生懸命やるけれど、自分のことを真剣に考えることは少ない。自分の人生なのに…。
そのくせ、人生の分岐点にさしかかり何かの決断を迫られると、ほとんどの人は「こんなハズじゃなかった…」と言う。で、「じゃ~、どんなハズだったの?」と聞いても、答えられる人はほとんどいない。
私自身、人生はなかなか思い通りにならないことは、よくわかっている。とはいえ、大切なのは、思い通りになることじゃなく、自分はどんな生き方をしたいのかをちゃんと考え努力すること。
ちゃんと考えて、努力することによって、新たな自分が見えてきたり、思いもよらない幸せな気分を味わえるんだと信じている。
今回の研修は、行財政改革大網2011に盛り込まれた人材育成ビジョンの一環として企画されたもので、石川県としてはじめての本格的なキャリアデザイン研修だとのこと。先ずは、第一回の講師としてご依頼いただいたことに【心から感謝!】です。
今回の受講者は、採用10年目の職員約40名。開始時、はじめての研修で、職員の皆さんが疑心暗鬼なのが手に取るようにわかる。終了時には、「受講してよかった!」と思ってもらえる様に頑張ろうと心に誓ってスタート…(笑
講座の内容は、『自身のキャリアを真剣に考えることの必要性』についての講義からはじまり、自己理解を深めるワークやグループで環境変化に対しての対応策を練ることを通して、【環境変化に対応できる自律型職員への意識変革を図る】というもの。
時間の経過と共に、当初は、険しい表情だった職員のみなさんも、少しずつ打ち解け、且つ真剣に議論をしてくれる感じが…。
終了時には、「最初は、どんな研修なのか疑心暗鬼だったが、来てよかった!」等の声も聞くことができ、「なんとか第一回講師としての責任は果たせたかな~」と思う。
---------- 私がいつも研修で伝えたいと思っていること ------------------
官民問わず、多くの職業人は、与えられた仕事は一生懸命やるけれど、自分のことを真剣に考えることは少ない。自分の人生なのに…。
そのくせ、人生の分岐点にさしかかり何かの決断を迫られると、ほとんどの人は「こんなハズじゃなかった…」と言う。で、「じゃ~、どんなハズだったの?」と聞いても、答えられる人はほとんどいない。
私自身、人生はなかなか思い通りにならないことは、よくわかっている。とはいえ、大切なのは、思い通りになることじゃなく、自分はどんな生き方をしたいのかをちゃんと考え努力すること。
ちゃんと考えて、努力することによって、新たな自分が見えてきたり、思いもよらない幸せな気分を味わえるんだと信じている。

2011年03月15日
東日本巨大地震
3月11日に起こった東日本巨大地震、メディアから流れる映像に胸が締め付けられる想いです。
被災されたすべてのみなさんには、哀悼の意を捧げるとともに、心よりお見舞い申し上げます。
そんな状況の中でも、逆境に負けずにがんばっている東北地方のみなさんを見て、同じ日本人として誇りを感じます。
また、私の周囲でも被災者のみなさんに向けて、それぞれの人がそれぞれの出来る支援を始めています。街頭に立ち寄せ書きを集めている大学生、募金を呼びかけるひとたち、わたしたちがお世話になっているeしずおかブログでも震災発生後、災害情報ページを掲出して市民の意識を喚起していますね…。
街頭で寄せ書きを集めている学生に話を聴いたところ、「自分の問題としてじっくり考えて書いてくれる人が多かったのがうれしかった」「みんなに考える機会を与えられたことが有意義だと感じた」と話してくれました。昨今、内向きだと言われている学生も捨てたものじゃありません。
一方で、一部にネットメディアを使ったチェーンメール(悪意、善意共に…)も出回り、混乱を招いているケースもあるようです。
私は、自分自身や自分の仲間が、「どんな行動を起こすことが、結果的に被災者のみなさんのためになるのか?」を考えながら、行動していきたいと感じています。
被災されたすべてのみなさんには、哀悼の意を捧げるとともに、心よりお見舞い申し上げます。
そんな状況の中でも、逆境に負けずにがんばっている東北地方のみなさんを見て、同じ日本人として誇りを感じます。
また、私の周囲でも被災者のみなさんに向けて、それぞれの人がそれぞれの出来る支援を始めています。街頭に立ち寄せ書きを集めている大学生、募金を呼びかけるひとたち、わたしたちがお世話になっているeしずおかブログでも震災発生後、災害情報ページを掲出して市民の意識を喚起していますね…。
街頭で寄せ書きを集めている学生に話を聴いたところ、「自分の問題としてじっくり考えて書いてくれる人が多かったのがうれしかった」「みんなに考える機会を与えられたことが有意義だと感じた」と話してくれました。昨今、内向きだと言われている学生も捨てたものじゃありません。
一方で、一部にネットメディアを使ったチェーンメール(悪意、善意共に…)も出回り、混乱を招いているケースもあるようです。
私は、自分自身や自分の仲間が、「どんな行動を起こすことが、結果的に被災者のみなさんのためになるのか?」を考えながら、行動していきたいと感じています。
2009年05月21日
就職活動、第2幕
今年の就活も連休前後の内定発表を終え、第2幕がはじまっている。
そんな中、僕は就活生と接っしていて「就職の軸」を強調しすぎる学生が多いことに少なからず不安(?)を覚える。
「貴社の企業理念に共感して…」「社会に貢献したい…」等、それが、まっとうなものであればある程、また学生が真面目に考えていればいるほど心配になってしまう。
仕事の中で、自分の思ったとおりできることは、すごく少ないから…。
だからといって学生たちに「人生なんて、社会人なんてそんなモノだよ。多くを期待しちゃいけない…」なんて言うつもりは毛頭無い。
社会に出ると、自分が考えてもいなかったことについて気付かされることも多いし、それが職業人として生きることの醍醐味だとも思うから。
一人でも多くの学生が、その醍醐味を感じられる様、職業人生のスタートラインに立てることを切に願う!!
そんな中、僕は就活生と接っしていて「就職の軸」を強調しすぎる学生が多いことに少なからず不安(?)を覚える。
「貴社の企業理念に共感して…」「社会に貢献したい…」等、それが、まっとうなものであればある程、また学生が真面目に考えていればいるほど心配になってしまう。
仕事の中で、自分の思ったとおりできることは、すごく少ないから…。
だからといって学生たちに「人生なんて、社会人なんてそんなモノだよ。多くを期待しちゃいけない…」なんて言うつもりは毛頭無い。
社会に出ると、自分が考えてもいなかったことについて気付かされることも多いし、それが職業人として生きることの醍醐味だとも思うから。
一人でも多くの学生が、その醍醐味を感じられる様、職業人生のスタートラインに立てることを切に願う!!
2009年02月11日
『今年こそ働く!再就職ハッピーガイド』に参加しました
2月3日から24日まで4回にわたって開催される『今年こそ働く!再就職ハッピーガイド』、
昨日(10日)は、私が担当する講義とパネルディスカッションのコーディネーターを務めさせていただきました。
午前中は、「就職難だと言われているけれど、実際の静岡の就職事情はどうなっているのか?」「応募書類作成や面接、そもそもの目的は何なのか?」等についてお話しさせていただきました。

※午前中の講義はこんな感じ。う~ん、もう少し時間があれば…
「応募書類作成や面接はテクニックだけ学んでも絶対ダメ!」との信念の基、お話しさせていただいたつもりです。2時間という短い時間だったので、演習の時間があまりとれなかったのが心残りですが…。
午後は、お二人の企業経営者&某書店の店長をパネラーに向かえてのパネルディスカッションを実施。パネルディスカッション前のランチミーティングでは、「お茶を濁すような話をしてもしょうがない」「就職難であろうと無かろうと、採用される人はされる」「経営はシビア、いい加減な人を雇うわけにはいかない」等々、本音続出。「本番も、本音でいきましょう!」との合意でスタートしました。

※パネラーは、左から、自転車師匠でもあるS井社長、以前取材させていただいたT社長、T書店のN店長。
パネラーのみなさんのシビアな発言に、参加者のみなさんの反応が気になったのですが、セミナー終了後のアンケートを見ると「本音で話してくれてありがたかった!」「年齢や性別のせいにするのではなく頑張ります!」等々、前向きなコメントをたくさんいただき、ホントにうれしく感じました。
「世の中の経営者が今回パネラーをお願いしたみなさんの様な立派な理念を持った人たちばかりだったら、日本の労働環境ももう少しよくなるかもしれない…」などと感じた一日でした。
昨日(10日)は、私が担当する講義とパネルディスカッションのコーディネーターを務めさせていただきました。
午前中は、「就職難だと言われているけれど、実際の静岡の就職事情はどうなっているのか?」「応募書類作成や面接、そもそもの目的は何なのか?」等についてお話しさせていただきました。

※午前中の講義はこんな感じ。う~ん、もう少し時間があれば…
「応募書類作成や面接はテクニックだけ学んでも絶対ダメ!」との信念の基、お話しさせていただいたつもりです。2時間という短い時間だったので、演習の時間があまりとれなかったのが心残りですが…。
午後は、お二人の企業経営者&某書店の店長をパネラーに向かえてのパネルディスカッションを実施。パネルディスカッション前のランチミーティングでは、「お茶を濁すような話をしてもしょうがない」「就職難であろうと無かろうと、採用される人はされる」「経営はシビア、いい加減な人を雇うわけにはいかない」等々、本音続出。「本番も、本音でいきましょう!」との合意でスタートしました。

※パネラーは、左から、自転車師匠でもあるS井社長、以前取材させていただいたT社長、T書店のN店長。
パネラーのみなさんのシビアな発言に、参加者のみなさんの反応が気になったのですが、セミナー終了後のアンケートを見ると「本音で話してくれてありがたかった!」「年齢や性別のせいにするのではなく頑張ります!」等々、前向きなコメントをたくさんいただき、ホントにうれしく感じました。
「世の中の経営者が今回パネラーをお願いしたみなさんの様な立派な理念を持った人たちばかりだったら、日本の労働環境ももう少しよくなるかもしれない…」などと感じた一日でした。
2007年09月09日
役割って変化する
午後一、県立大学のキャリア支援サークルDreamSeedsのメンバー(5人)+社会人3人で、来週実施の就活準備合宿の打ち合わせ。就活準備合宿は、5年ほど前のスタート時からお手伝いさせていただいてまして…。
昨年あたりからチョッピリ様子が変わってきたのが、OGがサポートに参加してれること。今回の打ち合わせも社会人の内の一人は、DreamSeedsのOGのTnさん。
今回も、打ち合わせの中、程良いタイミングで的確なアドバイスをしてくれる。うん、オヤジがサポートするよりも、こっちの方が学生のためになるよネ!?
学生と話をするのは楽しいけれど、僕が楽しんでも意味がない。大切なのは何が学生のためになるのかを考えること。
役割って常に変化していくものなのです!?
昨年あたりからチョッピリ様子が変わってきたのが、OGがサポートに参加してれること。今回の打ち合わせも社会人の内の一人は、DreamSeedsのOGのTnさん。
今回も、打ち合わせの中、程良いタイミングで的確なアドバイスをしてくれる。うん、オヤジがサポートするよりも、こっちの方が学生のためになるよネ!?
学生と話をするのは楽しいけれど、僕が楽しんでも意味がない。大切なのは何が学生のためになるのかを考えること。
役割って常に変化していくものなのです!?
2007年07月12日
先ずは、はじめてみること!!
昨日は、某大学のキャリア関係の授業、前期の最終日(僕は前期授業のうち3日間を担当させていただきました)。学生を5~6人のグループに分け、「キャリア概論の受講を、今後の学生生活にどの様に活かすのか?」についてのディスカッションを行った。
『どの様に活かすのか?』は、個々の判断に任せるけれど、『考えているばかりじゃ、何も始まらない』、ということで、『先ずは、はじめてみることが大切!』ということの共通認識は出来たように思う。
で、この日は、産学交流センターでブレイクスルーセミナー『若者が世界を変える!日本を変える!~社会起業家の可能性とは~』が開催されるということで、3名の学生と連れだって、会場に向かった…!
『どの様に活かすのか?』は、個々の判断に任せるけれど、『考えているばかりじゃ、何も始まらない』、ということで、『先ずは、はじめてみることが大切!』ということの共通認識は出来たように思う。
で、この日は、産学交流センターでブレイクスルーセミナー『若者が世界を変える!日本を変える!~社会起業家の可能性とは~』が開催されるということで、3名の学生と連れだって、会場に向かった…!
2007年06月21日
アウディが4年連続7度目のル・マン制覇!
~でも、日本人だったら787Bでしょ~
第75回ルマン24時間レースの決勝レースが16日から17日にかけてフランスのルマンで行われ、Audi Sport North America(アウディR10)1号車のフランク ビエイラ / エマニュエル ピッロ / マルコ ヴェルナー組が優勝だって。
でも、ルマンて言えば、誰がなんと言おうと、やっぱり『1991年に勝利した、マツダ787B』でしょ~。グループCレギュレーション変更でロータリーエンジンが参加出来る最後の年に、日本メーカー唯一のル・マン制覇及びロータリーエンジン車初の総合優勝という快挙を成し遂げたっていうのは、あまりにドラマチック!!
その時のマツダのドライバーのひとり(優勝車のドライバーでは無かったけれど、彼ナシにルマンでの快挙はあり得ない)でもあるMr.ルマン@寺田陽次郎さんは、今年も童夢S101-5で参戦!?脱帽です。
ということで、この時期になると想い出す『日本の誇り787B』でした!!
ちなみに、787Bの動画&サウンドにしびれたい方はこちら(こんなページ見つけちゃいました)!

今年の誕生日プレゼント、HPI製の787Bです。
第75回ルマン24時間レースの決勝レースが16日から17日にかけてフランスのルマンで行われ、Audi Sport North America(アウディR10)1号車のフランク ビエイラ / エマニュエル ピッロ / マルコ ヴェルナー組が優勝だって。
でも、ルマンて言えば、誰がなんと言おうと、やっぱり『1991年に勝利した、マツダ787B』でしょ~。グループCレギュレーション変更でロータリーエンジンが参加出来る最後の年に、日本メーカー唯一のル・マン制覇及びロータリーエンジン車初の総合優勝という快挙を成し遂げたっていうのは、あまりにドラマチック!!
その時のマツダのドライバーのひとり(優勝車のドライバーでは無かったけれど、彼ナシにルマンでの快挙はあり得ない)でもあるMr.ルマン@寺田陽次郎さんは、今年も童夢S101-5で参戦!?脱帽です。
ということで、この時期になると想い出す『日本の誇り787B』でした!!
ちなみに、787Bの動画&サウンドにしびれたい方はこちら(こんなページ見つけちゃいました)!
今年の誕生日プレゼント、HPI製の787Bです。
2007年05月12日
わ、わ、わかるけど…(続編)
昨日の■「会社に対する思い」を漢字一字で表すと、「忍」がダントツで1位に対して、
コメントをいただき、もうちょっと書いてみたくなっちゃいました。
エディさんからは、「華やかな事業がもてはやされますが、団塊の世代のみなさんの『忍』が日本の産業を今まで支えてきたのかもしれません。日本の土台を支えているサラリーマンにリスペクト!」ってコメントをいただきました。
KOMAWARIさんからは、「日本人の【武士道】って言うのは『忍』の一言であり、これは他の国にない美徳ではないかと思います。雇われる側だけでなく、会社側も『忍』ぶところは多数あります。」てなコメントをいただきました。
共に、スピンアウトしたお二人からのコメントなんで、チョッピリ笑えるんですが…。僕としては、お二人の意見にAgreementです。
ただ、何を目的とした『忍』だったのかを考える必要はあるかもしれません。『忍』の後に訪れるであろう『何か』がたのしみです…!?
10年後、僕は自分の人生、何て言ってるのかな~?
コメントをいただき、もうちょっと書いてみたくなっちゃいました。
エディさんからは、「華やかな事業がもてはやされますが、団塊の世代のみなさんの『忍』が日本の産業を今まで支えてきたのかもしれません。日本の土台を支えているサラリーマンにリスペクト!」ってコメントをいただきました。
KOMAWARIさんからは、「日本人の【武士道】って言うのは『忍』の一言であり、これは他の国にない美徳ではないかと思います。雇われる側だけでなく、会社側も『忍』ぶところは多数あります。」てなコメントをいただきました。
共に、スピンアウトしたお二人からのコメントなんで、チョッピリ笑えるんですが…。僕としては、お二人の意見にAgreementです。
ただ、何を目的とした『忍』だったのかを考える必要はあるかもしれません。『忍』の後に訪れるであろう『何か』がたのしみです…!?
10年後、僕は自分の人生、何て言ってるのかな~?

2007年05月11日
わ、わ、わかるけど…
~ユーキャン第2回「団塊サラリーマンの意識調査」~
生涯学習のユーキャンが、2007年4月以降に定年を迎える団塊世代の男性サラリーマン(300名)を対象に実施した意識調査の結果が発表された。う~んと唸っちゃう結果が出てたので、紹介したい。
■「会社に対する思い」を漢字一字で表すと、「忍」がダントツで1位
『定年を前に、会社に対するあなたの思いを漢字一字で表現してください』と聞いたところ、ダントツトップは「忍」の14.0%。理由は「サラリーマン生活は我慢の連続であったから」「自分を殺すことが多かったから」…。
ちなみに2位は「楽」の5.3%、理由は「楽しく充実した仕事が出来たから」「苦しかったことも、今となっては楽しい思い出だから」。ついでに言うと、3位は「無」の4.0%、理由は「いい思い出は何一つ無い」「いい事も悪い事もあったけどプラマイゼロで何も残さず退職したい」ですって…。
まぁ~、気持ちはわからないでもないけれど…
■で、『これまでのサラリーマン生活で、一番悔いが残っていることは何ですか』って質問したら…
「サラリーマン生活で悔いが残ること」トップは「満足のいく仕事ができなかったこと」の12.0%、2位は「会社を辞めなかったこと」の8.0%、3位は「出世できなかったこと」の6.0%だって…。
人それぞれだから、とやかく言うつもりもないけれど、たった一度の人生なんだから、胸を張って『いや~、俺ホントに頑張ったよ!』って言えないもんなんでしょうかネ!?
ちょいと寂しくなっちゃう調査結果でした。
生涯学習のユーキャンが、2007年4月以降に定年を迎える団塊世代の男性サラリーマン(300名)を対象に実施した意識調査の結果が発表された。う~んと唸っちゃう結果が出てたので、紹介したい。
■「会社に対する思い」を漢字一字で表すと、「忍」がダントツで1位
『定年を前に、会社に対するあなたの思いを漢字一字で表現してください』と聞いたところ、ダントツトップは「忍」の14.0%。理由は「サラリーマン生活は我慢の連続であったから」「自分を殺すことが多かったから」…。
ちなみに2位は「楽」の5.3%、理由は「楽しく充実した仕事が出来たから」「苦しかったことも、今となっては楽しい思い出だから」。ついでに言うと、3位は「無」の4.0%、理由は「いい思い出は何一つ無い」「いい事も悪い事もあったけどプラマイゼロで何も残さず退職したい」ですって…。
まぁ~、気持ちはわからないでもないけれど…
■で、『これまでのサラリーマン生活で、一番悔いが残っていることは何ですか』って質問したら…
「サラリーマン生活で悔いが残ること」トップは「満足のいく仕事ができなかったこと」の12.0%、2位は「会社を辞めなかったこと」の8.0%、3位は「出世できなかったこと」の6.0%だって…。
人それぞれだから、とやかく言うつもりもないけれど、たった一度の人生なんだから、胸を張って『いや~、俺ホントに頑張ったよ!』って言えないもんなんでしょうかネ!?
ちょいと寂しくなっちゃう調査結果でした。
