2008年03月19日
学生がキャンパスを変える~社会を変える!!
~静岡県立大学キャリア支援センター発足記念シンポジウム~
3月17日・18日の2日間にわたり静岡県立大学・もくせい会館で学生シンポジウムが開催された。
テーマは『学生がキャンパスを変える~社会を変える!!』。キャンパスや社会を変えようと前向きに活動している全国の学生団体とそれを支える教員の討論をきっかけに、「学生がキャンパスや地域社会を変えていくためには何が必要なのか?」を考える2日間となった。
で、僕の役割はコーディネーター(と言えば格好いいけれど、簡単に言えば雑用係)。言い訳をさせていただけるのであれば、はじめての試みでもあり当初予定した参加者数(20名)をはるかに超える40名の学生が集ってくれたこともあり、運営面ではご迷惑をおかけしちゃったと思います。この場を借りて、お詫びさせていただきますm(_ _)m
僕にとっても、有意義且つ濃密な2日間になりました。すっごく刺激を受けたしネ!?

※2日間のシンポジウム終了後、もくせい会館玄関前でパシャリ!?
参加してくれたみなさんは以下の通りです。
<参加者>
□橋本勝 氏(岡山大学 教授 カリキュラム研究開発部門長)
□津富宏 氏(静岡県立大学 准教授、キャリア支援センター副センター長)
<参加団体>
活動のジャンルは違いますが、いずれの団体もキャンパスや社会を変えようと前向きに活動しているところが共通点です。
□愛媛大学キャリアサポーター
□岡山大学 教育開発センター 学生・教職員教育改善委員会
□就職活動支援組織神戸大学job-navi
□若者社会活動支援NPO法人 Design Net-works Association
□特定非営利活動法人BrainHumanity
□関西大学ボランティアセンター学生スタッフ
<静岡県立大学>
□ありのまま会
□環境サークルCO-CO
□学生ネットワークDREAM SEEDS
□静岡学生NGOあおい
□リトルワールドキャンプ実行委員会
□学生団体活性化合宿実行委員会
□静岡県立大学 第22回剣祭実行委員会
どんなことをやったのかは、また報告させていただきますが、何はともあれ参加者のみなさん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
3月17日・18日の2日間にわたり静岡県立大学・もくせい会館で学生シンポジウムが開催された。
テーマは『学生がキャンパスを変える~社会を変える!!』。キャンパスや社会を変えようと前向きに活動している全国の学生団体とそれを支える教員の討論をきっかけに、「学生がキャンパスや地域社会を変えていくためには何が必要なのか?」を考える2日間となった。
で、僕の役割はコーディネーター(と言えば格好いいけれど、簡単に言えば雑用係)。言い訳をさせていただけるのであれば、はじめての試みでもあり当初予定した参加者数(20名)をはるかに超える40名の学生が集ってくれたこともあり、運営面ではご迷惑をおかけしちゃったと思います。この場を借りて、お詫びさせていただきますm(_ _)m
僕にとっても、有意義且つ濃密な2日間になりました。すっごく刺激を受けたしネ!?

※2日間のシンポジウム終了後、もくせい会館玄関前でパシャリ!?
参加してくれたみなさんは以下の通りです。
<参加者>
□橋本勝 氏(岡山大学 教授 カリキュラム研究開発部門長)
□津富宏 氏(静岡県立大学 准教授、キャリア支援センター副センター長)
<参加団体>
活動のジャンルは違いますが、いずれの団体もキャンパスや社会を変えようと前向きに活動しているところが共通点です。
□愛媛大学キャリアサポーター
□岡山大学 教育開発センター 学生・教職員教育改善委員会
□就職活動支援組織神戸大学job-navi
□若者社会活動支援NPO法人 Design Net-works Association
□特定非営利活動法人BrainHumanity
□関西大学ボランティアセンター学生スタッフ
<静岡県立大学>
□ありのまま会
□環境サークルCO-CO
□学生ネットワークDREAM SEEDS
□静岡学生NGOあおい
□リトルワールドキャンプ実行委員会
□学生団体活性化合宿実行委員会
□静岡県立大学 第22回剣祭実行委員会
どんなことをやったのかは、また報告させていただきますが、何はともあれ参加者のみなさん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
2008年02月17日
卒論ミュージアム☆
~音楽を聴くように、アートを見るように、卒論に触れよう~
去る2月15日、鷹匠のNAS’Hにて、『卒論ミュージアム』なるイベントが開かれた。
このイベントは、たったひとつのテーマを、半年以上もかけて研究し続けた「卒論」を、学校の中だけでじっと眠らせておくのは勿体ない。これまでの多くの「出会い」に感謝して、街の中に、「学問」の愉しさを届けようと、大学生達が企画したモノ。
大学時代、ほとんど勉強をした記憶の無い私(とはいえ、何故か?卒論のテーマだけは30年近く経った今も覚えてるんですよネ~)には、彼・彼女らが、20代前半で「学問」の愉しさを感じてる事自体、レスペクト…!?「オムニバストーク」あり、「卒論展示」ありととっても楽しい会でした。
60人ほどの参加者の内、半分以上が社会人だというのも、今どきの学生達を知ってもらうにはとってもいいんじゃない?!
次年度以降は、高校生なんかにも聴いてもらえるとイイかも…!?何の期待も目的もなく進学するんじゃなく、「「学問」ってもしかしたら楽しいのかも…」っていう期待感で進学して欲しいものネ!!
実行委員会のみなさん、お疲れさまでした~

去る2月15日、鷹匠のNAS’Hにて、『卒論ミュージアム』なるイベントが開かれた。
このイベントは、たったひとつのテーマを、半年以上もかけて研究し続けた「卒論」を、学校の中だけでじっと眠らせておくのは勿体ない。これまでの多くの「出会い」に感謝して、街の中に、「学問」の愉しさを届けようと、大学生達が企画したモノ。
大学時代、ほとんど勉強をした記憶の無い私(とはいえ、何故か?卒論のテーマだけは30年近く経った今も覚えてるんですよネ~)には、彼・彼女らが、20代前半で「学問」の愉しさを感じてる事自体、レスペクト…!?「オムニバストーク」あり、「卒論展示」ありととっても楽しい会でした。
60人ほどの参加者の内、半分以上が社会人だというのも、今どきの学生達を知ってもらうにはとってもいいんじゃない?!
次年度以降は、高校生なんかにも聴いてもらえるとイイかも…!?何の期待も目的もなく進学するんじゃなく、「「学問」ってもしかしたら楽しいのかも…」っていう期待感で進学して欲しいものネ!!
実行委員会のみなさん、お疲れさまでした~
2008年01月19日
就職活動、今昔物語⑤
~就活シーズンを迎えるにあたって…~
今回は、第1回ということで、就活の概念的な部分の説明に終始してしまったが、時代の変化に伴い就職活動にも大きな変化が生じていることを理解していただけたのであれば幸いである。
昨今は、就職活動の早期化が加速度的に進んでおり、4年制の大学であれば3年生の、短期大学であれば1年生の秋口から具体的な就職活動をスタートすることになる。また、就職情報が氾濫する中、学生たちは、多くの情報から自分にあった情報を取捨選択しなくてはならない等、内定を得るまでの間に多大なストレスを受けることになる。
そんな中、私たち保護者が出来ることは・・・?
どんな状況にあっても『子供の心の声に耳を傾ける』という姿勢が重要だ。
先行き不透明な現代、『今後の労働市場を予想し、的確なアドバイスを与えること』は誰にも出来ないが、子供の気持ちを尊重し精神的なサポートすることは、親だからこそ出来ることなのではないだろうか。
【ポイント】
●就職活動の目的は、『職業人生のスタートラインに立つこと』
●子供にとっての『いい会社』とは、「仕事を通してやり甲斐を感じることが出来る」「仕事を通して成長を実感できる」等、本人の主観による部分が大きい
●『子供の心の声に耳を傾ける』という姿勢が重要
当内容は、新卒のかんづめ『保護者版 今どきのシューカツ』に掲出中です。

福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕にも掲出されました。
おしまい
今回は、第1回ということで、就活の概念的な部分の説明に終始してしまったが、時代の変化に伴い就職活動にも大きな変化が生じていることを理解していただけたのであれば幸いである。
昨今は、就職活動の早期化が加速度的に進んでおり、4年制の大学であれば3年生の、短期大学であれば1年生の秋口から具体的な就職活動をスタートすることになる。また、就職情報が氾濫する中、学生たちは、多くの情報から自分にあった情報を取捨選択しなくてはならない等、内定を得るまでの間に多大なストレスを受けることになる。
そんな中、私たち保護者が出来ることは・・・?
どんな状況にあっても『子供の心の声に耳を傾ける』という姿勢が重要だ。
先行き不透明な現代、『今後の労働市場を予想し、的確なアドバイスを与えること』は誰にも出来ないが、子供の気持ちを尊重し精神的なサポートすることは、親だからこそ出来ることなのではないだろうか。
【ポイント】
●就職活動の目的は、『職業人生のスタートラインに立つこと』
●子供にとっての『いい会社』とは、「仕事を通してやり甲斐を感じることが出来る」「仕事を通して成長を実感できる」等、本人の主観による部分が大きい
●『子供の心の声に耳を傾ける』という姿勢が重要
当内容は、新卒のかんづめ『保護者版 今どきのシューカツ』に掲出中です。

福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕にも掲出されました。
おしまい
2008年01月19日
就職活動、今昔物語④
~安定している会社・仕事って…?~
とはいえ、保護者としては、子供が『安定した会社、安定した仕事』に就くことを望むのは当然のこと。では、どんな会社、どんな仕事が安定しているのだろうか?
最近、緩やかな景気回復の影響か、企業の新卒採用の動きが活性化、『空前の売り手市場』『正社員の雇用拡大』などという文字がメディアを賑わしている。
これらの記事を見て、『日本型雇用慣行の復活』などと思う皆さんがいるのであれば、それは認識不足かもしれない。残念ながら、どんな業界のどんな会社も、未来永劫まで『安定している』『変化しない』などということはあり得ない。また、仮に万一、そんな会社があったとしても、志望動機を聞かれた時に、「安定した御社で、安心して仕事をしたい」などと言ったら、その瞬間に企業は「学生に対する興味を失う可能性が高い」ことを理解しておく必要があるだろう。
会社自体の安定を保証することが難しいのだとすると、子供にとっての『いい会社』とは、規模や知名度ではなく、「仕事を通してやり甲斐を感じることが出来る」「仕事を通して成長を実感できる」等、本人の主観による部分が大きいのかもしれない。
当内容は、新卒のかんづめ『保護者版 今どきのシューカツ』に掲出中です。

福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕にも掲出されました。
続く~
とはいえ、保護者としては、子供が『安定した会社、安定した仕事』に就くことを望むのは当然のこと。では、どんな会社、どんな仕事が安定しているのだろうか?
最近、緩やかな景気回復の影響か、企業の新卒採用の動きが活性化、『空前の売り手市場』『正社員の雇用拡大』などという文字がメディアを賑わしている。
これらの記事を見て、『日本型雇用慣行の復活』などと思う皆さんがいるのであれば、それは認識不足かもしれない。残念ながら、どんな業界のどんな会社も、未来永劫まで『安定している』『変化しない』などということはあり得ない。また、仮に万一、そんな会社があったとしても、志望動機を聞かれた時に、「安定した御社で、安心して仕事をしたい」などと言ったら、その瞬間に企業は「学生に対する興味を失う可能性が高い」ことを理解しておく必要があるだろう。
会社自体の安定を保証することが難しいのだとすると、子供にとっての『いい会社』とは、規模や知名度ではなく、「仕事を通してやり甲斐を感じることが出来る」「仕事を通して成長を実感できる」等、本人の主観による部分が大きいのかもしれない。
当内容は、新卒のかんづめ『保護者版 今どきのシューカツ』に掲出中です。

福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕にも掲出されました。
続く~
2008年01月19日
就職活動、今昔物語③
~いい会社に入りなさい!?~
就職活動中の学生と話をする中で、せっかく内定が出たのに、親から「希望の会社に入れるまでは、経済的な援助を惜しまない」とか「もっといい会社に就職しなさい」などと言われたという学生に出会うことは多い。保護者が、『いい会社』『安定した会社』に入ることを目的化していることが理由だ。中には、そのアドバイスを受けて就職浪人する学生すらいる。
ここにもいくつかの問題が隠されている。
1.新卒での就職活動は、一生の内で一度しかない。
昨今、企業の新卒採用方針は、『学歴重視』から『人物本位』に変化しており、『資格』の数や『優』の数が合否を左右するというわけではない。
大学受験の様に、「1年目に合格できなかったら、受験勉強して再チャレンジ!」というわけにはいかない。
2.『いい会社』『安定した会社』の定義は人それぞれ。
「規模が大きければいい」というわけでもないし、「有名だから、安心して働ける」というわけでもなさそうだ。
当内容は、新卒のかんづめ『保護者版 今どきのシューカツ』に掲出中です。

福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕にも掲出されました。
続く~
就職活動中の学生と話をする中で、せっかく内定が出たのに、親から「希望の会社に入れるまでは、経済的な援助を惜しまない」とか「もっといい会社に就職しなさい」などと言われたという学生に出会うことは多い。保護者が、『いい会社』『安定した会社』に入ることを目的化していることが理由だ。中には、そのアドバイスを受けて就職浪人する学生すらいる。
ここにもいくつかの問題が隠されている。
1.新卒での就職活動は、一生の内で一度しかない。
昨今、企業の新卒採用方針は、『学歴重視』から『人物本位』に変化しており、『資格』の数や『優』の数が合否を左右するというわけではない。
大学受験の様に、「1年目に合格できなかったら、受験勉強して再チャレンジ!」というわけにはいかない。
2.『いい会社』『安定した会社』の定義は人それぞれ。
「規模が大きければいい」というわけでもないし、「有名だから、安心して働ける」というわけでもなさそうだ。
当内容は、新卒のかんづめ『保護者版 今どきのシューカツ』に掲出中です。

福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕にも掲出されました。
続く~
2008年01月18日
就職活動、今昔物語②
~就職活動の目的は?~
私たちの時代、就職活動における親からのアドバイスは、概ね「大きな会社が安心だ」「安定した会社を選びなさい」というものだったのではないだろうか。
企業と従業員の間に、「入社して、言われたことを真面目にこなせば、会社は最後まで面倒を見てくれる」という暗黙の了解があってこそのアドバイスだったのだろう。言い方を換えれば、「就職すること自体が、職業人生のゴールだ!」との認識に立ったアドバイスだったのかもしれない。当時の就職活動の目的は、明らかに『安定した会社に入社すること』だった。
時代は変わり、年功序列賃金・終身雇用慣行等を特徴とする『日本型雇用慣行』が崩壊したと言われて久しい。わかりやすく言えば、「会社は社員の年齢が上がったからといって給与を上げてくれるわけではないし、定年までの雇用の保証を約束してくれるわけでもない世の中になっている」ということだ。
未だに、『希望の企業の内定を得ること』を目的化する学生や保護者を数多く見かけるが、私自身は、現在の就職活動の目的は、『内定獲得』ではなく『職業人生のスタートラインに立つこと』だと思っている。
当内容は、新卒のかんづめ『保護者版 今どきのシューカツ』に掲出中です。

福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕にも掲出されました。
続く~
私たちの時代、就職活動における親からのアドバイスは、概ね「大きな会社が安心だ」「安定した会社を選びなさい」というものだったのではないだろうか。
企業と従業員の間に、「入社して、言われたことを真面目にこなせば、会社は最後まで面倒を見てくれる」という暗黙の了解があってこそのアドバイスだったのだろう。言い方を換えれば、「就職すること自体が、職業人生のゴールだ!」との認識に立ったアドバイスだったのかもしれない。当時の就職活動の目的は、明らかに『安定した会社に入社すること』だった。
時代は変わり、年功序列賃金・終身雇用慣行等を特徴とする『日本型雇用慣行』が崩壊したと言われて久しい。わかりやすく言えば、「会社は社員の年齢が上がったからといって給与を上げてくれるわけではないし、定年までの雇用の保証を約束してくれるわけでもない世の中になっている」ということだ。
未だに、『希望の企業の内定を得ること』を目的化する学生や保護者を数多く見かけるが、私自身は、現在の就職活動の目的は、『内定獲得』ではなく『職業人生のスタートラインに立つこと』だと思っている。
当内容は、新卒のかんづめ『保護者版 今どきのシューカツ』に掲出中です。

福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕にも掲出されました。
続く~
2008年01月18日
今どきのシューカツ、「福島県進出…?」
~就職活動、今昔物語①~
静岡新聞社の『新卒のかんづめ』で書かせていただいてる『保護者版今どきのシューカツ!』のコラム『就職活動、今昔物語』が、福島民放社の就職ガイド〔ウィン〕(タフロイド版の冊子)に転載された(ちなみに僕は、福島に行ったことはありません)。
半年以上も前に書いたコラムだけど、読み直してみると「われながら、案外いいこと言ってるじゃん…!?(誰も誉めてくれないから自画自賛)」。
とはいえ、あと半年もすれば、この記事もWeb上から抹殺されちゃうって~ことで、今回から数回に分けて、書いた内容を備忘録としてUPしときましょ…!!

福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕
出だしはこんな感じ…
四半世紀以上も前に就職活動をして社会人となった私が、まさか大学でキャリア形成支援の授業を担当したり、多くの学生の就職相談にのる事になろうとは夢にも思わなかった。人生とは本当に不思議なものだ。
そんな私は、大学生の娘を持つひとりの親でもあり、先日、娘の大学の保護者懇談会に参加してみた。多くの保護者が、「自分の時代とは全く違う現代の就職活動に、どう対応すればいいのか?」不安な気持ちいっぱいなのをヒシヒシと感じた。
本日は、ひとりの親として「子供の就職活動に、どう関与すればいいものなのか?」、みなさんと一緒に考えてみたい。
以下、次回以降に続く~。
静岡新聞社の『新卒のかんづめ』で書かせていただいてる『保護者版今どきのシューカツ!』のコラム『就職活動、今昔物語』が、福島民放社の就職ガイド〔ウィン〕(タフロイド版の冊子)に転載された(ちなみに僕は、福島に行ったことはありません)。
半年以上も前に書いたコラムだけど、読み直してみると「われながら、案外いいこと言ってるじゃん…!?(誰も誉めてくれないから自画自賛)」。
とはいえ、あと半年もすれば、この記事もWeb上から抹殺されちゃうって~ことで、今回から数回に分けて、書いた内容を備忘録としてUPしときましょ…!!

福島民報社 就職ガイド〔ウィン〕
出だしはこんな感じ…
四半世紀以上も前に就職活動をして社会人となった私が、まさか大学でキャリア形成支援の授業を担当したり、多くの学生の就職相談にのる事になろうとは夢にも思わなかった。人生とは本当に不思議なものだ。
そんな私は、大学生の娘を持つひとりの親でもあり、先日、娘の大学の保護者懇談会に参加してみた。多くの保護者が、「自分の時代とは全く違う現代の就職活動に、どう対応すればいいのか?」不安な気持ちいっぱいなのをヒシヒシと感じた。
本日は、ひとりの親として「子供の就職活動に、どう関与すればいいものなのか?」、みなさんと一緒に考えてみたい。
以下、次回以降に続く~。
2007年09月16日
就活準備合宿2007
9月15日・16日の2日間に渡り、『就活準備合宿2007』が開催された。
この合宿は、静岡県立大学のキャリア支援サークル『学生ネットワークDream Seeds』が、5年前にはじめたもので、毎年この時期に開催される。
今回は、朝霧野外活動センターで県大、静大、相模女子大の学生22名と社会人5名(内、2名はDream SeedsのOG)で実施した。
メニューは、「エントリーシート」「集団面接」「グループワーク」「集団討論」と一風、一般的な就活セミナーと変わらないが、大きな特徴が2つ。1つ目は、『就活のHow toを学のではなく、働くことの本質を探る』ということへの拘り、2つ目は、『運営は全て学生で、社会人は学生からの指示の元動く』ということ。
「就活なんてウザイ」「社会に出ることが不安」「就活、何から手をつけていいのかわからない」、なんて言っていた学生が、笑顔で「就活、頑張ろう~!!」と言って終われたのが大きな収穫じゃないでしょうか?!
素晴らしいイベントなんで、来年は、もっともっとたくさんの大学のもっともっとたくさんの学生に参加してもらいたいね!?

※写真は、16日早朝の「ふれあいタイム」でのひとこま。常葉学園大学のフラメンコ倶楽部の学生さんが素敵な踊りを披露してくれました。
この合宿は、静岡県立大学のキャリア支援サークル『学生ネットワークDream Seeds』が、5年前にはじめたもので、毎年この時期に開催される。
今回は、朝霧野外活動センターで県大、静大、相模女子大の学生22名と社会人5名(内、2名はDream SeedsのOG)で実施した。
メニューは、「エントリーシート」「集団面接」「グループワーク」「集団討論」と一風、一般的な就活セミナーと変わらないが、大きな特徴が2つ。1つ目は、『就活のHow toを学のではなく、働くことの本質を探る』ということへの拘り、2つ目は、『運営は全て学生で、社会人は学生からの指示の元動く』ということ。
「就活なんてウザイ」「社会に出ることが不安」「就活、何から手をつけていいのかわからない」、なんて言っていた学生が、笑顔で「就活、頑張ろう~!!」と言って終われたのが大きな収穫じゃないでしょうか?!
素晴らしいイベントなんで、来年は、もっともっとたくさんの大学のもっともっとたくさんの学生に参加してもらいたいね!?
※写真は、16日早朝の「ふれあいタイム」でのひとこま。常葉学園大学のフラメンコ倶楽部の学生さんが素敵な踊りを披露してくれました。
2007年05月25日
就職支援財団 意見交換会
本日は、就職支援財団の理事会・評議委員会・意見交換会。
第1期の奨学生達は、確実に成長しているし、初年度としては上々の滑り出しではないでしょうか?
参加のみなさまからは、「よかった、よかった」というコメントばかりじゃなく、「こうした方がいいんじゃないか?」「あんな風にも出来るんじゃないか?」といろんなアイデアが出ていたし、今後の展開が楽しみです。
以上、豪華メンバーに緊張気味のオルベアが報告いたしました~。
第1期の奨学生達は、確実に成長しているし、初年度としては上々の滑り出しではないでしょうか?
参加のみなさまからは、「よかった、よかった」というコメントばかりじゃなく、「こうした方がいいんじゃないか?」「あんな風にも出来るんじゃないか?」といろんなアイデアが出ていたし、今後の展開が楽しみです。
以上、豪華メンバーに緊張気味のオルベアが報告いたしました~。
2007年04月12日
新卒のかんづめ 悩み一問一答
~面接で他の業界を受けていると言ってもいい?~
静岡県に就職する学生の就職活動支援サイト『新卒のかんづめ』の更新情報です。
僕、『悩み一問一答!』ってコラム書いてまして…
早いもので、今年の就職活動も面接シーズンに突入。で、この時期に悩むのが、面接官の「ところで、他にどんな会社受けてるの…」という、あまり聞いて欲しくない質問に対しての受け答え。「いろんな業界を受けてます」なんて言って、「ポリシーのない奴だ」なんて思われるのもマズイだろうし…。
ということで、今回は、こんな質問をされた時、どう答えればいいのかを考えてみました。
ということで、学生さんはもちろんのこと、ご父兄のみなさんも、はたまた全く興味のない人も、よろしかったら読んでみて!!
ということで、詳しくはこちら!

本文とは、全く関係ありませんが、タミヤ本社(恩田原)に行くと見れるティレル・フォードです。
静岡県に就職する学生の就職活動支援サイト『新卒のかんづめ』の更新情報です。
僕、『悩み一問一答!』ってコラム書いてまして…
早いもので、今年の就職活動も面接シーズンに突入。で、この時期に悩むのが、面接官の「ところで、他にどんな会社受けてるの…」という、あまり聞いて欲しくない質問に対しての受け答え。「いろんな業界を受けてます」なんて言って、「ポリシーのない奴だ」なんて思われるのもマズイだろうし…。
ということで、今回は、こんな質問をされた時、どう答えればいいのかを考えてみました。
ということで、学生さんはもちろんのこと、ご父兄のみなさんも、はたまた全く興味のない人も、よろしかったら読んでみて!!
ということで、詳しくはこちら!
本文とは、全く関係ありませんが、タミヤ本社(恩田原)に行くと見れるティレル・フォードです。
2007年02月28日
思ったより就活って大変?
静岡県に就職する学生の就職活動支援サイト『新卒のかんづめ』の更新情報です。
僕、『悩み一問一答!』ってコラム書いてまして…
今回のテーマは「思ったより就活って大変、効率よくやれる方法ないのかな。」
多くのみなさんが、本気で取り組み始めた就職活動。これから早い人でもゴールデンウィーク前後まで、場合によっては卒業間近までの長丁場での活動を強いられる。授業にゼミにアルバイト、忙しい学生にとっては、「目の上のたんこぶみたいに厄介なもの…」と思えちゃうのもわからないでもないけれど…
ということで、学生さんはもちろんのこと、静岡新聞朝刊の『シューカツ!』(著:石田衣良)を興味深く読んでる人も、はたまた全く興味のない人も、よろしかったら読んでみて!!
ということで、詳しくはこちら!
僕、『悩み一問一答!』ってコラム書いてまして…
今回のテーマは「思ったより就活って大変、効率よくやれる方法ないのかな。」
多くのみなさんが、本気で取り組み始めた就職活動。これから早い人でもゴールデンウィーク前後まで、場合によっては卒業間近までの長丁場での活動を強いられる。授業にゼミにアルバイト、忙しい学生にとっては、「目の上のたんこぶみたいに厄介なもの…」と思えちゃうのもわからないでもないけれど…
ということで、学生さんはもちろんのこと、静岡新聞朝刊の『シューカツ!』(著:石田衣良)を興味深く読んでる人も、はたまた全く興味のない人も、よろしかったら読んでみて!!
ということで、詳しくはこちら!
2007年02月17日
素直に喜べない…?!
就職内定率
高卒9年ぶり80%超す
県内は86.6%
今春卒業予定で就職を希望する高校生の就職内定率(2006年12月末現在)は前年同月比3.6ポイント増の81.5%で、1997年の同時期以来9年ぶりに80%を超えたことが16日、文部科学省の調査で分かった。静岡県は1.3ポイント増の86.6%だった。
内定率の上昇は4年連続。増加率も高い伸びが続いており、同省は「景気回復の加え、団塊世代の大量退職に備えた人材確保で、企業の採用意欲が強まっている」(児童生徒課)とみている。(後略)
出所:2月17日 静岡新聞
-----------------------------------------------------------------------------
1997年の同時期以来9年ぶりに高校生の就職内定率が80%を超えたって…!?
就職したい高校生が、就職できる環境に変化してきたってことについては喜んでいいんだろうけど、僕は両手を挙げては喜べない。というより、こういう見出しがコトの本質を見誤らせちゃうんじゃないだろうか?
実は、記事の最後の方に、児童生徒課のコメントとして、「就職率が上がったのは、少子化の中、大学などへの進学希望者が増え、相対的に高卒の有効求人倍率が上がったことも好調の要因…」とも書いてある。
文部科学省が、今回の『就職率のUP』と『進学希望者の増加』をどんな認識を持って見ているのかは書いてないけれど。
みなさんは、静岡県の高校生のうち就職希望者が22.7%(普通高校:10%、実業高校:50%)しかいないことを知っている?で、何の目的意識も持たないまま大学や専門学校に進学した学生たちが、結果、就職できないでいる現状を…。
ホントだったら、中学・高校時代に労働市場の全体像を見せなきゃならないんだと思う(見せ方の工夫は大前提だけどネ…)。
メディアからの情報の表面だけをさらうんじゃなく、何が起こっているのか?何が問題なのかを考えることが大切なんじゃない!?

記事とは何の関係もありませんが、先日、青山のホンダ本社ビルで撮ったジェンソン・バトンのヘルメットとウェアの写真です(何のこっちゃ…)。
高卒9年ぶり80%超す
県内は86.6%
今春卒業予定で就職を希望する高校生の就職内定率(2006年12月末現在)は前年同月比3.6ポイント増の81.5%で、1997年の同時期以来9年ぶりに80%を超えたことが16日、文部科学省の調査で分かった。静岡県は1.3ポイント増の86.6%だった。
内定率の上昇は4年連続。増加率も高い伸びが続いており、同省は「景気回復の加え、団塊世代の大量退職に備えた人材確保で、企業の採用意欲が強まっている」(児童生徒課)とみている。(後略)
出所:2月17日 静岡新聞
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1997年の同時期以来9年ぶりに高校生の就職内定率が80%を超えたって…!?
就職したい高校生が、就職できる環境に変化してきたってことについては喜んでいいんだろうけど、僕は両手を挙げては喜べない。というより、こういう見出しがコトの本質を見誤らせちゃうんじゃないだろうか?
実は、記事の最後の方に、児童生徒課のコメントとして、「就職率が上がったのは、少子化の中、大学などへの進学希望者が増え、相対的に高卒の有効求人倍率が上がったことも好調の要因…」とも書いてある。
文部科学省が、今回の『就職率のUP』と『進学希望者の増加』をどんな認識を持って見ているのかは書いてないけれど。
みなさんは、静岡県の高校生のうち就職希望者が22.7%(普通高校:10%、実業高校:50%)しかいないことを知っている?で、何の目的意識も持たないまま大学や専門学校に進学した学生たちが、結果、就職できないでいる現状を…。
ホントだったら、中学・高校時代に労働市場の全体像を見せなきゃならないんだと思う(見せ方の工夫は大前提だけどネ…)。
メディアからの情報の表面だけをさらうんじゃなく、何が起こっているのか?何が問題なのかを考えることが大切なんじゃない!?

記事とは何の関係もありませんが、先日、青山のホンダ本社ビルで撮ったジェンソン・バトンのヘルメットとウェアの写真です(何のこっちゃ…)。
2007年02月08日
社員の力を最大限に引き出すためにやるべきこと
今日は、ホテルグランド富士協力会からお声がけいただき、約70名の経営者のみなさんを前に、こんな演題で、お話しさせていただきました。
要旨は…
・雇用環境が大きく変化している中、「他社がこんなやり方してるから、ウチも…」なんて、横並び意識じゃダメ!
・経営者は、社員に何を期待し、従業員からは何を期待されているのかを知り、相互理解をしていきましょう。経営者・社員共に自立して、Win-Winを目指すのがいいんじゃない…!?
てな感じのお話です。
懇親会で、美味しい料理をごちそうになったから言う訳じゃないけれど、昨年、新築OPENしたホテルグランド富士、お世辞ぬきに、豪華でおしゃれ!
是非とも、利用してみて!!
関係者のみなさま、ありがとうございました。
要旨は…
・雇用環境が大きく変化している中、「他社がこんなやり方してるから、ウチも…」なんて、横並び意識じゃダメ!
・経営者は、社員に何を期待し、従業員からは何を期待されているのかを知り、相互理解をしていきましょう。経営者・社員共に自立して、Win-Winを目指すのがいいんじゃない…!?
てな感じのお話です。
懇親会で、美味しい料理をごちそうになったから言う訳じゃないけれど、昨年、新築OPENしたホテルグランド富士、お世辞ぬきに、豪華でおしゃれ!
是非とも、利用してみて!!
関係者のみなさま、ありがとうございました。
2007年02月06日
ワーク・ライフ・バランスって…
最近、メディアでもよく取り上げられる『ワーク・ライフ・バランス』。「聞いたことはあるけれど、どんなこと…?」な~んてみなさんに、わかりやすく解説しちゃいます。
『ワーク・ライフ・バランス』とは、「仕事と私生活を両立する」「やりがいのある仕事をしながら充実した私生活を送る」という考え方。類似の概念である『ワーク・ファミリー・バランス』が共働き女性の仕事と家庭の両立に力点を置いているのと比較すると、『ワーク・ライフ・バランス』は、ライフスタイルの多様化を受け、独身者・子供のいない夫婦・男性などの仕事と私生活の両立を目指しているのが大きな違いです。
米国企業は、1980年代の不況期、大規模な人員削減をキッカケに、「他社との競争に勝ち抜くためには人種や性別、未婚・既婚などを問わず優秀な人材確保をすることが必要」との考え方を示しました。一方で、優秀な人材ほど仕事と私生活の両立を重要視する傾向が強まってきたため、米国企業にとっては「社員の仕事と私生活の両立支援が人事施策上避けて通れない課題となった」というのが、『ワーク・ライフ・バランス』の概念が広まった一番の背景です。
具体的な両立支援策としては、子育てや介護に関する情報提供や援助、勤務時間外の職務能力アップのための機会提供、家族関係や健康に関するカウンセリング他多岐にわたります。結果、このような取り組みが社員の満足度をアップさせ、業績にも反映されているようです。
では、日本における『ワーク・ライフ・バランス』の実体は…。企業の視点に立って言えば「同業者との競争が激化しているのに、『ワーク・ライフ・バランス』どころじゃないヨ」という返事が返ってくるような気がするし、社員の視点に立って言えば(ライフスタイルが多様化しつつあると言われてはいるけれど)「仕事一筋で来た俺は、どうすりゃいいんだ」なんていう声も聞こえてきそうです。
とはいえ、わたしが就職・転職のご相談を受けるみなさんの中には、「大手企業で転勤を繰り返し、このままでは定年後に地元に帰っても地域への仲間入りが難しい」と一部上場企業から県内中小企業に転職した40代前半の方や、「子供にとって大切な学生時代、もう少しそばにいてやりたい」と転職のご相談にみえる方等、自分自身にとっての『ワーク・ライフ・バランス』をどうとっていくのが良いのかを模索しはじめる方が増加しているのも、また事実。
『ワーク・ライフ・バランス』という言葉も概念もまだまだなじみの薄い日本において、『ワーク・ライフ・バランス』の考え方が定着するまでには、まだまだ時間はかかると思うけど、「会社の制度が変わったら…」などと言っているんじゃなく、わたしたちひとりひとりが、自分自身の『ワーク・ライフ・バランス』を考え、実践していくことも必要なんじゃないでしょうか。
『ワーク・ライフ・バランス』とは、「仕事と私生活を両立する」「やりがいのある仕事をしながら充実した私生活を送る」という考え方。類似の概念である『ワーク・ファミリー・バランス』が共働き女性の仕事と家庭の両立に力点を置いているのと比較すると、『ワーク・ライフ・バランス』は、ライフスタイルの多様化を受け、独身者・子供のいない夫婦・男性などの仕事と私生活の両立を目指しているのが大きな違いです。
米国企業は、1980年代の不況期、大規模な人員削減をキッカケに、「他社との競争に勝ち抜くためには人種や性別、未婚・既婚などを問わず優秀な人材確保をすることが必要」との考え方を示しました。一方で、優秀な人材ほど仕事と私生活の両立を重要視する傾向が強まってきたため、米国企業にとっては「社員の仕事と私生活の両立支援が人事施策上避けて通れない課題となった」というのが、『ワーク・ライフ・バランス』の概念が広まった一番の背景です。
具体的な両立支援策としては、子育てや介護に関する情報提供や援助、勤務時間外の職務能力アップのための機会提供、家族関係や健康に関するカウンセリング他多岐にわたります。結果、このような取り組みが社員の満足度をアップさせ、業績にも反映されているようです。
では、日本における『ワーク・ライフ・バランス』の実体は…。企業の視点に立って言えば「同業者との競争が激化しているのに、『ワーク・ライフ・バランス』どころじゃないヨ」という返事が返ってくるような気がするし、社員の視点に立って言えば(ライフスタイルが多様化しつつあると言われてはいるけれど)「仕事一筋で来た俺は、どうすりゃいいんだ」なんていう声も聞こえてきそうです。
とはいえ、わたしが就職・転職のご相談を受けるみなさんの中には、「大手企業で転勤を繰り返し、このままでは定年後に地元に帰っても地域への仲間入りが難しい」と一部上場企業から県内中小企業に転職した40代前半の方や、「子供にとって大切な学生時代、もう少しそばにいてやりたい」と転職のご相談にみえる方等、自分自身にとっての『ワーク・ライフ・バランス』をどうとっていくのが良いのかを模索しはじめる方が増加しているのも、また事実。
『ワーク・ライフ・バランス』という言葉も概念もまだまだなじみの薄い日本において、『ワーク・ライフ・バランス』の考え方が定着するまでには、まだまだ時間はかかると思うけど、「会社の制度が変わったら…」などと言っているんじゃなく、わたしたちひとりひとりが、自分自身の『ワーク・ライフ・バランス』を考え、実践していくことも必要なんじゃないでしょうか。
2007年02月04日
続編で~す。「高校の先生の前でしゃべっちゃいました」の…
前回、日本の雇用環境が変化する中、高校を卒業し就職した職業人の約半分が3年以内に離職している現状を踏まえ、高校の先生の前で『職業教育に期待するもの』について話してきたことを書きました。
で、カウンセラー仲間にも意見を求めたり…。すると、「学校の問題じゃなく企業の問題だ…!」って怒り心頭でコメントする人、「学校の先生の指導力の問題だ…」とコメントする人、様々で、問題の複雑さもあり「現状が正しく認識されていないのかも?」と感じたり…。
僕自身は、90年代に上場企業のリストラのコンサルをやったり、離職を余儀なくされた職業人のサポートをしてきたし、「『企業』と『職業人』双方の言い分、わかるんですよね~」。な~んて考えてたら、僕の話を聞いてくれた実業高校の先生から、こんな手紙をいただきました。
↓
真面目に一生懸命働けば、とにかく家族みんながご飯を食べられる、そのために頑張っていた貧しい時代は、逆に生きやすかったと思います。
働いて少しでも給料が上がれば、自分も家族も幸せになれるような気がした時代は、専門教育もやり易かったかなと思います。
学生自身が納得する進路を選んでいく、リスクに対して主体的に対処できる。大変難しい課題ですが、しっかり考えていきたいと思います。
うれしかったです。『企業』と『学校』が、責任を転嫁しあうんじゃなく、協力してかなくっちゃ…!
また、見せ方の工夫をするのは大前提ですが、学生には、中学・高校時代に労働市場の全体像(現実)を見せなくちゃいけないんだとも思います。
で、カウンセラー仲間にも意見を求めたり…。すると、「学校の問題じゃなく企業の問題だ…!」って怒り心頭でコメントする人、「学校の先生の指導力の問題だ…」とコメントする人、様々で、問題の複雑さもあり「現状が正しく認識されていないのかも?」と感じたり…。
僕自身は、90年代に上場企業のリストラのコンサルをやったり、離職を余儀なくされた職業人のサポートをしてきたし、「『企業』と『職業人』双方の言い分、わかるんですよね~」。な~んて考えてたら、僕の話を聞いてくれた実業高校の先生から、こんな手紙をいただきました。
↓
真面目に一生懸命働けば、とにかく家族みんながご飯を食べられる、そのために頑張っていた貧しい時代は、逆に生きやすかったと思います。
働いて少しでも給料が上がれば、自分も家族も幸せになれるような気がした時代は、専門教育もやり易かったかなと思います。
学生自身が納得する進路を選んでいく、リスクに対して主体的に対処できる。大変難しい課題ですが、しっかり考えていきたいと思います。
うれしかったです。『企業』と『学校』が、責任を転嫁しあうんじゃなく、協力してかなくっちゃ…!
また、見せ方の工夫をするのは大前提ですが、学生には、中学・高校時代に労働市場の全体像(現実)を見せなくちゃいけないんだとも思います。
2007年02月01日
起業家派遣事業のお手伝い
今日は、NPO法人「SOHO・アット・しずおか」の起業家派遣事業のお手伝いで、静岡市立賤機中学校に行って来ました。
内容は、1年生114名を10のグループに分け、10人の起業家が、「自身のシゴトの内容、起業に至った経緯、シゴトの喜びや辛さを自分の言葉で語る」というモノ。
体育館はすっごく寒かったけど、中学生がうなずきながら聴いてくれたりすると、トイレに行くのも忘れちゃう?
終了後、聴かせてくれた歌のプレゼントに、チョッピリ目頭が熱くなっちゃったのは、年のせいかな…
内容は、1年生114名を10のグループに分け、10人の起業家が、「自身のシゴトの内容、起業に至った経緯、シゴトの喜びや辛さを自分の言葉で語る」というモノ。
体育館はすっごく寒かったけど、中学生がうなずきながら聴いてくれたりすると、トイレに行くのも忘れちゃう?
終了後、聴かせてくれた歌のプレゼントに、チョッピリ目頭が熱くなっちゃったのは、年のせいかな…
2007年01月31日
高校の先生の前でしゃべっちゃいました
本日、静岡県産業教育振興協会主催の産業界・専門高等学校連絡協議会でしゃべってきました。
講演内容は『キャリア形成支援の現場で感ずること』。教育功労者の表彰等もあり、厳か且つ和やかに会が進行していたので、「この空気を乱しちゃいけないかも…」などともチョッピリ考えたけど、思ったことを話してきました。
概要は…
・労働市場の現実:寄らば大樹の時代は終わったのに、老若男女、変化を認めるのを恐れてるんじゃないか?
・若者の早期離職:企業の問題もあるけれど、学校・家庭も労働市場の現実を理解し、子供たちに働くこと・生きることについて真剣に伝える努力をしなくちゃいけない!
・キャリア教育の先延ばしだけはしないでネ!
といったところです。
素直に自分の気持ちを伝えたのは、高校の教育への期待感からだと、失礼をお許しいただければ幸いですm(_ _)m
講演内容は『キャリア形成支援の現場で感ずること』。教育功労者の表彰等もあり、厳か且つ和やかに会が進行していたので、「この空気を乱しちゃいけないかも…」などともチョッピリ考えたけど、思ったことを話してきました。
概要は…
・労働市場の現実:寄らば大樹の時代は終わったのに、老若男女、変化を認めるのを恐れてるんじゃないか?
・若者の早期離職:企業の問題もあるけれど、学校・家庭も労働市場の現実を理解し、子供たちに働くこと・生きることについて真剣に伝える努力をしなくちゃいけない!
・キャリア教育の先延ばしだけはしないでネ!
といったところです。
素直に自分の気持ちを伝えたのは、高校の教育への期待感からだと、失礼をお許しいただければ幸いですm(_ _)m
2007年01月30日
数値のマジック?~高校生の就職内定率91.4%
静岡労働局が29日に発表した2007年3月新規高校卒業者の求人・求職状況によると、高校生就職内定率は12月現在、前年同月を1.5ポイント上回る91.4%となった。(中略)
求人数は前年同月より8.8%増の14,179人。産業別別では製造業が全体の57.3%を占め、前年同月比15.6%増となった。地区別は東部が5.1%増、中部1.8%減、西部19.6%増。(後略)
出所:1月30日 静岡新聞
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『高校生の就職内定率91.4%』、新聞の見出しにこんなコピーが出たら、みなさんはどんな印象を受けるだろう?多くの人が、「厳しいと言われている若年者雇用、そろそろ底を打ったかな」なんて、思うんじゃないだろうか?
とはいえ、記事をよく見てみると、求人数の底上げをしているのは西部地区の製造業だということがわかる。中部地区の求人数は前年同月比1.8%減と、決していい状況じゃないし…。
また、そもそもみなさんは、昨今の静岡県の高校生の就職希望率(就職希望者数/卒業者数×100)が22.7%しか無いこと、就職した人の約半分は、3年以内に離職していることをご存知だろうか?
数値化によってわかることも多いけど、表面上の数値だけを見ていても、コトの本質は見えてこない!?
PS 明日、静岡県産業教育振興会のお誘いで、高校の進路指導の先生向けにお話させていただくことになりました。う~ん、どんな話をしようかな~
求人数は前年同月より8.8%増の14,179人。産業別別では製造業が全体の57.3%を占め、前年同月比15.6%増となった。地区別は東部が5.1%増、中部1.8%減、西部19.6%増。(後略)
出所:1月30日 静岡新聞
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『高校生の就職内定率91.4%』、新聞の見出しにこんなコピーが出たら、みなさんはどんな印象を受けるだろう?多くの人が、「厳しいと言われている若年者雇用、そろそろ底を打ったかな」なんて、思うんじゃないだろうか?
とはいえ、記事をよく見てみると、求人数の底上げをしているのは西部地区の製造業だということがわかる。中部地区の求人数は前年同月比1.8%減と、決していい状況じゃないし…。
また、そもそもみなさんは、昨今の静岡県の高校生の就職希望率(就職希望者数/卒業者数×100)が22.7%しか無いこと、就職した人の約半分は、3年以内に離職していることをご存知だろうか?
数値化によってわかることも多いけど、表面上の数値だけを見ていても、コトの本質は見えてこない!?
PS 明日、静岡県産業教育振興会のお誘いで、高校の進路指導の先生向けにお話させていただくことになりました。う~ん、どんな話をしようかな~
2007年01月27日
図書館でしゃべってきました
今日は、先日予告した静岡県立中央図書館主催『図書館活用ビジネスセミナー』の日。
っていうことで、『自立した企業、自立した職業人』と題して、お話しさせていただきました。
伝えたかったことは3つほど…
1.雇用環境変化に伴って、会社と個人の関係も変化している。・非正規社員は、「仕事をして報酬を得る」って実感を持ってるだろうけど、これは正社員も同じ。「会社に勤めて給料をもらう」なんて意識じゃ、ダメなんじゃない…!?
2.経済社会環境が変化し、予測のつかない時代だ。自分の人生は自分で考えようよ!人と比べるんじゃなく、判断の主体は自分自身だよね。
3.企業も自立しなきゃダメ!?「他の会社がどうしてる…」って横並びを意識するんじゃなく、社員とどんな風に付き合うつもりなのかを明確にしよう。
聴いてくださったみなさま
短い時間に、ぎゅうぎゅう詰めに詰め込んで話しちゃってゴメンナサイ!?
っていうことで、『自立した企業、自立した職業人』と題して、お話しさせていただきました。
伝えたかったことは3つほど…
1.雇用環境変化に伴って、会社と個人の関係も変化している。・非正規社員は、「仕事をして報酬を得る」って実感を持ってるだろうけど、これは正社員も同じ。「会社に勤めて給料をもらう」なんて意識じゃ、ダメなんじゃない…!?
2.経済社会環境が変化し、予測のつかない時代だ。自分の人生は自分で考えようよ!人と比べるんじゃなく、判断の主体は自分自身だよね。
3.企業も自立しなきゃダメ!?「他の会社がどうしてる…」って横並びを意識するんじゃなく、社員とどんな風に付き合うつもりなのかを明確にしよう。
聴いてくださったみなさま
短い時間に、ぎゅうぎゅう詰めに詰め込んで話しちゃってゴメンナサイ!?

2007年01月25日
大学生との座談会
本日は、とある大学で大学生との座談会を実施。
テーマは、社会に出るにあたって、学生時代に準備しておかなくちゃならないコト・モノ
1年生から4年生まで、学部も性別もバラバラな5名に集まっていただいた。正解があるわけじゃないけれど、「特定の職業情報や知識の収集」じゃなく、「人付き合い」や「コミュニケーション能力」「何かをやり遂げたという自信」等が出てきたことに、チョッピリ安心。
長い人生、どっかの会社に入ることだけが目的の大学生活じゃ、さびしいもんネ!?
有意義な人生を過ごすための準備、大学生活を通して出来るといいんじゃない!
つたないファシリティトだったけど、ご協力、ありがとうございました。
テーマは、社会に出るにあたって、学生時代に準備しておかなくちゃならないコト・モノ
1年生から4年生まで、学部も性別もバラバラな5名に集まっていただいた。正解があるわけじゃないけれど、「特定の職業情報や知識の収集」じゃなく、「人付き合い」や「コミュニケーション能力」「何かをやり遂げたという自信」等が出てきたことに、チョッピリ安心。
長い人生、どっかの会社に入ることだけが目的の大学生活じゃ、さびしいもんネ!?
有意義な人生を過ごすための準備、大学生活を通して出来るといいんじゃない!
つたないファシリティトだったけど、ご協力、ありがとうございました。