2014年07月31日
『若手社員 職場定着セミナー』終了!
〜若者の早期離職が社会問題化している!?〜
7月下旬、県内3会場で開催した『若手社員 職場定着セミナー』。入社3年以内の若手社員100名強に参加いただきました。
当該セミナー、タイトルから見て取れるように若者の職場定着支援を目的に実施しました。まぁ、私自身、転職自体を否定する者ではないので、厳密に言うと、目的は『定着支援』ではなく、『働きがいを見つけてもらうこと』なのですが…。
セミナーは二部制。第一部は「昨今の労働市場の実体を知る」ということで、若年者の労働市場がどうなっているのかを統計データを使って解説したり、同世代の他社の社員が「現在の仕事についてどんな悩みを抱えているか?」を相互に共有したりしました。で、「現状に流されること無く、一人ひとりがキャリアビジョンを描くことが大切だよね!?」ということで休憩に…。
第二部は「キャリアビジョンを描いてみよう」ということで、先ずは「自分はどんな職業人になりたいのか?」(←そもそも、「そんなこと考えたことも無い」という人がほとんど)を客観視するため、いくつかのアセスメントツールを使ったワークを実施。最後に、キャリアビジョンを考えるプロセスを具体的事例を交えて解説しました。
そんな中、実施内容よりも、受講者がどう感じたかの方がず〜っと重要だと思うので、終了後のアンケートの紹介を…。
「会社を辞めさせないためのセミナーだと思って参加したが、そうではなくてよかった」「転職を考えていたが、辞めるのが目的の転職はNGだとわかった」「転職について、もう少し仕事を続けてみて決めていきたい」「目先のことばかり見ていたが、広い視野で先々のコトを見ていきたいと思う」「現在、自分が抱えている問題について解決の糸口を見つけられたような気がする」「他者の意見を聴くことは大切ですね」等々…
「私が伝えたかったことが、伝わったかな?」と思えるアンケート内容に「ほっ…」としております。
各会場、開始時の転職意向を問うアンケートで、『現在、ぜひ転職したい』と答えていた社員がいました。その参加者が、「辞めるのが目的の転職はNG」と書いてくれたのであれば、すご〜く嬉しいですね。
特に若手社員の場合、社会経験・会社経験が浅い分、「自分が今いる会社の今いる部署の中だけがすべてだ!」と考えてしまいがち。いろんな立場のいろんな人と言葉を交わすことの重要性をあらためて感じさせられたセミナーでした。

7月下旬、県内3会場で開催した『若手社員 職場定着セミナー』。入社3年以内の若手社員100名強に参加いただきました。
当該セミナー、タイトルから見て取れるように若者の職場定着支援を目的に実施しました。まぁ、私自身、転職自体を否定する者ではないので、厳密に言うと、目的は『定着支援』ではなく、『働きがいを見つけてもらうこと』なのですが…。
セミナーは二部制。第一部は「昨今の労働市場の実体を知る」ということで、若年者の労働市場がどうなっているのかを統計データを使って解説したり、同世代の他社の社員が「現在の仕事についてどんな悩みを抱えているか?」を相互に共有したりしました。で、「現状に流されること無く、一人ひとりがキャリアビジョンを描くことが大切だよね!?」ということで休憩に…。
第二部は「キャリアビジョンを描いてみよう」ということで、先ずは「自分はどんな職業人になりたいのか?」(←そもそも、「そんなこと考えたことも無い」という人がほとんど)を客観視するため、いくつかのアセスメントツールを使ったワークを実施。最後に、キャリアビジョンを考えるプロセスを具体的事例を交えて解説しました。
そんな中、実施内容よりも、受講者がどう感じたかの方がず〜っと重要だと思うので、終了後のアンケートの紹介を…。
「会社を辞めさせないためのセミナーだと思って参加したが、そうではなくてよかった」「転職を考えていたが、辞めるのが目的の転職はNGだとわかった」「転職について、もう少し仕事を続けてみて決めていきたい」「目先のことばかり見ていたが、広い視野で先々のコトを見ていきたいと思う」「現在、自分が抱えている問題について解決の糸口を見つけられたような気がする」「他者の意見を聴くことは大切ですね」等々…
「私が伝えたかったことが、伝わったかな?」と思えるアンケート内容に「ほっ…」としております。
各会場、開始時の転職意向を問うアンケートで、『現在、ぜひ転職したい』と答えていた社員がいました。その参加者が、「辞めるのが目的の転職はNG」と書いてくれたのであれば、すご〜く嬉しいですね。
特に若手社員の場合、社会経験・会社経験が浅い分、「自分が今いる会社の今いる部署の中だけがすべてだ!」と考えてしまいがち。いろんな立場のいろんな人と言葉を交わすことの重要性をあらためて感じさせられたセミナーでした。

2014年06月27日
自己分析講座を開催しました
~大学生の就職活動~
とある大学のご依頼を受け、6月中旬から6回(同じ内容)にわたり、大学3年生を対象とした自己分析講座を実施した。
2016年卒からは、就職活動解禁時期が12月1日から3月1日に繰り下げになるというのに、「こんな時期から自己分析講座…?」なんていう声が聞えてきそう。まぁ、就職活動解禁時期の繰り下げは、採用側にも学生にも多大な混乱を招く可能性は大だけど、学生から見れば競争相手が変わるわけじゃないんだし…。
就活時期がいつになろうと就職するにあたっての重要なポイントは変わらない。むしろルールが変わることばかりに意識が向かい、大切なポイントを見落とすことの方が心配だ。そんな想いを込めて自己分析講座を実施した。
そもそもボクは、『自己分析』という言葉が好きじゃない。理由は、『自己分析』っていうと多くの学生は『たった20年程の過去を振り返り、企業にアピールできる長所を探すこと』と考えちゃうから。ということで、今回も「就活本番前にやるべきことは?」という副題をつけさせていただいた。
で私が、学生たちに就活本番前の『自己分析』でやって欲しいことだが…。第一は、『「約1年9ケ月後には社会人になる」という現実を認識する』こと。加えて、就活の目的は「どっかの会社に入ることじゃなく、職業人生のスタートラインに立つための活動であること」を理解することだ。
第二は、『「相手」(企業)がいることを認識する』こと。多くの学生が「やりたい仕事がわからない。行きたい会社が見つからない」と言うけれど、彼らは驚くほど「世の中にどんな会社があるのか(だけじゃなく、どんな仕事があるのかも…)」を知らない。先ずは、世の中にある会社に興味を持つことからはじめるべきだろう。また、「相手(企業)が自分に何を求めているのか?」を推察することも大切だ。
てなことを盛り込んで、90分のメニューを実施した。
終了後のアンケートには、「自己分析のやり方を教えてくれると思ったのに…」というコメントもほんの少しあったけど、「世の中にある会社を全然知らないことがわかった」「採用者側の意識が理解できてよかった」「やるべきことがわかった様な気がする」等の好意的なコメントがほとんどだった。
「ボクの伝えたいこと、少しは解かってもらえたようだ!?」と、「ホッ…」と一息の自己分析講座だった。

※画像と本文は、無関係です。
とある大学のご依頼を受け、6月中旬から6回(同じ内容)にわたり、大学3年生を対象とした自己分析講座を実施した。
2016年卒からは、就職活動解禁時期が12月1日から3月1日に繰り下げになるというのに、「こんな時期から自己分析講座…?」なんていう声が聞えてきそう。まぁ、就職活動解禁時期の繰り下げは、採用側にも学生にも多大な混乱を招く可能性は大だけど、学生から見れば競争相手が変わるわけじゃないんだし…。
就活時期がいつになろうと就職するにあたっての重要なポイントは変わらない。むしろルールが変わることばかりに意識が向かい、大切なポイントを見落とすことの方が心配だ。そんな想いを込めて自己分析講座を実施した。
そもそもボクは、『自己分析』という言葉が好きじゃない。理由は、『自己分析』っていうと多くの学生は『たった20年程の過去を振り返り、企業にアピールできる長所を探すこと』と考えちゃうから。ということで、今回も「就活本番前にやるべきことは?」という副題をつけさせていただいた。
で私が、学生たちに就活本番前の『自己分析』でやって欲しいことだが…。第一は、『「約1年9ケ月後には社会人になる」という現実を認識する』こと。加えて、就活の目的は「どっかの会社に入ることじゃなく、職業人生のスタートラインに立つための活動であること」を理解することだ。
第二は、『「相手」(企業)がいることを認識する』こと。多くの学生が「やりたい仕事がわからない。行きたい会社が見つからない」と言うけれど、彼らは驚くほど「世の中にどんな会社があるのか(だけじゃなく、どんな仕事があるのかも…)」を知らない。先ずは、世の中にある会社に興味を持つことからはじめるべきだろう。また、「相手(企業)が自分に何を求めているのか?」を推察することも大切だ。
てなことを盛り込んで、90分のメニューを実施した。
終了後のアンケートには、「自己分析のやり方を教えてくれると思ったのに…」というコメントもほんの少しあったけど、「世の中にある会社を全然知らないことがわかった」「採用者側の意識が理解できてよかった」「やるべきことがわかった様な気がする」等の好意的なコメントがほとんどだった。
「ボクの伝えたいこと、少しは解かってもらえたようだ!?」と、「ホッ…」と一息の自己分析講座だった。

※画像と本文は、無関係です。
2014年05月07日
20歳のときに知っておきたかったこと
〜スタンフォード大学 集中講義 ティナ・シーリグ著〜
著者のティナ・シーリグ氏は、マイケル・サンデル教授で有名なNHK「白熱教室」海外版の第2弾の特別講義をしていたので、ご存じの方も多いのでは…。
この本、著者の息子ジョシュが16歳の誕生日を迎えた際、「大学進学まであと2年しかない。自分自身が実家を出たとき、社会に出たときに知っていればよかったと思うことを伝えておきたい」と思ったことをリスト化した内容をベースに書いたとのこと。
著書についての大雑把な印象は、ジョン・D・クランボルツ博士の計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)の著者の実体験版という感じかな〜。自身の体験に則り、自身の言葉で語ってくれているので、決してクランボルツ博士の二番煎じなんて感じはしないけれど…。
そんな中、特に記憶に留めておきたいのは、第10章:新しい目で世界を見つめてみよう。
種明かしをすると、これまでの章のタイトルはすべて、「あなた自身に許可を与える」としてもよかったのです。わたしが伝えたかったのは、常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、失敗する許可、自分自身で進路を描く許可、そして自分自身の限界を試す許可を、あなた自身に与えてください、ということなのですから。じつは、これこそ、わたしが20歳のとき、あるいは30、40のときに知っておきたかったことであり、50歳のいまも、たえず思い出さなくてはいけないことなのです。
多くの人は、(もちろん、私も…)意識しないままに他者のつくったルールを破らないことを第一義に物事の判断をしてしまう傾向がある様に思う。
自分の人生の主人公は自分自身。この本を読んで、『自分自身に許可を与える』といういたってシンプルで当たり前のコトが、如何に大切かということを再認識させられた。
スティーブ・ジョブズの2005年のスタンフォード大学卒業式でのスピーチ(伝説のスピーチ)なんかが事例として取り上げられているのも、ちょっぴりうれしい本でした。

著者のティナ・シーリグ氏は、マイケル・サンデル教授で有名なNHK「白熱教室」海外版の第2弾の特別講義をしていたので、ご存じの方も多いのでは…。
この本、著者の息子ジョシュが16歳の誕生日を迎えた際、「大学進学まであと2年しかない。自分自身が実家を出たとき、社会に出たときに知っていればよかったと思うことを伝えておきたい」と思ったことをリスト化した内容をベースに書いたとのこと。
著書についての大雑把な印象は、ジョン・D・クランボルツ博士の計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)の著者の実体験版という感じかな〜。自身の体験に則り、自身の言葉で語ってくれているので、決してクランボルツ博士の二番煎じなんて感じはしないけれど…。
そんな中、特に記憶に留めておきたいのは、第10章:新しい目で世界を見つめてみよう。
種明かしをすると、これまでの章のタイトルはすべて、「あなた自身に許可を与える」としてもよかったのです。わたしが伝えたかったのは、常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、失敗する許可、自分自身で進路を描く許可、そして自分自身の限界を試す許可を、あなた自身に与えてください、ということなのですから。じつは、これこそ、わたしが20歳のとき、あるいは30、40のときに知っておきたかったことであり、50歳のいまも、たえず思い出さなくてはいけないことなのです。
多くの人は、(もちろん、私も…)意識しないままに他者のつくったルールを破らないことを第一義に物事の判断をしてしまう傾向がある様に思う。
自分の人生の主人公は自分自身。この本を読んで、『自分自身に許可を与える』といういたってシンプルで当たり前のコトが、如何に大切かということを再認識させられた。
スティーブ・ジョブズの2005年のスタンフォード大学卒業式でのスピーチ(伝説のスピーチ)なんかが事例として取り上げられているのも、ちょっぴりうれしい本でした。

2013年12月20日
大学生がやって来たYah Yah Yah!?【続編】
~プレゼンテーションしてくれました~
先日、ブログでも紹介させていただいた常葉大学「職業・企業研究」。実地調査の終了後、12月10日・17日に8チームの学生たちがプレゼンテーションしてくれました(1月7日にあと3チーム)。
視察させていただいた企業は、旅行業・スーパーマーケット・美術館・不動産業・パン屋さん等、バラエティーに富んでいましたし、「プレゼンテーション終了後、内容に関するクイズを出し、正解者にはプレゼントが当たる!」などという奇抜なアイデアを取り入れてくれるチームがあったりと、楽しいモノになりました。
そんな中、「今から、授業でのプレゼンテーションが楽しみだ!」と書かせていただいた、『あのチーム』がどんなプレゼンテーションをしてくれたのかを紹介させていただきます。
プレゼンテーションの構成は…
1.SOLとは?
2.一体どんな仕事をしているの?
3.取材について
4.どんな人々が働いているの?
5.会社はどんな人を求めている?
6.いい会社とは?
7.これからのSOL
の豪華(?)7本立て!
仕事内容については、「お客様の求める情報を載せられるか、否かは、すべて営業の足にかかっている」「現場での営業経験は、自分が上司になった際、部下にアドバイスが出来て、とても役に立つ」…。
どんな人が働いているかについては、「文・理さまざまで、今の仕事に直結するような勉強はしてこなかった人たちばかり。裏を返せば、『これがやりたい!』と思うことがあればいくらでも就職の可能性は広がるのでは」…。
期待人材像については、「仕事では、当たり前だけど責任が伴う。会議などで、自分が思ったことを発言しない人は、ハッキリ言って仕事をしていない人。自分が思ったことを発言することが大切!」等々、視察で聴いた話を自分たちの言葉で語ってくれたのが嬉しいですね。
その中でも、私が最も感銘を受けたのは、「いい会社」の条件について。学生たちは「仕事がたいへんでも周りの支えがあり、自分が成長出来ること。社員の頑張りにより会社自体も成長するのであれば、きっとそこはいい会社なんだと思います。」と結んでくれました。
対応してくれたS課長からは、「学生たちが、自分が語った以上に会社のこと、仕事のことを深く理解してくれている様子が伝わり、とても驚きました。」というコメントを寄せてくれました。
いや~、本当にいいプレゼンテーションでした。充実した視察にするための条件は2つ。
1.学生たちが、本当に欲しい情報を聴き出したいと取り組んでくれること。
2.企業(担当者)が、学生に何を伝えることが大切なのかを理解し、受け手の心に響く言葉で伝えてくれること。
なんだとあらためて感じました。

※ご協力いただいた企業のみなさまには、この場を借りて、御礼申し上げます。
先日、ブログでも紹介させていただいた常葉大学「職業・企業研究」。実地調査の終了後、12月10日・17日に8チームの学生たちがプレゼンテーションしてくれました(1月7日にあと3チーム)。
視察させていただいた企業は、旅行業・スーパーマーケット・美術館・不動産業・パン屋さん等、バラエティーに富んでいましたし、「プレゼンテーション終了後、内容に関するクイズを出し、正解者にはプレゼントが当たる!」などという奇抜なアイデアを取り入れてくれるチームがあったりと、楽しいモノになりました。
そんな中、「今から、授業でのプレゼンテーションが楽しみだ!」と書かせていただいた、『あのチーム』がどんなプレゼンテーションをしてくれたのかを紹介させていただきます。
プレゼンテーションの構成は…
1.SOLとは?
2.一体どんな仕事をしているの?
3.取材について
4.どんな人々が働いているの?
5.会社はどんな人を求めている?
6.いい会社とは?
7.これからのSOL
の豪華(?)7本立て!
仕事内容については、「お客様の求める情報を載せられるか、否かは、すべて営業の足にかかっている」「現場での営業経験は、自分が上司になった際、部下にアドバイスが出来て、とても役に立つ」…。
どんな人が働いているかについては、「文・理さまざまで、今の仕事に直結するような勉強はしてこなかった人たちばかり。裏を返せば、『これがやりたい!』と思うことがあればいくらでも就職の可能性は広がるのでは」…。
期待人材像については、「仕事では、当たり前だけど責任が伴う。会議などで、自分が思ったことを発言しない人は、ハッキリ言って仕事をしていない人。自分が思ったことを発言することが大切!」等々、視察で聴いた話を自分たちの言葉で語ってくれたのが嬉しいですね。
その中でも、私が最も感銘を受けたのは、「いい会社」の条件について。学生たちは「仕事がたいへんでも周りの支えがあり、自分が成長出来ること。社員の頑張りにより会社自体も成長するのであれば、きっとそこはいい会社なんだと思います。」と結んでくれました。
対応してくれたS課長からは、「学生たちが、自分が語った以上に会社のこと、仕事のことを深く理解してくれている様子が伝わり、とても驚きました。」というコメントを寄せてくれました。
いや~、本当にいいプレゼンテーションでした。充実した視察にするための条件は2つ。
1.学生たちが、本当に欲しい情報を聴き出したいと取り組んでくれること。
2.企業(担当者)が、学生に何を伝えることが大切なのかを理解し、受け手の心に響く言葉で伝えてくれること。
なんだとあらためて感じました。
※ご協力いただいた企業のみなさまには、この場を借りて、御礼申し上げます。
2013年11月30日
大学生がやって来たYah Yah Yah!?
~ 職業理解を深めるために ~
一昨日、取締役を務めさせていただいているしずおかオンラインに、スーツ姿の大学2年生、6名がやって来た。
彼らの訪問の目的は、「職業・企業研究」の授業の一環で実施する実地調査。数年後には就職活動を経て職業人生のスタートを切る学生が、直接、企業にアポイントを取って訪問・面談することで、職業理解を深めることを目的としたものだ。
実は、彼らは私が講師を務めている常葉大学の教え子たち(狭いエリアで、複数の草鞋を履いてシゴトをしていると、この様なニアミスは結構あるのです…汗)。講師の私が、窓口となり説明するんじゃ「授業と何ら変わらない?!」ということで、管理部門のS課長に対応をお任せすることに…。
面談の予定時間は60分。任せたとはいうものの、学生のことが気にならないわけもなく、終了予定時間の15分ほど前に面談会場となっている会議室を覗きに行ってみた。
S課長からのひととおりの説明は終了しており、学生から「学校で勉強したことで活かせていることは?」「社内で思うように仕事を進めるためのポイントは?」等々の自分目線での活発な質問が飛び交っていた。
結果、面談時間は60分の予定が90分と大幅延長に…。最後に学生たちがどんな感想を持ったのかを聞きたくて、私から「感想を聞かせて?」とのリクエストをしたところ、「勉強だけでなく、サークル活動やアルバイト等も含む学生生活を充実させることが大事だと感じた!」「どんな会社に入るのか?ばかりが不安だったが、縁あって入社した会社で頑張ることが大切!」等のコメントがもらえた。
このあと、12月下旬~年明け1月初旬にかけ、彼らを含む11チームの学生が、訪問した企業の視察内容を整理してプレゼンテーションしてくれる予定だ。彼らには、「形式には拘らなくていいから、今日感じたことを他の学生たちと共有できる様なカタチにしてくれることを期待しているよ!」と伝えて終了となった。
学生たちに素晴らしい気付きを与えてくれたS課長に感謝するとともに、学生たちの面談が表面上の会社研究だけに終わらなかったことが、私をうれしい気持ちにさせてくれた企業訪問だった。
う~ん。今から、授業でのプレゼンテーションが楽しみだ!!
一昨日、取締役を務めさせていただいているしずおかオンラインに、スーツ姿の大学2年生、6名がやって来た。
彼らの訪問の目的は、「職業・企業研究」の授業の一環で実施する実地調査。数年後には就職活動を経て職業人生のスタートを切る学生が、直接、企業にアポイントを取って訪問・面談することで、職業理解を深めることを目的としたものだ。
実は、彼らは私が講師を務めている常葉大学の教え子たち(狭いエリアで、複数の草鞋を履いてシゴトをしていると、この様なニアミスは結構あるのです…汗)。講師の私が、窓口となり説明するんじゃ「授業と何ら変わらない?!」ということで、管理部門のS課長に対応をお任せすることに…。
面談の予定時間は60分。任せたとはいうものの、学生のことが気にならないわけもなく、終了予定時間の15分ほど前に面談会場となっている会議室を覗きに行ってみた。
S課長からのひととおりの説明は終了しており、学生から「学校で勉強したことで活かせていることは?」「社内で思うように仕事を進めるためのポイントは?」等々の自分目線での活発な質問が飛び交っていた。
結果、面談時間は60分の予定が90分と大幅延長に…。最後に学生たちがどんな感想を持ったのかを聞きたくて、私から「感想を聞かせて?」とのリクエストをしたところ、「勉強だけでなく、サークル活動やアルバイト等も含む学生生活を充実させることが大事だと感じた!」「どんな会社に入るのか?ばかりが不安だったが、縁あって入社した会社で頑張ることが大切!」等のコメントがもらえた。
このあと、12月下旬~年明け1月初旬にかけ、彼らを含む11チームの学生が、訪問した企業の視察内容を整理してプレゼンテーションしてくれる予定だ。彼らには、「形式には拘らなくていいから、今日感じたことを他の学生たちと共有できる様なカタチにしてくれることを期待しているよ!」と伝えて終了となった。
学生たちに素晴らしい気付きを与えてくれたS課長に感謝するとともに、学生たちの面談が表面上の会社研究だけに終わらなかったことが、私をうれしい気持ちにさせてくれた企業訪問だった。
う~ん。今から、授業でのプレゼンテーションが楽しみだ!!
2013年09月12日
『若手社員 職場定着セミナー』スタートしました!
本日は、先般ご案内させていただいた『若手社員 職場定着セミナー』の講師として浜松に行って参りました。
参加いただいた若手社員は、約40名。県内3ケ所で実施するセミナーの初日であること、昨年の内容を、一部リニューアル(?)したこともあり、若干緊張気味(?)でのセミナー開始となりました。
内容は、二部構成。第一部では、会社経験の浅い参加者が、自社内の視点だけでモノを見るのではなく、社会全体を俯瞰して欲しいとの想いから、「日本の労働市場がどう変化しているのか?」「若者たちがどんな意識で仕事に向かい合っているか?」をデータ等で示しながらお話しました。
第二部では、前述した社会環境変化の中で、自分自身が「何をすべきか?」「何が出来るか?」「何をやりたいか?」を考えた上で、自分にとって有意義な人生を送るために「これから意識すべきこと」「身につけるべきこと」等について、グループで議論してもらいました。
いろいろな受講者がいる中で、すべての人に私の想いが伝わるとは思ってもいませんが、修了後のアンケートを確認する中、「ただ漠然と日々の仕事をこなすのはもったいない」「仕事について、今までと違った角度から考えることが出来た」等々のコメントも見られ、チョッピリ責任を果たせたかな?と「ホッ…」としております。
三島・静岡での残り2日のセミナーも張り切って参ります!!

参加いただいた若手社員は、約40名。県内3ケ所で実施するセミナーの初日であること、昨年の内容を、一部リニューアル(?)したこともあり、若干緊張気味(?)でのセミナー開始となりました。
内容は、二部構成。第一部では、会社経験の浅い参加者が、自社内の視点だけでモノを見るのではなく、社会全体を俯瞰して欲しいとの想いから、「日本の労働市場がどう変化しているのか?」「若者たちがどんな意識で仕事に向かい合っているか?」をデータ等で示しながらお話しました。
第二部では、前述した社会環境変化の中で、自分自身が「何をすべきか?」「何が出来るか?」「何をやりたいか?」を考えた上で、自分にとって有意義な人生を送るために「これから意識すべきこと」「身につけるべきこと」等について、グループで議論してもらいました。
いろいろな受講者がいる中で、すべての人に私の想いが伝わるとは思ってもいませんが、修了後のアンケートを確認する中、「ただ漠然と日々の仕事をこなすのはもったいない」「仕事について、今までと違った角度から考えることが出来た」等々のコメントも見られ、チョッピリ責任を果たせたかな?と「ホッ…」としております。
三島・静岡での残り2日のセミナーも張り切って参ります!!

2011年10月10日
就活準備合宿2011に参加しました
~主催:学生ネットワークDREAM SEEDS~
10月8日~9日、静岡県立大学のキャリア支援サークルDREAM SEEDSが主催する就活準備合宿に行ってきました。この合宿、「社会人や参加者同士の交流やワークを通して、前向きに就活に取り組もう!」というもの。
2002年にスタートし、今年でたぶん9回目。僕は初回から参加させていただいていることもあって、「参加する学生の意識も運営スタッフの陣容も大きく変わったな~」などと、妙に感慨にふけっちゃったりして…。
先ず変わったのは、参加学生の意識。はじめの頃は、「起業も考えている」なんて学生も少なからずいたけれど、最近は「出来ればひとつの会社で働きたい」って学生が増えたかな~。まぁ、社会・経済環境が大きく変化しているから当然と言えば、当然だけど…。
もう一つ。一番の大きな変化は、DSをサポートする社会人。はじめの頃は、僕も含み、学生たちの親or親以上の年齢の人事経験者等。それが、ここ何年かで、県大のOB・OGがサポートしてくれるようになり、中高年の社会人は、僕ひとり…(苦笑
で、OB・OGたちが本当に素晴らしい。お世辞抜きで、僕たちがサポートしていた時よりも、ず~っと学生のためになるサポートをしてくれていると感じる。参加者も「こんな社会人になれるんだったら、私も働こう!!」って思ってしまうに違いない。
そんなこともあって、ここ何年かは、スタッフから合宿のお誘いがあっても、先ずは、お断りしている。なのに、参加しちゃう理由は…。
スタッフが熱心に誘ってくれるってコトもあるけれど、それよりも、OB・OGに会えるコトが楽しみのひとつになっているのかもしれない。みんなすごく気持ちのいい人たちで、こんな連中と【就活生のサポートというシゴト】をするのが楽しくて参加しているのかもしれない。
OB・OGは入社5~6年目。今回、OB・OGが大勢の学生たちの前で、話をしてくれている姿を見て、「ウチのメンバー、こんなに高い意識を持っていてくれるかな~?」「こんな風に堂々と大勢の人の前で話が出来るのかな~?」なとどという思いが、ふと頭を…。
いやいや、失礼しました。ウチのメンバーも、十二分に輝いてくれていますよ!?

※OB・OGの社会人ぶっちゃけ話、パネルディスカッション風景をパシャリ!
10月8日~9日、静岡県立大学のキャリア支援サークルDREAM SEEDSが主催する就活準備合宿に行ってきました。この合宿、「社会人や参加者同士の交流やワークを通して、前向きに就活に取り組もう!」というもの。
2002年にスタートし、今年でたぶん9回目。僕は初回から参加させていただいていることもあって、「参加する学生の意識も運営スタッフの陣容も大きく変わったな~」などと、妙に感慨にふけっちゃったりして…。
先ず変わったのは、参加学生の意識。はじめの頃は、「起業も考えている」なんて学生も少なからずいたけれど、最近は「出来ればひとつの会社で働きたい」って学生が増えたかな~。まぁ、社会・経済環境が大きく変化しているから当然と言えば、当然だけど…。
もう一つ。一番の大きな変化は、DSをサポートする社会人。はじめの頃は、僕も含み、学生たちの親or親以上の年齢の人事経験者等。それが、ここ何年かで、県大のOB・OGがサポートしてくれるようになり、中高年の社会人は、僕ひとり…(苦笑
で、OB・OGたちが本当に素晴らしい。お世辞抜きで、僕たちがサポートしていた時よりも、ず~っと学生のためになるサポートをしてくれていると感じる。参加者も「こんな社会人になれるんだったら、私も働こう!!」って思ってしまうに違いない。
そんなこともあって、ここ何年かは、スタッフから合宿のお誘いがあっても、先ずは、お断りしている。なのに、参加しちゃう理由は…。
スタッフが熱心に誘ってくれるってコトもあるけれど、それよりも、OB・OGに会えるコトが楽しみのひとつになっているのかもしれない。みんなすごく気持ちのいい人たちで、こんな連中と【就活生のサポートというシゴト】をするのが楽しくて参加しているのかもしれない。
OB・OGは入社5~6年目。今回、OB・OGが大勢の学生たちの前で、話をしてくれている姿を見て、「ウチのメンバー、こんなに高い意識を持っていてくれるかな~?」「こんな風に堂々と大勢の人の前で話が出来るのかな~?」なとどという思いが、ふと頭を…。
いやいや、失礼しました。ウチのメンバーも、十二分に輝いてくれていますよ!?

※OB・OGの社会人ぶっちゃけ話、パネルディスカッション風景をパシャリ!
2011年09月27日
後期授業、2回目終了
今日は、常葉学園大学の後期2回目の授業。
受講学生の数が多いので、僕の伝えたかったコトが伝わったか否かを確認するために、毎回、『出席カード』の代わりに『感想カード』を書いて提出してもらっている。
で、毎回、すべての感想に目を通し、次回の講義の前半の時間を使って、意図が伝わっていないと思えたら補足説明したり、僕のコメントを返したりしているのです。
今回の授業のテーマは【安定とは?】」。保守化する学生たちが「安定を求める結果、かえってリスクを引き寄せる結果にならない様に…」との思いで、講義を進めました。
本日の学生の感想ですが…。『【安定】とは公務員になったり、大企業に入ることであると思っていたが、リスクに対する備えを自分の心に持つことも安定なのだと感じた』『私はやりたいことをやるためにはどんな貧乏生活も僻地での暮らしも構わない。【安定】なんて学校みたいでつまらない』『【安定】とは、会社がよい状態のまま保たれている状況ということではないでしょうか。しかし、すべての物が不変であることは難しいと思います。私は【安定】よりも、やりがいのある仕事を見つけることを目標にしたいと思います』等々…。いろんな受け止め方をしてくれているのが嬉しいですネ!?
今年は、1年生対象のキャリア開発基礎の受講者が77名、2年生対象の職業・企業研究Ⅰが54名と、コマ数が増えて受講学生が減ったものの、全員の感想に目を通すのは、かなりたいへん!?
けれども、僕にとって、学生とのコミュニケーション・ツールとして、『感想カード』は欠かせません。ということで、引き続き、残りの感想に目を通さなくっちゃ…。
受講学生の数が多いので、僕の伝えたかったコトが伝わったか否かを確認するために、毎回、『出席カード』の代わりに『感想カード』を書いて提出してもらっている。
で、毎回、すべての感想に目を通し、次回の講義の前半の時間を使って、意図が伝わっていないと思えたら補足説明したり、僕のコメントを返したりしているのです。
今回の授業のテーマは【安定とは?】」。保守化する学生たちが「安定を求める結果、かえってリスクを引き寄せる結果にならない様に…」との思いで、講義を進めました。
本日の学生の感想ですが…。『【安定】とは公務員になったり、大企業に入ることであると思っていたが、リスクに対する備えを自分の心に持つことも安定なのだと感じた』『私はやりたいことをやるためにはどんな貧乏生活も僻地での暮らしも構わない。【安定】なんて学校みたいでつまらない』『【安定】とは、会社がよい状態のまま保たれている状況ということではないでしょうか。しかし、すべての物が不変であることは難しいと思います。私は【安定】よりも、やりがいのある仕事を見つけることを目標にしたいと思います』等々…。いろんな受け止め方をしてくれているのが嬉しいですネ!?
今年は、1年生対象のキャリア開発基礎の受講者が77名、2年生対象の職業・企業研究Ⅰが54名と、コマ数が増えて受講学生が減ったものの、全員の感想に目を通すのは、かなりたいへん!?
けれども、僕にとって、学生とのコミュニケーション・ツールとして、『感想カード』は欠かせません。ということで、引き続き、残りの感想に目を通さなくっちゃ…。
2011年09月17日
若手社員ステップアップセミナー、終了!
~成長したあなたになるために、見つめなおそう仕事と自分~
県内3ヶ所(静岡・三島・浜松)で実施した若手社員ステップアップセミナー、昨日終了いたしました。当該セミナー、昨今、社会問題化している若者の早期離職対策として、静岡労働局の委託を受けての実施となったものです。
私自身、早期離職は、労使双方にとってデメリットが大きいとは思っているものの、単に「【辞めなきゃいい】というわけじゃ無い!」という思いで『成長したあなたになるために、見つめなおそう仕事と自分』というサブタイトルを付けさせていただきました。
講座は、『第一部:昨今の労働市場の実体を知る』『第二部:どんな職業人になりたい』の二部構成で、現在の仕事や会社に対する受講者自身の思いを確認してもらった上で、現代の労働市場の仕組みを解説。「自分の人生なんだから、将来のコトを見渡してみようよ!」というメッセージを織り込むことを意識して進めました。
終了後のアンケート結果に目を通させていただいたところ、「仕事に行き詰まりを感じていた自分にとって、自分を振り返るよいキッカケになった」「受講前は、直ぐにでも辞めたいと思っていたけれど、もう少しがんばってみます」等のコメントをいただき、「チョッピリ役に立てたかな…?」と嬉しくなりました。
また、先程、受講者のお一人から、こんなメールをいただきました。
私は入社3年目となりますが、人事部で新卒採用の任を預かっていますので、若手社員の早期離職に対して会社としてどのようにしていくべきか、考えさせられる内容でした。
早期離職は若手社員の意識の問題もありますが、会社側にも問題があると思いますので、入社後のギャップを軽減する為にも、応募者の方にしっかりと向き合っていこうと感じました。
昨今、社会問題になっている若年者の早期離職ですが、私自身は「定着自体よりも、どの様な気持ちで会社や仕事に向き合うのか?が大切だ!」と強く感じています。また、「定着しないのは昨今の若者気質によるものだ」という一般論も気になっています。
メールをくださったご担当者の様に、「入社後のギャップ軽減のために、応募者としっかり向き合う!」という姿勢の経営者・人事担当者を増やしていくことが大切なのだと思います。
若い社員の皆さんには、自分の人生を有意義に生きて欲しと思います。そして、そんな社員が増えることが、個人にとっても会社・社会にとってもよいことなのだと強く感じています。

県内3ヶ所(静岡・三島・浜松)で実施した若手社員ステップアップセミナー、昨日終了いたしました。当該セミナー、昨今、社会問題化している若者の早期離職対策として、静岡労働局の委託を受けての実施となったものです。
私自身、早期離職は、労使双方にとってデメリットが大きいとは思っているものの、単に「【辞めなきゃいい】というわけじゃ無い!」という思いで『成長したあなたになるために、見つめなおそう仕事と自分』というサブタイトルを付けさせていただきました。
講座は、『第一部:昨今の労働市場の実体を知る』『第二部:どんな職業人になりたい』の二部構成で、現在の仕事や会社に対する受講者自身の思いを確認してもらった上で、現代の労働市場の仕組みを解説。「自分の人生なんだから、将来のコトを見渡してみようよ!」というメッセージを織り込むことを意識して進めました。
終了後のアンケート結果に目を通させていただいたところ、「仕事に行き詰まりを感じていた自分にとって、自分を振り返るよいキッカケになった」「受講前は、直ぐにでも辞めたいと思っていたけれど、もう少しがんばってみます」等のコメントをいただき、「チョッピリ役に立てたかな…?」と嬉しくなりました。
また、先程、受講者のお一人から、こんなメールをいただきました。
私は入社3年目となりますが、人事部で新卒採用の任を預かっていますので、若手社員の早期離職に対して会社としてどのようにしていくべきか、考えさせられる内容でした。
早期離職は若手社員の意識の問題もありますが、会社側にも問題があると思いますので、入社後のギャップを軽減する為にも、応募者の方にしっかりと向き合っていこうと感じました。
昨今、社会問題になっている若年者の早期離職ですが、私自身は「定着自体よりも、どの様な気持ちで会社や仕事に向き合うのか?が大切だ!」と強く感じています。また、「定着しないのは昨今の若者気質によるものだ」という一般論も気になっています。
メールをくださったご担当者の様に、「入社後のギャップ軽減のために、応募者としっかり向き合う!」という姿勢の経営者・人事担当者を増やしていくことが大切なのだと思います。
若い社員の皆さんには、自分の人生を有意義に生きて欲しと思います。そして、そんな社員が増えることが、個人にとっても会社・社会にとってもよいことなのだと強く感じています。

2011年07月24日
大学におけるキャリア教育の実態と今後のあるべき姿
~静岡県経営者協会 雇用・労働委員会にて~
今週末(7/22)は、静岡県経営者協会の「雇用・労働委員会」の会議に講師としてお呼びいただき、『大学におけるキャリア教育の実態と今後のあるべき姿』という演題で、お話しさせていただきました。
「雇用・労働委員会」は経営者協会に設置された3つの委員会の内のひとつで、今回が今年度の第1回。産業界から教育界に何らかの提言が出来ればと、これから数回、外部講師を呼んで実態を把握したいとのことでした。
私自身は、大学で非常勤講師をしたり、就職支援関連のセミナーなどをする一方で、現在は、企業の取締役として新卒採用にも携わっており、大学人ではありません。ということで、だからこそ見えてくる「『大学で実施しているキャリア教育と企業の意識のギャップ』についてお話しできるのでは…」というスタンスで臨みました。
講演の着眼点は、『社会・経済環境の変化と関連づけた昨今の若者意識』『具体的なキャリア教育の概要』『就職関連産業も含む昨今の大学生の就活システム』等について、私が感じているままをお話しさせていただきました。
ここでは細目には触れませんが、キャリア教育とは【キャリア教育講座科目】だけを指すのではなく、【様々な教育活動を通して実践されるもの】であることは強く訴えさせていただいたつもりです。
これからも、学生一人一人の発達や社会人・職業人としての自立を促す視点から、キャリア教育は『学校・社会が連携して創り出すものなんだ!』ということを訴え続けていきたいと思います。
今週末(7/22)は、静岡県経営者協会の「雇用・労働委員会」の会議に講師としてお呼びいただき、『大学におけるキャリア教育の実態と今後のあるべき姿』という演題で、お話しさせていただきました。
「雇用・労働委員会」は経営者協会に設置された3つの委員会の内のひとつで、今回が今年度の第1回。産業界から教育界に何らかの提言が出来ればと、これから数回、外部講師を呼んで実態を把握したいとのことでした。
私自身は、大学で非常勤講師をしたり、就職支援関連のセミナーなどをする一方で、現在は、企業の取締役として新卒採用にも携わっており、大学人ではありません。ということで、だからこそ見えてくる「『大学で実施しているキャリア教育と企業の意識のギャップ』についてお話しできるのでは…」というスタンスで臨みました。
講演の着眼点は、『社会・経済環境の変化と関連づけた昨今の若者意識』『具体的なキャリア教育の概要』『就職関連産業も含む昨今の大学生の就活システム』等について、私が感じているままをお話しさせていただきました。
ここでは細目には触れませんが、キャリア教育とは【キャリア教育講座科目】だけを指すのではなく、【様々な教育活動を通して実践されるもの】であることは強く訴えさせていただいたつもりです。
これからも、学生一人一人の発達や社会人・職業人としての自立を促す視点から、キャリア教育は『学校・社会が連携して創り出すものなんだ!』ということを訴え続けていきたいと思います。
2011年03月26日
就職支援財団 後期プロジェクト中間発表会
今日は、選考委員を務めさせていただいている就職支援財団のプロジェクトの中間発表会があるということで、静岡市産学交流センターにいってきました。
当該プロジェクト、学生が4つのチームの別れ、約半年をかけて自分たちが考えたテーマについての答えを出すというモノ。プロジェクトの統一テーマは、『「自分で決断し、行動に移す」を体験し、学ぶ』というもの…。
今回は、聴衆者&アドバイザーという立場での参加でしたが、私自身「学生の活動は学生同士のぶつかり合いが第一義」と考えているので、聴衆者の役割に徹しようと思っていたのですが…
学生たちの中間発表を聞いて、「このプロジェクトを通して何をしたいのかな~、模擬プロジェクト?」という疑問が湧いてきまして…。
聴衆者としての参加に我慢できなくなって、「何を目的としたプロジェクトなのかを明確にした上で、本気でやって欲しい!」とコメントさせていただいちゃいました。
学生も社会人も同じだけれど、『模擬◎◎』を何十回も重ねたところで『真剣勝負』にはかなわないと強く感じます。失敗をしないための『模擬◎◎』ではなく失敗を恐れずチャレンジしていくことが大切なんだと思います。
当該プロジェクト、学生が4つのチームの別れ、約半年をかけて自分たちが考えたテーマについての答えを出すというモノ。プロジェクトの統一テーマは、『「自分で決断し、行動に移す」を体験し、学ぶ』というもの…。
今回は、聴衆者&アドバイザーという立場での参加でしたが、私自身「学生の活動は学生同士のぶつかり合いが第一義」と考えているので、聴衆者の役割に徹しようと思っていたのですが…
学生たちの中間発表を聞いて、「このプロジェクトを通して何をしたいのかな~、模擬プロジェクト?」という疑問が湧いてきまして…。
聴衆者としての参加に我慢できなくなって、「何を目的としたプロジェクトなのかを明確にした上で、本気でやって欲しい!」とコメントさせていただいちゃいました。
学生も社会人も同じだけれど、『模擬◎◎』を何十回も重ねたところで『真剣勝負』にはかなわないと強く感じます。失敗をしないための『模擬◎◎』ではなく失敗を恐れずチャレンジしていくことが大切なんだと思います。
2010年12月11日
【超就職氷河期を乗り切るための対策】に参加してきました。
~静岡県内19大学・短期大学合同就職ガイダンス~
本日は、先日ご案内した『超就職氷河期を乗り切るための対策』に参加するため、グランシップに行ってきました。
グランシップ入りしたのは、AM11時。到着後、パネラーのみなさんとお弁当を食べながら打ち合わせ…。労働市場についての現状認識については大きな違いは無いものの、経歴も現在の立場も千差万別なので、主張もさまざま…。う~ん、どんなセミナーになるんだろう?と思っているうちに開始時間となりました。
【第1部】は、高田梨加 氏の司会で、各人が10分間のプレゼンテーション。講師陣は…
○大西純一 氏:株式会社学研メディコン 事業統括本部 部長
○菊池成人 氏:スズキ株式会社 人事部人事第一課長
○西田 優 氏:長野大学 専任講師 キャリア担当
○堀内好浩 氏:島根県立大学 教授 理事長付キャリア担当
○津富 宏 氏:静岡県立大学准教授・キャリア支援センター副センター長
○加えて、わたくし…。
で、案の定、講師の意見は千差万別。ちなみに私は、「日本型雇用慣行(終身雇用・年功序列)が崩壊したのに、多くの若者が一つの会社にしがみつこうとしていることに違和感を覚える」「安定した会社なんかないんだから、事実は事実として受け止め、社会に出て自分の足で歩いていくという【覚悟】が必要」という様な話をさせていただきました。

※隣に座っていた西田先生に撮ってもらいました。ありがとうございます。
【第2部】は、宮崎敏英氏(SBSメディアサービス(株)部長)のコーディネートでパネルディスカッション。ここでも意見集約の無いまま終了となりました(まぁ、そもそも意見集約する必要性も感じていないし、集約するつもりもありませんでしたが…)。
終了後、控え室でしばし歓談。講師のみなさんとは、「学生には正解は無いんだ!ということは伝わったんじゃないかな~」ということで合意いたしました…(笑。
私自身、参加した学生が少しでも「役に立った」と思ってもらえることを願っていたので、会場出口で、知っている学生におそるおそる感想を…。その学生から、「正解は自分で創るんだ。正解は自分の中にあるということがわかった。楽しかった」というコメントが聴け、「ホッ…」として会場をあとにしました。
本日は、先日ご案内した『超就職氷河期を乗り切るための対策』に参加するため、グランシップに行ってきました。
グランシップ入りしたのは、AM11時。到着後、パネラーのみなさんとお弁当を食べながら打ち合わせ…。労働市場についての現状認識については大きな違いは無いものの、経歴も現在の立場も千差万別なので、主張もさまざま…。う~ん、どんなセミナーになるんだろう?と思っているうちに開始時間となりました。
【第1部】は、高田梨加 氏の司会で、各人が10分間のプレゼンテーション。講師陣は…
○大西純一 氏:株式会社学研メディコン 事業統括本部 部長
○菊池成人 氏:スズキ株式会社 人事部人事第一課長
○西田 優 氏:長野大学 専任講師 キャリア担当
○堀内好浩 氏:島根県立大学 教授 理事長付キャリア担当
○津富 宏 氏:静岡県立大学准教授・キャリア支援センター副センター長
○加えて、わたくし…。
で、案の定、講師の意見は千差万別。ちなみに私は、「日本型雇用慣行(終身雇用・年功序列)が崩壊したのに、多くの若者が一つの会社にしがみつこうとしていることに違和感を覚える」「安定した会社なんかないんだから、事実は事実として受け止め、社会に出て自分の足で歩いていくという【覚悟】が必要」という様な話をさせていただきました。

※隣に座っていた西田先生に撮ってもらいました。ありがとうございます。
【第2部】は、宮崎敏英氏(SBSメディアサービス(株)部長)のコーディネートでパネルディスカッション。ここでも意見集約の無いまま終了となりました(まぁ、そもそも意見集約する必要性も感じていないし、集約するつもりもありませんでしたが…)。
終了後、控え室でしばし歓談。講師のみなさんとは、「学生には正解は無いんだ!ということは伝わったんじゃないかな~」ということで合意いたしました…(笑。
私自身、参加した学生が少しでも「役に立った」と思ってもらえることを願っていたので、会場出口で、知っている学生におそるおそる感想を…。その学生から、「正解は自分で創るんだ。正解は自分の中にあるということがわかった。楽しかった」というコメントが聴け、「ホッ…」として会場をあとにしました。
2010年10月20日
静岡大学での就職相談業務
本日は、静岡大学の就職相談の日ということで、学務部のカウンセリング室に行って来た。
企業の書類選考や面接が本格化する年明け~春先には、午後だけで6~7件の相談を受けることもざらだけど、まだ10月の中旬ということで、学務部に訪れる学生も少なく、結果的に農学部の4年生1名の相談に応ずるにとどまった。
「まぁ、この時期に多くの学生が相談に来るようじゃ、大学が就職予備校になっちゃうよ!?」と考えれば、むしろ静大生は健全だと言えるかも…
で、相談業務が終わって駐車場に向かう途中、ベンチに座っていた学生がコチラに近づいてきた。「何だろう…?」と思っていると…
学生は「杉山さんですよね、ご無沙汰してます。以前、ネックス塾でお世話になった…」と声をかけてくれた。顔を見たら、ネックス塾(静岡県立大学のキャリア支援サークルと静岡県経営者協会のコラボレートで実施した学生と社会人の交流会)で僕のグループでディスカッションをした学生だった。もう3~4年前のコトだけど、学生の顔を見たらひとめで彼だとわかった。
学生は、「農学部の大学院2年生で、来年から県職員になること」「私がアドバイスをした学生は自分と同じ研究室の後輩であること」「後輩には、私のアドバイスを聞いてれば間違いないと伝えたこと」等を話してくれた。
「県職員、頑張ってね!」と言って別れたのだが、「彼はもしかしたら、偶然ベンチに座っていたのではなく、後輩に聞いて僕を待っていてくれたのかもしれない」と帰りの車の中で気がついた。
突然だったとはいえ、名前の確認すら忘れていた自分の機転の利かなさ加減に後悔しきり…。でも、声をかけてくれて、とってもうれしかった…!
企業の書類選考や面接が本格化する年明け~春先には、午後だけで6~7件の相談を受けることもざらだけど、まだ10月の中旬ということで、学務部に訪れる学生も少なく、結果的に農学部の4年生1名の相談に応ずるにとどまった。
「まぁ、この時期に多くの学生が相談に来るようじゃ、大学が就職予備校になっちゃうよ!?」と考えれば、むしろ静大生は健全だと言えるかも…
で、相談業務が終わって駐車場に向かう途中、ベンチに座っていた学生がコチラに近づいてきた。「何だろう…?」と思っていると…
学生は「杉山さんですよね、ご無沙汰してます。以前、ネックス塾でお世話になった…」と声をかけてくれた。顔を見たら、ネックス塾(静岡県立大学のキャリア支援サークルと静岡県経営者協会のコラボレートで実施した学生と社会人の交流会)で僕のグループでディスカッションをした学生だった。もう3~4年前のコトだけど、学生の顔を見たらひとめで彼だとわかった。
学生は、「農学部の大学院2年生で、来年から県職員になること」「私がアドバイスをした学生は自分と同じ研究室の後輩であること」「後輩には、私のアドバイスを聞いてれば間違いないと伝えたこと」等を話してくれた。
「県職員、頑張ってね!」と言って別れたのだが、「彼はもしかしたら、偶然ベンチに座っていたのではなく、後輩に聞いて僕を待っていてくれたのかもしれない」と帰りの車の中で気がついた。
突然だったとはいえ、名前の確認すら忘れていた自分の機転の利かなさ加減に後悔しきり…。でも、声をかけてくれて、とってもうれしかった…!
2010年10月16日
就職支援財団 社会人交流会
本日は、選考委員を務めさせていただいている満井就職支援奨学財団の社会人交流会に社会人として参加した。
当該交流会は、「仕事観、人生観に関する気づき、進路に関する決断・行動へのヒントの提供」「自分の考え・意見を整理し発言する力や質問力を身につけること」等々、学生の成長のキッカケづくりを目的としたモノ。
午前中は、もう一人の社会人、当財団の監事で税理士の神谷好人氏と私のチームの2チーム(1チーム、学生4名)に別れ、社会人としての経歴やモノの見方に触れる時間とし、午後は社会人の話をモチーフに学生同士の意見交換の場とした。
私は一生懸命話したつもりだけど、午後の学生同士の意見交換を聞いてみて、「う~ん、伝えることって難しい」というのが印象かな。何か、伝言ゲームをやっているみたい…(笑
自分の考えを正確に相手に伝えること、今更ながらだけど、「難しいな~」と感じた。「『伝える力』『聴く力』もっともっとつけなくっちゃ…」と自分に言い聞かせた。
とはいえ、参加してみて、ベタだけど『楽しかった!』というのが率直な感想。何で楽しかったんだろう?きっと参加した学生の「何かを盗んでやろう!」という気概が伝わってきたからなんだろうな~。
当該交流会は、「仕事観、人生観に関する気づき、進路に関する決断・行動へのヒントの提供」「自分の考え・意見を整理し発言する力や質問力を身につけること」等々、学生の成長のキッカケづくりを目的としたモノ。
午前中は、もう一人の社会人、当財団の監事で税理士の神谷好人氏と私のチームの2チーム(1チーム、学生4名)に別れ、社会人としての経歴やモノの見方に触れる時間とし、午後は社会人の話をモチーフに学生同士の意見交換の場とした。
私は一生懸命話したつもりだけど、午後の学生同士の意見交換を聞いてみて、「う~ん、伝えることって難しい」というのが印象かな。何か、伝言ゲームをやっているみたい…(笑
自分の考えを正確に相手に伝えること、今更ながらだけど、「難しいな~」と感じた。「『伝える力』『聴く力』もっともっとつけなくっちゃ…」と自分に言い聞かせた。
とはいえ、参加してみて、ベタだけど『楽しかった!』というのが率直な感想。何で楽しかったんだろう?きっと参加した学生の「何かを盗んでやろう!」という気概が伝わってきたからなんだろうな~。
2010年10月10日
就活準備合宿に参加しました
~in焼津青少年自然の家~
10月9日10日の両日、静岡県立大学 学生ネットワークDreamSeedsの主催する就活準備合宿に行って来ました。
この合宿、就活前の大学3年生を対象に本格的な就活に入る前の心構えや意識を醸成するというモノで、7年(位)前にはじままりました。僕は第一回から参加、予定が入らない限り、参加してきたのですが…。
今回は、スタッフ6名、参加者22名(県大生20名、常大生2名)、4年生(4名)、社会人(私を含む5人)。本当に素晴らしいと感じるのは、就活が終わった4年生やOB・OGがサポート役として自主的に参加してくれるということ。
合宿の内容は、「自己分析」「エントリーシート対策」「面接対策」等、コンテンツだけを見ると一般的な就活支援メニューとの違いはないけれど、中身が違います。就活が終わった4年生やOB・OGのアドバイスによって、単なる就活のHow Toを伝えるのではなく、就活の本質を感じてもらえるような内容に昇華されてます。
その効果は、絶大。初日の朝は、「何からはじめたらいいのかわからない?」「就活が憂鬱で不安!?」と言っていた学生たちの表情が、終了時には明らかに変わっていたのがとっても印象的でした。
「頑張れ、3年生!」。そして、先輩たちの協力に感謝しつつ、「来年は、後輩たちのために汗をかける4年生になって帰ってきて欲しいなぁ~!?」と思いつつ、さわやかな気持ちで帰路に着くことが出来ました。

※グループワークの図
10月9日10日の両日、静岡県立大学 学生ネットワークDreamSeedsの主催する就活準備合宿に行って来ました。
この合宿、就活前の大学3年生を対象に本格的な就活に入る前の心構えや意識を醸成するというモノで、7年(位)前にはじままりました。僕は第一回から参加、予定が入らない限り、参加してきたのですが…。
今回は、スタッフ6名、参加者22名(県大生20名、常大生2名)、4年生(4名)、社会人(私を含む5人)。本当に素晴らしいと感じるのは、就活が終わった4年生やOB・OGがサポート役として自主的に参加してくれるということ。
合宿の内容は、「自己分析」「エントリーシート対策」「面接対策」等、コンテンツだけを見ると一般的な就活支援メニューとの違いはないけれど、中身が違います。就活が終わった4年生やOB・OGのアドバイスによって、単なる就活のHow Toを伝えるのではなく、就活の本質を感じてもらえるような内容に昇華されてます。
その効果は、絶大。初日の朝は、「何からはじめたらいいのかわからない?」「就活が憂鬱で不安!?」と言っていた学生たちの表情が、終了時には明らかに変わっていたのがとっても印象的でした。
「頑張れ、3年生!」。そして、先輩たちの協力に感謝しつつ、「来年は、後輩たちのために汗をかける4年生になって帰ってきて欲しいなぁ~!?」と思いつつ、さわやかな気持ちで帰路に着くことが出来ました。
※グループワークの図
2010年09月22日
後期授業スタート!?
~常葉学園大学の後期授業が始まりました~
本日より、講師を務めさせていただいている常葉学園大学の後期授業が始まりました。私の担当は、1年生対象のキャリア開発基礎と2年生対象の職業・企業研究Ⅰという2つのキャリア科目。
昨今、キャリアの重要性が叫ばれているためか、はたまた就職氷河期というメディアからのステレオタイプの情報にビビってなのか?例年との比較でも受講希望者は1.5~2倍に増えている(わたし的には、就活のHow toを教えるつもりではないので、受講希望者増と就職難を関連付けること自体?なのですが…)。
私の担当する学生たちに対しては、危機感を煽ってお尻を叩くのではなく、「キャリアに関連する正しい情報を伝えるコト」「情報を基に、自分で考え判断することの重要性を伝えるコト」の2つを心がけて授業に臨もうと思います。
それでは、15回。がんばって、参りましょう!!
本日より、講師を務めさせていただいている常葉学園大学の後期授業が始まりました。私の担当は、1年生対象のキャリア開発基礎と2年生対象の職業・企業研究Ⅰという2つのキャリア科目。
昨今、キャリアの重要性が叫ばれているためか、はたまた就職氷河期というメディアからのステレオタイプの情報にビビってなのか?例年との比較でも受講希望者は1.5~2倍に増えている(わたし的には、就活のHow toを教えるつもりではないので、受講希望者増と就職難を関連付けること自体?なのですが…)。
私の担当する学生たちに対しては、危機感を煽ってお尻を叩くのではなく、「キャリアに関連する正しい情報を伝えるコト」「情報を基に、自分で考え判断することの重要性を伝えるコト」の2つを心がけて授業に臨もうと思います。
それでは、15回。がんばって、参りましょう!!
2010年09月06日
就職支援財団 第5期生認定授与式
日曜日は、選考委員を務めさせていただいている満井就職支援奨学財団の支援塾生認定授与式に行ってきました。
当該財団は、支援塾生が「自ら目標設定できる」「迷っても決断する」「困難から逃げない」等“自主自立した社会人”(←私も含め、これが出来てる社会人は多くないですが…汗)になるための支援をしています。
具体的には、「大きな影響を受ける人と出会う場」「自ら動く・チームで動くことを学ぶ場」「社会の実体験を学ぶ場」を提供することによって、支援塾生が自ら「気づき」「行動」することを支援するというもの。
今回認定授与式に参加した第5期生は、大学生8名(+サポートの3~4期生6名)ですが、今後、追加で高校生の参加も計画しているとのこと。新たな化学反応が生まれるのが楽しみです。
10月16日の社会人交流会では、車座になって学生たちと意見を交わす場が設定されているようで…。「う~ん、どんな展開になるのか?」今から楽しみです。
当該財団は、支援塾生が「自ら目標設定できる」「迷っても決断する」「困難から逃げない」等“自主自立した社会人”(←私も含め、これが出来てる社会人は多くないですが…汗)になるための支援をしています。
具体的には、「大きな影響を受ける人と出会う場」「自ら動く・チームで動くことを学ぶ場」「社会の実体験を学ぶ場」を提供することによって、支援塾生が自ら「気づき」「行動」することを支援するというもの。
今回認定授与式に参加した第5期生は、大学生8名(+サポートの3~4期生6名)ですが、今後、追加で高校生の参加も計画しているとのこと。新たな化学反応が生まれるのが楽しみです。
10月16日の社会人交流会では、車座になって学生たちと意見を交わす場が設定されているようで…。「う~ん、どんな展開になるのか?」今から楽しみです。
2010年05月01日
高校生の『就職に対する心構え』
~就職希望の3年生と話してきました~
本日は、市内のとある高等学校の『就職キャリア講座』で、就職希望の3年生に話をして参りました。この講座、5月~11月の土曜日、8回にわたり開催されるモノで、今回はその第1回ということで、『就職に対する心構え』について話して参りました。
先ずは、応接室で、ご依頼いただいた就職担当の先生から就職の概況をヒアリング。今年は、30数名のうち8割方は決まったモノの数名は、就職先が決まらないままの卒業となってしまったとのこと。昨年までは、就職希望者は、学校求人でほぼ100%決まっていたということで、今更ながら、今年の厳しい就職状況を感じさせられます。
で、実際の講座の内容ですが…。学生達は、きっと先生や親から「今年は厳しいから、頑張れ!」と言われているだろうという仮定(?)の基に、先ずは「『就職』と聞いて何をイメージするか?」を質問。案の定、「不安」「厳しい」「たいへんそう」などというネガティブな答えが…(中には、「お金がもらえる」という至極Simpleな答えを返してくれる学生もいましたが…)。
その答えを受けて、約50分間の講座では、「就活のHow toに走るのではなく、日々の学生生活を有意義に過ごすことが大切であること」「企業は、現在のみなさんの技量ではなく、入社後、周囲と協力して頑張っていける人かを見ていること」等、学生達が働くことの本質を理解し、のびのびと就活に臨むことを意識した話やWorkを実施しました。
本日参加してくれた学生達は、僕の話を最期までしっかり聞いてくれました。彼女たちが、周囲の情報に翻弄され、萎縮することなく就職活動に臨んでくれることを祈ります。そして、来春、「元気に職業人生のスタートを切って欲しい」と強く感じました。
本日は、市内のとある高等学校の『就職キャリア講座』で、就職希望の3年生に話をして参りました。この講座、5月~11月の土曜日、8回にわたり開催されるモノで、今回はその第1回ということで、『就職に対する心構え』について話して参りました。
先ずは、応接室で、ご依頼いただいた就職担当の先生から就職の概況をヒアリング。今年は、30数名のうち8割方は決まったモノの数名は、就職先が決まらないままの卒業となってしまったとのこと。昨年までは、就職希望者は、学校求人でほぼ100%決まっていたということで、今更ながら、今年の厳しい就職状況を感じさせられます。
で、実際の講座の内容ですが…。学生達は、きっと先生や親から「今年は厳しいから、頑張れ!」と言われているだろうという仮定(?)の基に、先ずは「『就職』と聞いて何をイメージするか?」を質問。案の定、「不安」「厳しい」「たいへんそう」などというネガティブな答えが…(中には、「お金がもらえる」という至極Simpleな答えを返してくれる学生もいましたが…)。
その答えを受けて、約50分間の講座では、「就活のHow toに走るのではなく、日々の学生生活を有意義に過ごすことが大切であること」「企業は、現在のみなさんの技量ではなく、入社後、周囲と協力して頑張っていける人かを見ていること」等、学生達が働くことの本質を理解し、のびのびと就活に臨むことを意識した話やWorkを実施しました。
本日参加してくれた学生達は、僕の話を最期までしっかり聞いてくれました。彼女たちが、周囲の情報に翻弄され、萎縮することなく就職活動に臨んでくれることを祈ります。そして、来春、「元気に職業人生のスタートを切って欲しい」と強く感じました。
2010年01月27日
外国人留学生就職セミナー
本日は、静岡県&静岡県国際経済振興会(SIBA)が主催する外国人留学生就職セミナーに行って来ました。
SIBAからお誘いのメールをいただいたのがキッカケですが、最近、外国人留学生の就職に興味がありまして…
先日もとある大学の就職支援講座で、外国人留学生の指導をしたのですが、すっごく前向きで勉強熱心。「外国人留学生に興味はあるけれど、コミュニケーションが…」などと心配する経営者も多いですが、「しゃべりも文書作成能力も全く問題なし」少なくとも僕の知る範囲では…
今日も先日指導した女子学生が僕を見つけて挨拶に来てくれました。日本人の学生だったら知らんぷりだったかも…
今回、ご登壇のマイホテル竜宮の杉山美喜氏も、外国人留学生を雇用しはじめたのですが「日本人より日本語がしっかり出来る」とおっしゃっていました。
日本人の学生諸君、のんびり構えてる場合じゃありませんよ!?
SIBAからお誘いのメールをいただいたのがキッカケですが、最近、外国人留学生の就職に興味がありまして…
先日もとある大学の就職支援講座で、外国人留学生の指導をしたのですが、すっごく前向きで勉強熱心。「外国人留学生に興味はあるけれど、コミュニケーションが…」などと心配する経営者も多いですが、「しゃべりも文書作成能力も全く問題なし」少なくとも僕の知る範囲では…
今日も先日指導した女子学生が僕を見つけて挨拶に来てくれました。日本人の学生だったら知らんぷりだったかも…
今回、ご登壇のマイホテル竜宮の杉山美喜氏も、外国人留学生を雇用しはじめたのですが「日本人より日本語がしっかり出来る」とおっしゃっていました。
日本人の学生諸君、のんびり構えてる場合じゃありませんよ!?

2009年11月21日
フリーエージェントの時代
~静岡県立大学『キャリア概論』でお話ししてきました~
フリーエージェントとは、組織に雇われない働き方をする人たちの呼称。まっ、私などは「典型的なフリーエージェントなのかも…」ということで、自分自身の今までの職業人生を振り返りつつ、最近の若者について感じていることをお話してきた。
学生時代の私は、所謂、モラトリアム人間。一応、サラリーマンとして職業人生のスタートは切ったものの、終身雇用が必然(?)だった当時、3年間で3つも職を変えてしまったダメ人間だった(転職自体がダメとは全然思っていないが、辞める理由がいい加減すぎる…汗)。
そんな私も、会社や社会に鍛えられ、40代前半で独立。周囲には、反対する親戚もいたし、リスクが多い生き方を選んだと思われていたようだけど…。私自身は、ひとつの会社にしがみつく方がズ~ッとリスクが高いと思っている(金融商品は分散投資が基本であることと同じ理屈です)。
翻って、昨今の新入社員アンケートなどを見ると「業績・能力主義的な給与・昇格を望まない」「今の会社に一生勤めたい」という若者が急増していることがわかる。
「安定した会社で働きたい。安心できる生活をしたい」という気持ちはわかるけど、そんな社員ばっかりだったら、会社がもたないことはちょっと考えればわかるのでは…。少なくとも私には、60代の責任持ちたくない平社員がゴロゴロいる会社はイメージできない。
ということで、「実は、フリーでない生き方の方がズ~ッとリスクが大きいコトを知ってもらいたい」というようなコトをお話しさせていただいたわけです。
『自分の人生を自分の意志で選びとる』、言われてみれば当たり前のこのコトを認識することが出来れば、人生はもっともっと楽しいものになるハズだ!?
※講義終了後、受講学生のひとりから、「とても感激した!」というコメントをもらえたのは、うれしかった。小心者の私には、大きな心の支えになります…(笑
フリーエージェントとは、組織に雇われない働き方をする人たちの呼称。まっ、私などは「典型的なフリーエージェントなのかも…」ということで、自分自身の今までの職業人生を振り返りつつ、最近の若者について感じていることをお話してきた。
学生時代の私は、所謂、モラトリアム人間。一応、サラリーマンとして職業人生のスタートは切ったものの、終身雇用が必然(?)だった当時、3年間で3つも職を変えてしまったダメ人間だった(転職自体がダメとは全然思っていないが、辞める理由がいい加減すぎる…汗)。
そんな私も、会社や社会に鍛えられ、40代前半で独立。周囲には、反対する親戚もいたし、リスクが多い生き方を選んだと思われていたようだけど…。私自身は、ひとつの会社にしがみつく方がズ~ッとリスクが高いと思っている(金融商品は分散投資が基本であることと同じ理屈です)。
翻って、昨今の新入社員アンケートなどを見ると「業績・能力主義的な給与・昇格を望まない」「今の会社に一生勤めたい」という若者が急増していることがわかる。
「安定した会社で働きたい。安心できる生活をしたい」という気持ちはわかるけど、そんな社員ばっかりだったら、会社がもたないことはちょっと考えればわかるのでは…。少なくとも私には、60代の責任持ちたくない平社員がゴロゴロいる会社はイメージできない。
ということで、「実は、フリーでない生き方の方がズ~ッとリスクが大きいコトを知ってもらいたい」というようなコトをお話しさせていただいたわけです。
『自分の人生を自分の意志で選びとる』、言われてみれば当たり前のこのコトを認識することが出来れば、人生はもっともっと楽しいものになるハズだ!?
※講義終了後、受講学生のひとりから、「とても感激した!」というコメントをもらえたのは、うれしかった。小心者の私には、大きな心の支えになります…(笑